宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

珈琲 茂菴

2011-01-23 22:47:13 | お気に入り

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続続・宗恵の『初心者のための茶道教室』の生徒さんのお一人が素敵なお店をオープンされました。

詳しくは麻生圭子さんのブログをご覧になってください。

http://keikoaso.exblog.jp/14752939/

http://keikoaso.exblog.jp/14754744/

http://keikoaso.exblog.jp/14760260/

http://keikoaso.exblog.jp/14763898/

わたしも近いうちにお邪魔いたします。






初稽古

2011-01-20 10:44:19 | 宗恵の茶道教室
Turu昨晩は初稽古。更好棚での薄茶点前。
しばらく間があくと点前もあやふやになります。
そのような時に『薄茶点前 風炉・炉 裏千家茶道点前教則 2』で復習すると良いですね。以前の教本より詳しくわかりやすいです。
帰り道は雪もやみ路面の凍結もなく無事に帰ることができました。冬の夜道は心配です。



寿堂製 鶴に雪松葉
携帯画像でごめんなさい。


薄茶点前 風炉・炉 裏千家茶道点前教則 2薄茶点前 風炉・炉 裏千家茶道点前教則 2
価格:¥ 2,100(税込)
発売日:2010-11-29



荘る(かざる)

2011-01-17 20:53:21 | 宗恵の茶の湯日記
昨年12月16日の記事に


裏千家では「かざる」を「荘る」と書きますが何故なんでしょう?
どなたかご教示くださいませ。


と書きましたら雪和さまから「荘厳(しょうごん)に由来する」とコメントをいただきました。
コメントだけにしておくのはもったいないので
ここに記事にして皆さまにお知らせいたします。

答えはウィキペディアにありました!
裏千家では入門の次に小習(こならい)という許状をいただきます。

【小習】裏千家では前八ヶ条・後八ヶ条の16条としている。前八ヶ条は貴人点・貴人清次・茶入荘・茶碗荘・茶杓荘・茶筅荘・長緒茶入・重茶碗、後八ヶ条は包帛紗・壺荘・炭所望・花所望・入子点・盆香合・軸荘・大津袋である。前後の区別は14代無限斎(淡々斎)からのものである。なお「飾」を「荘」と表記する慣習があり、これは仏教の荘厳(しょうごん)に由来する。


【荘厳】荘厳(しょうごん)とは、仏語で仏像や仏堂を美しくおごそかに飾ること。また、その物。お飾りともいう。宗派により異なる。
智慧・福徳・相好で仏などの身を飾る(包む)ことも意味する。
サンスクリット語のvyuha(分配、配列)が語源とされ、「みごとに配置されていること」「美しく飾ること」の意。漢字の「荘」「厳」はいずれも「おごそかにきちんと整える」 という意味。「立派で厳かな」という意味の荘厳(そうごん)は荘厳から派生した言葉。荘厳は一般には「そうごん」であるが仏教では「しょうごん」と読む。






初 初釜 その2

2011-01-12 11:33:48 | 宗恵の茶道教室
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お菓子をいただいてから休憩にあたる中立ち。あらためて席入りして、お濃茶・薄茶をいただきます。

淡々斎好 色絵宝尽臼水指
唐銅杓立
萩建水 波多野英生造
突羽根蓋置 山本閑浄造

朝鮮唐津肩衝茶入 井上東也造  仕覆 金春金襴
茶杓 大徳寺三玄院 長谷川寛州師 「寶船」
黒楽 佐々木昭楽造(結婚7周年記念)
茶 嘉辰の昔 上林春松詰




後炭手前の後、薄茶



祥瑞丸紋茶碗 福西雅之造
茶 竹浪の白 松籟園詰

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菊谷製 新発田銘菓 「初夢」  小茄子の砂糖漬けです




001今回のお席は水指を中心に道具組をいたしました。画像はありませんが初炭に旦入写 うさぎ香合を使い、この臼でお餅をついてもらいます(このアイデア・・・お月見のお茶事にも使えますね)。向付の羽子板でこの羽根を突いて、お正月らしさを・・・。


初釜は滞りなく終了いたしました。お弟子さんたちはどのような感想を持たれたでしょうか。今年も一緒に精進いたしましょう。


初 初釜 その1

2011-01-11 14:25:09 | 宗恵の茶道教室
昨日はわたしにとって、そしてお弟子さんたちにとっての「初・初釜」でした。お社中によって様々な初釜(本来、初釜というのはお家元だけの呼び方で、一般は初点式というのが正式です)がありますが、今回は一応「茶事」の流れで行いました。
雪が心配でしたがたいして積もらず一安心。もんぺをはいて長靴姿で会場の姉弟子さん宅へ参りました。

待合には干支のうさぎの絵馬が描かれた色紙と炭かざり。
火鉢を囲んでお湯をいただきます。
「お湯をお召し上がりのうえ本席へ」
寒いので腰掛待合は省略し、蹲で清めてにじり口よりお席入り。
待合での所作やら蹲の使い方、露地草履の扱い、にじり口からの入り方・・・など
ここまででも学ぶことがたくさんありますね。




床 大徳寺黄梅院小林太玄師筆 鶴舞千年松
釜 阿弥陀堂


初炭手前の後、一応「懐石」。




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向付 羽子板染付皿 福西雅之造
      帆立貝・あかにし貝・ほっき貝にほうれん草を添えて


形だけ一献の後、煮物椀・焼物・進肴


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寿堂製 花びら餅

昔のブログでずいぶん盛り上がった「花びら餅」です。
ご覧になってください。
http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/54412252.html


つづく