相変わらず落ち着かないタイの政局ですが 観光シーズンの今、大きな影響はないようです。
しかし、今年はタイ国際航空の運航トラブルも目立った年でしたねぇ~ つい直近の24日にも
コンケン発バンコク行きTG-043便のエアバス機が、スワンナプーム空港に着陸後に、ブレーキの
不具合で 消防車が出動する騒ぎを 起こしています。 幸い 乗客・乗員にケガはありませんでした。

格安航空のノックエアもタイ国際航空傘下なんですが、同機体の運航トラブルも入れると
今年は 結構 多いですヨ。 ニュースクリックが 運航トラブルを 列記していました ・・・
5月 タイ航空傘下の格安航空ノックエアのボーイング737―800型機が、タイ北部チェンライ空港に
着陸した際に、前方左側の車輪が外れる。
8月 ノックエア機が、タイ南部トラン空港で離陸に失敗してオーバーランし、草地に突っ込み停止。
9月 タイ航空のエアバスÅ330―300型機が、スワンナプーム空港に着陸した際に滑走路を 外れ、
前のめりになって停止。 乗客13人がけがを した。 同社は事故後すぐに事故機の機体のロゴを
黒く塗りつぶす隠ぺい工作を行い、批判を 浴びる。

10月 タイ航空の札幌発バンコク行きのボーイング777―300型機が、燃料漏れで出発を 翌日に延期。
ノックエア機が、タイ東北部ウドンタニ空港で着陸時に滑走路を 外れる。
11月 チェンライ空港に着陸したタイ航空のエアバスÅ300―600型機の後輪のタイヤ1本が十字に
大きく裂けパンクしているのが見つかる。
そして、冒頭に書いた 今月24日のトラブルですからねぇ~ 毎月のように起きています。
タイ国際航空も半官半民ですが、以前の日本航空のように 組織も たるんでしまっているようです。

トラブルだけでなく、経営も赤字が続いていますしネ。 24日のトラブルの前の20日には、
社長であるソラジャク・カセームスワン氏が健康上の理由で辞任すると発表しています。
実際は、1月~9月に63.5億バーツの赤字も出し、経営低迷と運航トラブル続きの責任を 内外から
問われた上での解雇でしょうねぇ~ 昨年は黒字だったんですが、トラブルによる客離れしょうか ・・・

そう そう、ここは 労働組合も強いんですよネ。 労組は 「業績不振は、経営政略とビジネス開発に
問題があったことが原因であり、監督する立場にあったすべて経営幹部に責任がある」 として、更に
アムポン役員会議長やチョクチャイ副社長も責任を 取れ、と 引責辞任を 求めているようです。
経営幹部は政府系からの天下りも多いようですが ・・・

日本でも例を 見てきたように、半官半民で労組が強い組織は いずれ崩壊の道を 辿っていますが、
タイ国際航空も そろそろ、日本航空を 会社更生法の適用から2年で営業利益2000億円という V字
回復を やってのけた稲盛和夫氏のような改革経営者を 送り込まなきゃいけませんかねぇ~
ちょっと見守りましょう ・・・? 見守ることが多すぎる、って! 確かに (苦笑)


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