東京のアチコチを散策していても、実に外国人観光客が多くなりましたねぇ~
タイ人の11 月までの累計では、約70 万3千人(5位)と もちろん過去最高となっています。
日本政府は2020年に日本を 訪れる外国人観光客数の目標を年間2,000万人としていましたが、
自信を持ったのか、目標を大幅に引き上げ、3,000万人とするとの発表もありました。
また消費額についても4兆円を目標とするようです。 数年前には考えられない数字でした。
日本政府観光局 公表の2000年代の訪日外国人観光数を振り返ってみると ・・・
2000年 476万人、2005年 673万人、2010年 861万人と年々増加していましたが、2011年には東日本大震災と
福島第一原子力発電所事故の影響により 622万人と大きく減少しています。 しかし2012年末から始まった
アベノミクスにより歴史的な超円高が解消されて円安が進むと大幅に増加し、同時にタイ国など2013年から
ビザ解禁が大きく影響し、13年は1,036万人と初の訪日外国人観光客数の1,000万人超えを 達成しました。
々
2014年は1,341万人を記録し、前年の過去最高記録を更新。また、2014年の訪日旅行客が使った
金額も過去最高となる3兆278億円を 記録しました。 2015年上半期(1~6月期)の訪日外国人
観光客数は、前年同期比46%増の約 914万人となり上半期の過去最高を 更新しています。
通年では1,800万人を見込んでいましたが、2,000万人に届くかも知れませんヨ。 構成比では7割近くが
アジアからとなっていますが、12月は、シンガポール・マレーシア・インドネシアからの学校休暇を
利用した旅行や、香港やカナダからのクリスマス休暇を活用した旅行者が来ていますので、さらなる
増加が期待されます。 そりぁ~ 2020年までの目標を大幅に引き上げ、3,000万人とするのも頷けますネ。
この外国人観光客訪問数では、タイ国もホックホクです。
一昨日、タイ政府観光庁は、今年の目標だった2,880万人を突破する2,900万人目となった
ロシア人の来訪者をスワンナプーム国際空港で迎え、歓迎式典を行なっています。
スワンナプーム国際空港に2,900万人目の来訪者が降り立ったのは23日だそうで、歓迎を受けたのは
ロシアからの観光客エレナ・スロボディアンさん。 思わぬ歓迎に感激の様子だったといいます。
副賞としてタイ国際航空から無料航空券や5泊分の宿泊券などが贈られていました。
過去、タイを訪れた来訪者は2013年の2,655万人が最高でしたが、それを更新し続けており、前回の
歓迎式が行なわれた2,800万人目から10日目であり、今年の目標だった2,880万人の突破も確実です。
昨年5月にクーデターや今年の8月に爆破テロがあったなんて、嘘のような出来事です!
日本よりひと足先に、3,000万人にどこまで迫れるのか、タイ政府観光庁は期待を膨らませているでしょう。
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