昨年のクリスマス、急遽豊橋を訪れた際に駅ビルで求めた若松園の「ゆたかおこし」。おこし・・・というと「かたい」イメージだがこれはしっとりした食感の不思議なお菓子。お抹茶に良く合う。箱には
豊橋名物「ゆたかおこし」は明治34年豊川稲荷様に奉納して誕生いたしました。昭和3年天皇陛下御即位の年には豊橋市より名物として陛下に献上の栄を賜りました。「ゆたかおこし」は百年来の手作りで昔ながらの素朴でやさしい味わいの茶の湯菓子でございます。合成保存料、合成着色料等は無添加です。
●文豪井上靖氏の自伝小説「しろばんば」には「若松園の事や豊川稲荷の事や、話はあとからあとから湧いて来て尽きなかった」と綴られています。
と書いてある。3月に豊橋を訪れる時にはお店に寄ってみようと思う。
内田鋼一さんの鉄絵茶盌で一服。