昨日は大雪で延期になった姉弟子さん宅での大炉の勉強会でした。師匠のお孫さんNさんが長岡から参加。3人で教本を見ながら、お茶事の流れで楽しくお稽古いたしました。
まずはNさんがご亭主役。火鉢の温もりがうれしい待合で昆布茶をいただき、お席入り。本格的!まずは初炭。大炉のお点前は逆勝手ですが炭斗の炭の組みかたや羽箒も本勝手と同じです。
食事はコンビニ弁当を折敷にのせて・・・なんですが・・・
思いがけずこんなに素敵な煮物椀をご用意してくださいました。ハートのニンジンがいいでしょ美味しくいただきました。ご馳走さまでした。
お菓子をいただき中立ちです。
梅が枝 大和屋製
中立ちの間に後炭の炭を雪輪瓦の向うに仕組んでおきます。大炉の釜の蓋ってどこを切っておけば良いのでしょうか?この画像では上を切ってありますが・・・。 逆勝手のお濃茶点前をNさんがスラスラなさって美味しくいただきました。 さてお次はわたしの出番。 後炭ではこのようなお道具を使います。大炉ではこのお手前がメイン初掃き・中掃き・後掃きは初炭と同じなのですが・・・あ~やっぱり覚えていない・・・。大変良い経験になりました。 逆勝手の薄茶点前も帛紗の扱いからグチャグチャで・・・。茶碗のお湯や水を捨てる手は左・右交互・・・茶入・棗の蓋は茶碗と膝の間・・・やはりきちんと習わなくては・・・。 大炉は裏千家特有のお点前で、大きなお釜を持ち上げるのも大変だし、火箸を握りこんで焙烙を持ち上げて灰を全部あけたりでこれは男性のお点前だわ・・・と感じました。 このお点前は厳寒の茶。2月に限り行います。もう一回お稽古できればいいなぁ・・・。