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タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイの深南部問題、中東のイスラム国と関わっているのか?

2014年11月03日 | タイのちょっと気になる報道!
  
 現在、日本大使館の ホ-ムページ にある危険情報でも、タイ深南部4県の扱いは、
「渡航の延期を お勧めします」 となっています。 昨日からの続きです ・・・

 
 
深南部では、2001年から武装闘争が本格化してから、タイからの分離独立運動が断続的に続き、
2004年4月には、警察派出所や軍基地を 襲撃した武装勢力を タイ治安当局が迎え撃ち、1日で
武装勢力側108人、治安当局側5人が死亡。 

また同年10月には、住民の逮捕などに反発したイスラム教徒住民約3,000人が警察署前で、抗議
デモを 起こし、治安当局による発砲などで7人が死亡、約1,000人が逮捕。 逮捕者の内78人が
軍用トラックで 収容先に移送される途中、窒息死するという二つの大事件がありました。

 

タイ政府は両事件後、数万人の兵士、警官を 深南部に常駐させ、力で鎮圧を 図ってきましたが、
テロは一向に収まる気配がありません。 現在でも、事態が沈静化するめどさえ立っていません。
2001年以降のテロ関連の死者数は約6,000人にも上りました。

 タイでは仏教・キリスト教・イスラム教・ヒンズー教・シーク教の5つの宗教が公式に認知されおり、
国民の90%以上は仏教徒です。 国民の3%~5%を 占めるイスラム教徒の大半が、南部5県に

居住し、地域の人口の80%を 占めています。 南部での衝突は、歴史的、経済的、政治的、
文化的などの様々な要因は、全て宗教の違いから起こり、複雑に絡み合い闘争が続いています。

 

 昨年でしたか、在タイ日本大使館を 通じて、日本政府が 「タイにおける人間の安全保障促進の為の
宗教間協力計画 」 というプロジェクトに、約300万バーツの無償資金協力を 行なったことがあります。

タイからの独立を 掲げるイスラム武装勢力とタイ治安当局の衝突が続く、タイ南部の紛争緩和に向け、
平和で安全な社会を 推進する知識とスキルを 持った人物を 育成するための 「ワークショップ」、
「トレーナー育成研修」、「青年キャンプ」 に資金を 提供するものと、聞いていました。 

 

異なった宗教を 信仰する者どうしが集まり、諸課題への理解を 進め、他者 (他宗教) との交流を
行なうことで、相互理解と人材育成に繋がることが期待される、と ・・・ その後どうなったのか?

 そんな中、タイ当局は とんでもないことを 始めました。 なんと、タイ深南部のテロ容疑者
100人の顔写真と氏名を 掲載した2015年用のカレンダーを 作成し、配布を 始めたんです! 

 
 
手配書は分かりますけど、何もカレンダーにすることはないと、タイ国内でも賛否両論です。 
これは、イスラム教徒の武装勢力へ、争いと暴力に火を つけ、刺激を 与え過ぎだと ・・・ 

 中東の 「イスラム国」 と、タイ深南部のイスラム・武装団が手を 組んだりするのか?
今 タイ国が一番 考えなければならないことは、南部のイスラム問題かも知れませんヨ。   



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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宗教戦争 (タカ)
2014-11-03 08:35:58
宗教って何でしょうね?
そんなことを考えてしまうだけでも気分が悪くなります。

憎しみが憎しみを呼ぶ現状は終わりは見えない気がします。
始まりは宗教問題でも、今は本当に宗教の問題なのでしょうか?
返信する
確かに ・・・ (nagaichi)
2014-11-04 15:42:54
確かに いつの間にか、宗教戦争と言いながら、どこでも いつの間にか すり替わっていますねぇ~
返信する

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