先日、夫が会津のお友達からいただいた図録です。
京都の茶道資料館と相国寺承天閣美術館で昨年10月1日から12月4日まで開催されていた展覧会です。行きたいなと思っていた展示ですので、ワクワクしながらページをめくりました。武家の茶ですからお道具に華やかさはありませんが、秀吉から拝領した茶壺や家康から与えられた水指、利休や織部からの手紙など素晴らしい資料が盛りだくさん!
論考も大変興味深く拝見しました。
松井家は足利家・細川家に使えた家柄。正保3年(1646)細川三斎没後明治3年(1870)まで代々八代城代として居城し、細川家筆頭家老を歴任しました。
利休のお点前を一番受け継いでいるといわれる肥後古流を今に伝えています。
そのお点前を一度拝見したいです。
現在熊本県八代市立博物館未来の森ミュージアムで「没後400年記念 企画展示 戦国武将松井康之の軌跡」が開催中。