タイでゴルフ友達になりましょ。

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タイも 創業者が亡くなる時代に ・・・

2012年03月20日 | タイの出来ごと、あれこれ
  
 米国の経済誌フォーブスが 毎年 まとめる 「世界長者番付」 に、タイからランクインされる常連の
一人である ドリンク剤 「レッドブル」 創業者のチャリアウ・ユーウィタヤー氏が 亡くなりました。

安置されている都内の寺院 クルアワンウォラウィハンで、23日まで通夜など行なわれ、24日に 荼毘に
付される予定だそうです。 バンコク都内のチュラロンコン病院で死去され、享年79歳でした …

 
<チャリアウ・ユーウィタヤー氏…>

オーストリアのレッドブル社に よって、世界的に 知られることに なった栄養ドリンク、レットブルの
フランチャイズ権保有比率は、チャリアウ氏が49%、同氏の息子が2%、同氏と共に レッドブル社を

創設したオーストリア人実業家が49% に となっているようです。 フォーブス誌によれば、総資産額は
約50億米ドル (約1,500億バーツ / 約4,050億円) と 推定されています ・・・  チャリアウ氏は、

 
  <日本でも売れ出している?レンドブル…>

 北部ピチット県生まれの中国人2世で、製薬会社勤務を 経て、TCFという会社を 設立し、鎮痛剤の
製造・販売を 行なってましたが、1976年に ドリンク剤 「レッドブル(クラティンデーン)」 を 開発します。

 1978年 当時 大正製薬のリポビタンDが独占していた市場に、クラディンデーン (赤いガウル) として
ターゲットを 低所得者層に 絞り、積極的な営業方針で市場に 参入してきました。 なんでも タイ国内

 
      <強そうだわ、赤いガウル…>

各地に 試供品を 100万本以上は 配布したと 聞きます。 その販売戦略が大当たりして成功し、
シェアの65%を 勝ち取って業界最大手になり、現在に 至っています ・・・

 レッドブルが世に出た経緯は ・・・ 

1984年、オーストリア人の実業家ディートリッヒ・マテシッツ氏が、商用でアジアを 歴訪した折に、日本では
リポビタンD、タイではクラディンデーンなど アジア諸国で、栄養ドリンクが大きな市場を 形成している事を
知り、欧米でも 同種のビジネスが成り立つと考え、クラディンデーンの世界の販売権を 獲得したとか …

 
   <タイのレンドブル、クラティンデーン…>

その後 独自の配合で 数年かけて改良し、今までにないエナジードリンクを 開発 「レッドブル」 の
名称で販売を 始め、2005年には売上・シェアともに 世界第一位になり、今では世界的なブランドに押し
上げてしまいました。 当時 商品開発に 当たり、特にリポビタンDから大きな影響を 受けたとか ・・・  

缶に入ったオーストリア産レッドブルは、現在 世界160ヶ国以上で販売されていますが、各国の薬品の
規制の関係から それぞれ分量・成分の違いはあるようで、日本のレッドブルは、栄養ドリンクではなく
炭酸飲料として、コンビニなどで売られています。 瓶のタイ産のレッドブルは、タイ国内のみの販売です。

             
<タニン・ジアラワノン氏> <ジャルーン・シリワタナパクディー氏> 
 
 因みに 「世界長者番付」 に タイからランクインされる常連、他の二人は、タイ最大級の財閥CPグループ
(セブンイレブン) の総帥、タニン・ジアラワノン氏 (71) と、アルコール飲料最大手タイビバレッジ、
不動産大手TCCランドなどを 所有するジャルーン・シリワタナパクディー氏 (66) ですネ ・・・・ 

まぁ~ 我々には 余り 関係ないですが、タイも 創業者が亡くなる時代に 入って来ました。  


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