先月に解任された元タイ代表チーム監督の西野朗氏が一昨日、タイ国のサポーター、
ファンをはじめ、サッカー関係者に『「2022 FIFA ワールドカップ出場」の目標を
達成することができなかった』ことについて、謝罪した内容が公開されました。
西野氏は、6月にドバイで開催された「2022 FIFA ワールドカップ」のアジア予選にて、
タイ代表チームは、第二次予選のグループGで4位に終わり、8試合で9ポイントしか
獲得できませんでした。 解任は、契約条件がワールドカップ出場だから仕方ないのかな?
当初は、タイサッカー協会(FAT)に敗戦の報告をした後、記者会見で所見を述べたい
と思っていたそうですが、タイ国のコロナ禍での状況を鑑み 見送られたと聞きました。
その謝罪内容は、“ドバイでのワールドカップ予選ラウンドのトレーニングキャンプと
その後も予定どおりに進まなかったことを本当に残念に思う。選手たちは皆、一生懸命
トレーニングしていた。チーム内にコロナウイルスが発生した際には、全員が自己隔離
することを余儀なくされた時もあった。このような中、チームを管理することは非常に
難しかった。 また、Jリーグでプレーしている選手を含むトップ選手の不参戦も、
パフォーマンスの低下を引き起こしてしまった“ と、述べています。 確かに その通り
なんでしょうが、ファンからは「言い訳ばかりだ」と批判の声も挙がっていましたネ。
コロナ禍など諸事情はどこの国でも一緒でしょう。 スポーツはサッカーだって、全て
結果が勝負の世界ですからネ。何を述べても、謝罪しても言い訳になってしまいます。
でも 一つ西野元監督に同情することがあります。タイ代表はUAE(アラブ首長国連邦)での
アジア二次予選のグループGにて、グループ最下位のインドネシアに痛恨のドロー。続く
UAEとマレーシアにも連敗を喫し、グループ4位で二次予選敗退となってしまいました。
その3試合ではJリーグで活躍中のチャナティップ、ティーラトン選手らトップ選手を
招集できない苦しい状況下での戦いでした。まだまだレベルが高くないタイサッカーには、
彼らが欠けると、戦力はガタ落ちしますからネ。これにはサポーターも残念がっていました。
西野朗氏は、18年ロシアW杯で日本代表をベスト16に導いた実績を買われ、19年7月にU-23
代表との兼任でタイ代表監督に就任しました。タイ協会との契約は来年1月までだったかな。
しかし、結果を残せず残念であったでしょう。 今度は日本で頑張ってほしく思います。
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