4月だったかな、タイ統計局が飲酒運転についての調査発表していたのは ・・・
昨年、15歳以上のタイ人5,390万人の内、過去1年に飲酒運転した人は535万人に上り、この内 飲酒
運転を 「飲むたびにしている」 は97 万人、「たまにしている」 は438万人だった、と 報告がありました。
日本では このような調査を 聞かないので、比較しようがありませんが、この飲酒運転者数って 凄い
数字ですよネ。 これじゃ~ ソンクラーンのお正月など、お祭り騒ぎがあると 益々 事故も増えます。

日本は 「飲んだら乗るな!」 ですが、タイは 「酔ったら乗るな!」 ですからねぇ~ 要するに飲んでも
酔っていなければ、運転していいという解釈かな。 勝手な解釈で、どれだけ酔ったか分かりません。
飲酒運転については、もっと厳しく取り締まればいいのになぁ~ と 常々 思っていましたら、また 一つ
新しい飲酒禁止法令が施行されましたネ。 道路上の自動車内での飲酒を 運転者、同乗者双方に 対し
全面的に 禁止する法令です。 違反した場合の罰則は、禁固6カ月以下と 罰金1万バーツ以下です。
この飲酒禁止法令が施行されましたので、日本と同様 「飲んだら乗るな」 に なりました (苦笑)。

そう そう、法令というハード面だけではなく、ソフト面も取り入れればいいんですヨ。 何年か前に
欧州で流行っていた 「ボブ運動」 を タイでも 普及させたら、どうでしょう? 効き目ないかなぁ~
それは、グループの一人が酒を 我慢して、飲酒した友人らを 車で送る運転手役のことで、その愛称を
「ボブ」 と名づけているんですネ。 「Who is Bob this evening ? (今日のボブは誰?) 」 と、
ヨーロッパの国々の多くのバーで、よ く聞かれる挨拶言葉と なっていたようですヨ。
この 「ボブ」 は、ベルギーで生まれたそうですが、飲酒運転事故に悩んでいたベルギー政府は、罰金を
最高額約170万円に引き上げると同時に、国の主要産業でもあるビール業界にも、飲酒運転防止策を
求めていました。 これは、売上を 落としたくないビール業界の苦肉の策だったんですネ。

酒場には、「今日のボブ」 を 決めるサイコロが置かれ、ボブ役が損にならないようにと、ビール
メーカーがボブに特製のキーホルダーを 配る配慮もしていたようです。 サイコロでボブ役を
決めるなんて、タイの人が喜びそうなゲームにもなりますよねぇ~
あれっ、「車内での飲酒を 運転者、同乗者双方に 対し全面的に 禁止する法令」 ってことは、運転手が
飲んでいなくても、同乗者が飲んでいたら いけないんでした、っけ? そんなことありませんよネ。

そう云えば、更に タイの国営企業敷地内での酒の販売と飲酒が、23日付で原則禁止されましたネ。
違反した場合の罰則も禁固6カ月以下と罰金1万バーツ以下です。 タイでは宗教施設、官公庁、教育
機関などでの酒の販売、飲酒が禁じられていますが、また 一つ 国営企業敷地内が加わりました。
タイは 飲酒に関して、益々 厳しくなっています。 良いことなんでしょうねぇ~


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