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タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの金メダルは? (2)

2008年08月21日 | タイの出来ごと、あれこれ
スポーツ論が語られる時には「ハングリー精神」という言葉、表現がつきもので、貧しい家庭、貧困国に育った選手は尚の事です。

アジアなどの国々なんか、ハングリー精神論を闘わせたら日本なんて比ではありません。しかし いくらハングリー精神が
旺盛でも、お金がかかるスポーツには資金やらスポンサーが必要不可欠です。ハングリー精神だけでは強くなれません。
高度な技術、体力をつけるにもお金が必要で、先進国などはハングリー精神の不足をお金でカバーしている面もあります。

しかしタイの場合は、民間会社がスポンサーになってメダルを獲得したり有名になったりすると、褒賞金の一部をスポンサーに
取られる仕組みもあるようで、けっこう選手も大変です。いっそうのこと、タイも中国のように養成学校を造って国が全面的に
スポンサーになったらと、オリンピックを観てそう思います。

さて、タイのメダルは女子重量上げでプラパワディー選手が金メダルを獲得後、メダルから遠ざかっていましたが、
ボクシング・ライトウェルター級のマナット選手が準決勝進出を決め、どうやら銅メダル以上が確定したようです。

マナット選手と言えば、前回のアテネ大会で金メダルを獲得して莫大な報奨金やらお祝儀を貰ったはものの、数年で使い果たし、
妻にも離婚され、“報奨金は分割にする”という前例をタイ政府に創らせた選手です。日本のワイドニュースでも流れましたので
彼の転落人生はちと有名になりました。その選手がリベンジして再びメダリストになるというのは、ホントご立派です。

更にタイらしい こんな話しも伝わって来ました。

ボクシングライトフライ48キロ級に出場したアムナート・ルーンルン選手(29)は、準々決勝でモンゴル選手に判定負けをし、
メダルは逃しましたが、タイの人々に大きな勇気と再挑戦の精神を与えました。と言うのも彼は、貧困家庭に育ったため
7歳でキックボクサーになりましたが、強盗の罪により禁固15年の刑を受けて三度目の服役中に刑務所でムエタイから
アマチュアボクシングに転向して力を付けて昨年に模範囚として釈放されたばかりだそうです。

そして同年、シカゴで行われた世界ボクシング選手権、タイで行われた東南アジア競技大会とも銅メダルを獲得したそうです。
アムナート選手は極貧の家庭に生まれ、16歳までタイ国籍がなく苦労のどん底を味わったハングリー精神の典型者ですが、
前科のある人がオリンピックに出場するなんて、日本の常識ではあり得ませんものネ。ホント タイならではお話しです。

でも今回の北京オリンピック、特にシンガポールなどアジアの国々の華僑や中国系の人々には考え深いモノがあるようです。
祖国中国でオリンピックが開催されるなんて「夢のまた夢」のようですヨ。ましてメダルのかかった試合での選手は大変な
緊張とプレッシャーが選手の肩にかかったと言われていました。我々日本人には解らない、これもお国事情ですネ。
タイと日本、最終的にはいくつのメダル獲得と逸話ばなしが出来上がるでしょう?


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中国のオリンピック (タイにはまったおじさん)
2008-08-21 16:56:42
 金メダル獲得のために 13億人から 選りすぐり 選手育成に国家ですべて面倒をみる。中国らしいやり方。貧困や格差から目をそらせるためにやっていること。日本非難も目をそちらに向かせて国内問題を猫だまししている。
 現在中国瀋陽滞在。ネットはつながりにくく 当局が操作していることは明白。スカイプも繋がらない。オリンピック直前からおかしくなった。インターネットもスカイプも。こんな国でオリンピックを開催するのは早すぎた。スモッグはひどく微風日には2~3キロ先はかすんで見えない。運転マナーは東南アジアでも類を見ない悪さ。痰はところかまわず。レストランで大きな声でわめく。列は並ばない。食事はブタが食べるようにグチャグチャと音を立てて食べる。マナーなんてあったものではない。こんな国でよくもまあオリンピックを開催したものだ。
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