都の近県 サムットサコン県に夜間外出禁止令が …

　
　昨日、バンコク都の近隣 サムットサコン県にてコロナ感染で夜間外出禁止令が発出されました。

一昨日、当ブログで「ミャンマーからの密帰国者による感染は広がる心配は無い」と話したばかり。
それが19日、サムットサコン県で、魚市場で働くミャンマー人労働者を中心に感染者548人を確認。

感染者のほとんどは無症状ですが、政府は19日から同県において１月３日まで、夜間
（午後10時～午前５時）の外出を禁止し、飲食店の営業は持ち帰りのみとしました。

　
　＜サムットサコン県はバンコク都の隣＞

確か16日かな、同県の海産物を扱うマハーチャイ市場で、エビを販売するタイ人女性（67）が
コロナ感染に罹かり、その後 18日には家族三人の陽性が確認されているとは 聞いていました。

感染経路は未だ明確になっていませんが、その女性に海外旅行歴はなく、行き来は自宅と
市場だけで、ほとんどの時間をマハーチャイ市場で過ごしていたといます。　市場には、
今でも 感染が広まっているミャンマーからの労働者も多く働いているとのことです。

　

そこで タイ保健省は、年末年始休暇に影響を与えないようにと、2,700人の検査を実施。
それで548人の陽性が確認されました。陽性が確認された多くがマハーチャイ市場で働く

勤務者と見られ、労働者の移動を制限するために、夜間外出禁止令が発出されたようです。
夜間だけでなくサムットサコン県がロックダウンにならなければ良いですがネ。要警戒です。

　
　＜マハーチャイ市場＞

サムットサコン県はタイ海産業の中心地の一つです。魚市場･水産物加工工場･漁船などで、
多くのミャンマー人も就労しているとのこと。ミャンマーでは国内に感染が拡大中であり、
100万人以上といわれるミャンマー人労働者を抱える政府は警戒を強めていた最中でした。

サムットサコン県はチェンライ･チェンマイ県と違って、大都市バンコクの近隣県ですからネ。
気になります。昨日までタイ国内の新型コロナウイルスの感染者数は、累計4,331人（死亡者

60人）です。既報されているように、感染者のほとんどは隔離中の帰国者と入国者で、国内
感染は ほぼ収束したとされています。サムットサコン県から広まらなければ良いですがねぇ～

　
　＜ヤック（タイの鬼神的存在）もマスク着用＞

タイ保健省は水際対策が大事と、スワンナプーム国際空港のヤック２体（巨人像）に新型コロナ
対策を呼び掛ける目的で巨大なマスクが装着させて、マスク着用の重要性をアピールしている最中。

また、入国許可証を取得した乗客の搭乗に限るなどの条件付きで国際線の乗り入れが始まっています。
１月６日からはJALとANAも週３便ずつ、羽田空港からバンコクへの定期便運航を再開される予定です。
国際空港以上に 陸路の近隣諸国からの入国者にも、マスク着用など水際を徹底して貰いたいですよネ。　　


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