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何とか 何事も無く 今年の雨季が終わりますように!

2022年10月05日 | タイのちょっと気になる報道!

 大雨が続きますが 昨日 バンコク都庁は、4日から5日にかけて潮の満ち引き​​により海の

潮位が高くなった際に、川が氾濫する可能性があるので注意するよう警告していました。

 

今回の大雨は 川の水位を上げ、更に南西モンスーンの影響を受けた上流域からの増水が要因だ

としています。チャオプラヤー川は 海抜1.7 ~ 2メートル上昇する可能性があるといいます。

 

先月14日の当ブログで、“大雨が続いているが2011年に発生した大洪水のようには、

ならないだろう” と触れました。が、北部から流れ下っている水量は非常に多くなり、

同年の水量に匹敵すると、水害管理を担当するプラウィット副首相が述べています。

 

副首相は3日に、中部のチャイナート県やアユタヤ県の水害状況を視察しました。北部から

バンコク都を通過して海に流れ出る水の量を制限して、首都を洪水から守る為、バンコクより

北に位置するアユタヤ県など複数の県の低地に 水を迂回させ、水を蓄えるよう指示を出しました。

 

 <視察するプラウィット副首相>

チェンマイ県でも3日、大雨に見舞われました。主要河川のピン川の水位が上昇した

状態が続き一帯が冠水。住民は軍などに手助けされ住宅から高台に避難しています。

 

ピン川の水位が約5メートルになり、3日の水位は2011年の大洪水の時と、ほぼ同じ

レベルに達したといいます。更に周辺の川からピン川に水が流れ込む状態が続いている為、

住民たちも深刻な事態になることを懸念している情況です。 気になる報道ですネ。

 

チャチャート都知事は7月から8月にかけて、首都の低地の住宅地に洪水が発生することを

想定して、チャオプラヤー川からの決壊に対処する準備をしていたけど、どうなったかなぁ~

 

川沿いの88kmの洪水壁により都の大部分が保護されています。ですが、壁には20以上の

隙間があり、満潮が来る前に土嚢で塞ぐ必要があるといいます。”中華街エリアの一部で

脆弱な地域がいくつかあり、満潮時に洪水が発生しやすい” と、知事は指摘していました。

 

 <視察するチャチャート知事(右)>

“時間はかかるが10月までには完了したい” と言っていましたが、その後、対処したとの

報告や報道がありませんから、この雨季には終了していませんネ。何事もなければ良いけど。

 

でもチャチャート知事は7月には、洪水に備え様々な対処を施行しています。先月16日の

ブログでも触れた、冠水の要因となる排水溝が詰まり、或いは都内を守る第1陸軍兵士を

 

派遣させ、下水道を塞いでいるゴミの片付け等々を行なっています。これで都内も少しは

冠水・洪水の防御策になっているんでしょう。何とか何事も無く雨季を終わらせたいですネ。  



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