タイ人プロゴルフファー、マークセンはどう思う？ ②

石川遼君のプロ入りは16歳3ヶ月で、山浦記義プロの16歳11ヶ月を抜いての男子ツアー史上初の最年少高校生プロゴルファーの誕生です。

男子プロは90年代までは青木、尾崎、中嶋の人気で盛り上がりましたが、その後はスター選手が不在で、長くテレビ視聴率や
ギャラリー動員数が低迷しており、女子プロの年間38試合に比べ25試合と13試合も少なく、遼君に期待がかかるのは
よく理解できます。確かサントリーも昨年でスポンサーを降りてしまいましたよね。淋しい気もします。

日本アマに6度優勝するなどアマチュア界で伝説の人“故中部銀次郎”は「真夏の暑い時にラフで一心不乱で
練習しているプロゴルフファーを見て、とてもプロにはなれない」と断念したそうですが、2000名以上いると言われる
そんなプロの世界で遼君は、大丈夫なんでしょうか？　ホント心配してしまいます。

でも16歳の遼君！昨年はこんな記録を残したと朝日新聞に掲載されていました。ティーショットの平均飛距離は、
佐藤えいちの300.22ヤード、B・ジョーンズ（豪）の296.03ヤードに次ぐ、 293.48で第三位だそうですヨ。
プロだけなら3位に宮里優作の292.59ヤードが入るそうですから石川遼君！やっぱり並の16歳とは違い凄いですネ。

処で、昨年日本ツアーでランク10位に入り、5000万円以上を稼いだ、我がタイ人プロゴルフファー、P・マークセンも
部門別ランキングでベスト3位に名を連なれています。

イーグル率（1イーグル獲得に要するラウンド）
１）P・マークセン7.00、２） 星野英正8.57、３）宮里優作 8.89
パーキープ率（パーかそれより良いスコアーを獲得する率）
１）谷口徹85.73％ 、２）藤田寛之85.42％、３）P・マークセン 85.36％

マークセン！　ベストテンで見ましたらこの他、平均ストローク5位、平均パット数6位、バーディ率10位、ドライバー飛距離8位、
サンドセーブ率（グリーンサイドのバンカーから2打以下の打数でカップインする確率）4位と大技、小技と大活躍です。

そして　極めつきは、主要9部門の順位をポイント化した“ユニシスポイントランキング”では、片山晋呉、谷口徹を
抑えて堂々の第一位です。もう　すっかり日本の実力者の仲間入りです。今年は念願の優勝が期待できそうですヨ。

こんなマークセン！石川遼君をどう見ているのでしょう？

17歳ですか？プロ入りしたあの韓国系女子プロゴルフファーとなったミシェル・ウイーも伸び悩んでいます。
今日の朝刊には、17歳の日系米国人、タッド・フジカワも、ハワイで開催されている「ソニー・オープン」で予選落ちが
伝えられています。

なんとか、頑張って生き残って欲しく思うのはワタクシだけでしょうか？　
ガンバレ！ガンバレ！　石川遼！！


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