昨日は11時に五反田で金曜日に東京へ戻った次男と待ち合わせて畠山記念館に行ってまいりました。茶の湯の美術館として有名ですが、わたしは初めて。閑静な住宅街にあります。
お着物姿のお若い方が大勢。入り口にこんな看板がありました。最近、表さんも青年部活動に力を入れていらっしゃいますね。青い目の素敵な青年も袴姿でお手伝いなさっていました。どのようなお席だったのかしら・・・。
館内にはお茶室がたくさんありますが、残念ながら拝見できませんでした。
今回は15年ぶりの公開となる野々村仁清作の「銹絵(さびえ)富士山香炉」が話題ですが、重要文化財本阿弥光悦作「赤楽茶碗 銘 雪峯」と「赤楽茶碗 銘 李白」を一緒に見ることができる、ということでやってまいりました。「雪峯」は思ったより小ぶりで、手の中にすっぽりと納まる感じ。高台も見えるような展示をして欲しかったな・・・。「李白」はスッとしたちょっと気取った感じ・・・。
小堀遠州作の茶杓「銘 一つ松」は溝口家伝来ということで、まさかこちらで新発田のお殿様にちなんだ茶道具を見ることができる、とは思ってもいませんでした。
館内の四畳半のお茶室で、お薄を一服いただきました。
畠山記念館の門です。門が閉まると「休」となるんですね。