nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

子どもたちから学ぶこと。~12月前のサーカス一家のヒトコマ~

2013年11月25日 01時49分03秒 | サーカスコーヒー一家日記
我が家は、子供が3人という
この少子化が叫ばれる世の中にして
大変賑やかな毎日です。


私自身が2人姉弟でしたので
子ども3人という生活は未知数でしたが
想像以上に毎日いろいろなことがおこります。

同じ親から同じように産まれてきても
性格は三者三様です。


今日のご飯はあさりのボンゴレスパゲテイィでした。

あさりを塩抜きしているとき、私も子供のころ好きで見てました。
お腹に入っている塩を吐き出す。
あさりは買ってくるのですが、
生きてることが塩抜きを見ているとリアルに感じられます。
私の場合は、それがフライパンなり、熱湯に浸けられて
「パカッ」と開いて面白がっていました。

しかし、今日水抜きしているアサリが
フライパンで火にかけられていく一部始終を見ていた
長女が一言



「かわいそう・・・」




そのあと見てられなくなって別の部屋で横になって
号泣していました。


「なんでも人間は生きていくために
いろんなものの命を食べさせてもらってるんやで」など
いろいろ説明したのですが
結局「あさりのボンゴレスパゲティ」っという
とても美味しいパスタは食べず、
納豆卵ご飯を食べていました。


あまりにも号泣するので、
ご飯も卵の納豆も「可愛そう」っと言いだして
食べないのかとないかと心配しました。


「わー開いた開いた!」っと喜んでいた私と
辛いまでの純粋な心を持っている長女との、
あまりの違いに愕然となりました。



でも、今の時代、お肉はスライスされて、
お魚は裁かれて売られている中で、「リアルに生きたもの殺して食べている」
っという実感が感じにくいのかもしれません。

でも、私も牛がお肉になるところを見たことはありませんが
長女には、アサリの姿があまりもそれに近いリアルな姿に映ったのかもしれません。


私自身、改めて食べ物に対する感謝の気持ちを感じさせてもらいました。


毎日、それぞれの子供たちから刺激を受けて
親も成長させていただいています。


この一連の長女の様子を見ていた次女は
ボンゴレスパゲティを食べながら
「お姉ちゃん、アサリ食べたくないんちゃう?」
っと、こちらもドキリという一言をいただきました。

コーヒーと同じように「際立つ印象的な風味特性」「オリジナリティ」は
それぞれ違うことが大切だと思いました。
(最後は無理やりコーヒーと絡めるところが、ピュアさをなくした大人なところです。)

そんな12月直前のサーカス一家の夜でした。





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