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レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
本田 直之
東洋経済新報社

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「レバレッジ」と書いていたら、「レバレッジ」というのは、近年自己啓発のキーワードの一つになっているらしい。知りませんでした。・・・というわけでレバレッジ・シリーズの一つ、「レバレッジ・シンキング」を開けてみた。

DMWL(Do More With Less)、というキーワードがよい!パーソナルキャピタルから利息を複利で生み出す、という考え方がよい!仕組み化(=制度化)、フォーマット化、チェックリスト化、習慣化(スケジュール化)が最大のポイントであると見た。

ただ、本書には、費やした時間1に対して成果を無限大にまで引き上げることができる、と書いてあるのだが、無限大にするためには、自分自身のDMWLだけではなく、

  • 他人の知識も放り込まれていくようにするとか
  • それ自体が増殖していくようなシステムを作り出すとか

そういうことが必要であろう。つまり形成する資産が、自分だけのものではなく、多くの人の使用に耐えうるような客観性、安定性を持つ必要がある。

DMWLの思考法を、企業組織の議論に活かすためには、そのような発想が必要だろう。企業にとって、部門間を横断するような、仕組み化(=制度化)、フォーマット化、チェックリスト化、習慣化(スケジュール化)、というのは何か、ということを考えることがポイントである。企業改革プロジェクトにあたって、『V字回復の経営』をメンバー共通の物語として予め共有しておく、ということが紹介されているが、それもヒントになる。



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