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英国にインラック氏の引き渡しを要求したのは?

2018年08月01日 | タイのちょっと気になる報道!
 
 職務怠慢の罪に問われてインラック前首相(51)が、最高裁での判決を
前に 衝撃の国外逃亡を企ててから、早いもので1年になろうとしています。 

そんな中、タイ政府は英国政府に対し 有罪判決を受け英国に潜んでいる
インラック氏について、引き渡しを要求したことを明らかにしました。

 
 <なぜ今なのか ・・・>

今年の5月に英国政府はインラック氏に対し、10年間有効の滞在ビザを発行しています。
今は英国に滞在し海外を行き来しているようです。兄のタクシン元首相とともに、世界
各地を回り、中国・シンガポール・ロシアなどを訪れており、日本へも複数回 訪問しています。

タイ政府は、インラック氏のタイ発行のパスポートはすでに無効化にしていますが、彼女の
パスポートはモンテネグロやニカラグアのパスポートを所持しているとみられていますネ。

国際手配されているタクシン兄妹ですが「国際社会では二人への実刑判決は、タイの政治対立に
よるもの」という見方が強く、二人の身柄引き渡しに応じる動きは、まったくありませんでした。

 

ましてや英国政府は、10年間の滞在ビザを発行していますので、身柄引き渡しに応じないことを
示した形となっています。 それからですネ、インラック氏が堂々と海外を外遊し出したのは …

ロンドンを拠点に世界各地を転々としながら、支援者などとの交流を続けている兄妹ですが、
ウボンラット王女と一緒にロシアで開催されたW杯の準決勝、イギリス対クロアチア戦を
観戦している写真がネットに流れ、国中を驚かせています。これは一大事に映るでしょうネ。

 
 <インラック氏の横には息子さんも>

ウボンラット王女(67)は、プミポン元国王の長女としてお生まれになりましたが、米国の名門
マサチューセッツ工科大学(MIT)に留学中に米国人と結婚(1972年)したため、王族籍は消滅

していました。が、離婚(1998年)し2001年に子ども3人を連れてタイに帰国。 父・国王の
配慮により、王族籍は戻っていないものの「実質的」には王族的な待遇を受けている方です。

王族としての生活を投げ打って同級生と結婚したこと、67歳になられた今も、テレビ番組の
メーン・キャスターなどを務めるなど、元王女の闊達な人柄に市民は憧れるんでしょうネ。

 
 <歌うウボンラット王女>

その人気は絶えません。当ブログでも自身が主催したコンサートでBNK48の「恋するフォーチュン・
クッキー」を歌い、拍手喝采されている写真を紹介したばかりです。ウボンラット王女は大変優秀な

方で、MIT時代には数学の学士号、その後 UCLAで公衆衛生の修士号を取得しています。その頭の
良さと闊達なお嬢様の自由奔放のギャップが、一般市民からしてみたら魅力を感じるんでしょうネ。

 

ウボンラット王女に政治的な思惑はなく、たまたま兄妹と一緒になったんでしょうが、憶測する
人はしますよネ。ましてや現政権は、来年の民政復帰に向けた総選挙を行なうとしています。が、
タクシン派は、依然として国を二分する勢力を維持しておりますから、ピリピリしています。
 英国に対しタイ政府がインラック氏の引渡し要求したことは、今後の英国の対応が注目されます。  



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