タイの会社・スームスック社の新商品 コーラ 「est(エスト)」 、もう 飲みました?
さすがです、エストも セブンイレブンで 結構 良い場所に並んでいますねぇ~
先月13日に、ペプシコーラとエストがぶつかって、コカコーラが喜んでいるという話しを
当ブログに書きました。 → そのブログはこちらから

<だんだん エストが大きく感じてきました…>
事の顛末を おさらいすると、ペプシコが提供するペプシコーラの原液を スームスック社 (地場資本)が
国内5カ所にあるボトリング工場で瓶詰、48カ所の支店網を 通じて量販店に卸すという関係が長年
続き、ライバルのコカ・コーラを 大きく引き離し シェアトップ (約40%) の地位を 維持してきました。
ペプシコーラがコカ・コーラを 凌駕している国なんて、そんなにありません。
それが、12年からのライセンス新契約は、スームスック社から 「原液の値段を 安くするよう」 要望が
出されました。 処が、何を 思ったかペプシコは、スームスック社の完全子会社化を 狙い、それも

<ニューヨークにあるペプシコ本社…>
敵対的企業買収という強攻策でした。 ペプシコは1953年以来、スームスック社との間で瓶詰
及び 委託販売の独占契約を 60年もの間、結んできたのに … そりぁ~ 怒りますよねぇ~
これにスームスック社側も態度を 硬化、ボトラー契約を 解除し 独自ブランドのコーラを タイの市場に
投入することになって、現在 同社の新商品 コーラ 「est(エスト)」 が、店頭に並んでいるワケです。

<各国でペプシはコカ・コーラに負けている…>
やはり 60年もの間、小売店と現地人同士で関係を 築いてきた地場の底力は、違いますよねぇ~
スムスック社は、タイ全土に1,200台以上の輸送用トラックを 配備し、取引先は20万以上あるとか。
また それ以上に 何よりの味方は小売店です。 多くの販売店は 親の世代から人間関係が続いており、
ペプシコが仕掛けた敵対的企業買収に対して、身内同様に 怒りと嫌悪感で一杯だそうですヨ。

確かに米国ペプシコは、ネスレに次ぐ世界第二位の売上高を 誇る巨大食品企業で、東南アジア市場に
広く浸透しています。 だからと言って、長年のパートナーを ないがしろにしたことは、タイ人も
許さなかったですネ。 この米国らしい傲慢さは、いくら微笑みの国・タイでも通用しませんでした。
そう言えば、タイは戦中・戦後でも 独立を 維持した国という事実を 思い浮かべてしまいます。
ちょっと オーバーかな。 でも 日本を はじめ 巨大企業にとっては、良い教訓ですよ、これは ・・・
ペプシとエストの、その後の現況は 明日に続きますネ。


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