宗恵の「一期一会」

茶道教室の様子を中心に日々感じたことなどあれこれ綴ります。

初 初釜 その1

2011-01-11 14:25:09 | 宗恵の茶道教室
昨日はわたしにとって、そしてお弟子さんたちにとっての「初・初釜」でした。お社中によって様々な初釜(本来、初釜というのはお家元だけの呼び方で、一般は初点式というのが正式です)がありますが、今回は一応「茶事」の流れで行いました。
雪が心配でしたがたいして積もらず一安心。もんぺをはいて長靴姿で会場の姉弟子さん宅へ参りました。

待合には干支のうさぎの絵馬が描かれた色紙と炭かざり。
火鉢を囲んでお湯をいただきます。
「お湯をお召し上がりのうえ本席へ」
寒いので腰掛待合は省略し、蹲で清めてにじり口よりお席入り。
待合での所作やら蹲の使い方、露地草履の扱い、にじり口からの入り方・・・など
ここまででも学ぶことがたくさんありますね。




床 大徳寺黄梅院小林太玄師筆 鶴舞千年松
釜 阿弥陀堂


初炭手前の後、一応「懐石」。




009

向付 羽子板染付皿 福西雅之造
      帆立貝・あかにし貝・ほっき貝にほうれん草を添えて


形だけ一献の後、煮物椀・焼物・進肴


018

寿堂製 花びら餅

昔のブログでずいぶん盛り上がった「花びら餅」です。
ご覧になってください。
http://blogs.yahoo.co.jp/soukei0322/54412252.html


つづく