また また タクシン元首相、カンボジアに入り フン・セン首相と夕食を共にしていますネ・・・
カンボジア政府の経済顧問に任命されて以来 三度目のカンボジア訪問となります。
いくら給油が目的だったとは言え、アピシット政権側にとっては面白いはずがありません。フン・セン首相と
旧知の間柄であることは知られていますが、政府の経済顧問任命には タイ政府も国民も驚きました、
いやワタクシはじめ外国人も吃驚でした・・・ タクシン氏が最初に訪問した際、タイ政府は彼の身柄
引き渡しを要求しましたが、カンボジア政府はこれを拒否し、両国が相互に大使を召還する事態に発展し
今でも険悪な状態が続いている最中です、フン・セン首相も現タイ政府に盾ついて、よくやりますよねぇ~

<フン・セン首相>
タクシン氏は、アピシット政権に揺さぶりをかけながら タイ国内の反政府活動を隣国から鼓舞する事
と目的が明確ですが、カンボジア政府には何のメリットがあるんでしょう? ・・・ フン・セン首相は
本気でタクシン氏が政権に復帰するとでも思っているんでしょうかネ? いや友愛精神が強いのかナ?
そう云えば、760億バーツ(約2,128億円)に上るタクシン氏の資産の没収をめぐる裁判判決が近日中に
迫ったことも要因か、恩赦を国王に求める500万人分の署名を政府に提出したり、国王の諮問機関である
枢密院前で抗議集会を開いたりと、ここの処 タクシン氏派は なりふり構わぬ攻勢に出ていましたネ。
タクシン氏の焦りを感じますよネ・・・ でも こんな現実も明らかになりました。

<カンボジアに入るタクシン氏>
ある研究所が実施した世論調査では、政党支持率はタクシン元首相派の野党プアタイが34.2%、与党の
タイ民主党が30.2%と、アピシット政権が負けています。また バンコク大学の世論調査で民主党を
中核とする現政権に対し、 「期待外れ」 が54%と過半数が不満を抱いているとのことです。
それでかなぁ~ アピシット首相はタクシン元首相の施策・政策をことごとく潰していますよネ・・・
実質 廃止になりつつある 外国人富裕層の特権である 「タイランド・エリートカード」、全国で地区ごとに
学生一人を選び、海外留学の為の奨学金を支給するという奨学金制度、この資金に充てようとしていた
新宝くじ販売計画・・・ これらの政策を破棄・廃案と立て続けにタクシン色を払拭していますよネ。
しかし この自販機による新宝くじ販売計画では、ジーテックという米国のゲーム会社も絡みましたので
ひと悶着ありました・・・
長くなりますので明日に続きます。


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