nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

夏の主役!セミたちに学ぶ「コーヒー地域性」②

2021年07月28日 07時18分15秒 | サステイナブルコーヒー
おはようございます!

昨日の続きです!

なんだかんだ言って
私は、
山で聞くヒグラシの鳴き声が
大好きです。

なんとも
切なくなってくるのは
年のせいでしょうか笑

セミも地域によって
種類が違うので
夏のイメージが違いますね。

ウエザーニュースより

こんなわかりやすい分布図がありました。
個人的には
北海道の「その他」が気になります笑

コーヒーの嗜好にも
実は地域性があります。

コーヒーは
今や地域に根差した
食文化のひとつです。

オダシや味噌の地域性のように
コーヒーも好まれる味わいが
地域で大まかに違いがあります。
もちろん全てが当てはまるわけではありません。

私が感じる限り
テレビやネットなど情報があふれると
地域の文化が薄まっていくように
コーヒーの嗜好の地域性も特徴が
なくなりつつあるように感じます。

ただ、
北海道、関東、関西(大阪、京都、神戸)、九州、沖縄などで
好まれる味わいの違いがあります。

関西でも
大阪、京都、神戸などでも微妙に違いがあるように感じます。

同じように関東でも九州でももっと細かく地域で
好まれる味わいに違いがあるんだと思います。

北海道は、深煎り文化なのですが
経験上、水の質のためか
そんなに苦味が味わいとしてでません。
ですので、深煎りしてもエグ苦くならないような気がします。

東京の方の嗜好は、
中煎りぐらいの柔らかい味わいが好きな方が多い。
以前、卸先さんでしっかりコク深い味わいの豆を使われていたら
「苦すぎる」ということで
コーヒー豆の種類を変えたこともあります。

九州も比較的
苦すぎないマイルドな味わいが好まれています。

大阪では伝統的にガツンと苦くミルク砂糖とタバコにあう
味わいが好まれてきています。喫茶店文化なのでしょうか?

京都でも昔から喫茶が多く
苦味を楽しむものとしてコーヒーは嗜まれてきたようです。

私のコーヒー師匠である
圓尾先生は科学的に分析されています。





嗜好を数字的に分析することは難しいですが
コーヒーを食文化としてとらえて調べることは
とっても興味があります。

そして
新しい文化として
嗜好の伝統的な嗜好性とは別に
この20年ほど前から
「浅煎りコーヒー文化」も
若い世代で広まってきています。

この世代のコーヒーに対する嗜好が
どのようなものになっていくか
これにも興味津々です。

若い時は
流行りの浅煎りコーヒーを
飲んでいた人が
年代が上がるにつれて
変化するのかしないのか
どうなるんでしょかね?

っと
コーヒーマニアの
一人芝居のようになってしまいましたね笑


京都のコーヒー文化を知るのに
ピッタリの本があります。
「京都 喫茶店クロニクル」です。
とても濃い内容です。
お勧めです!

なかなか今は旅行が気軽に行けませんが
違う土地に行った時に
チェーン店に行くのではなく
地域のお店で
その土地のコーヒーを楽しむと
旅行がより楽しいものになります。

っということで
今日も
サステイナブルなコーヒーを飲んで
良い1日をお過ごしくださいね!

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毎日のコーヒーで心地よい暮らしを。
京都北山
自家焙煎スペシャルティコーヒー豆販売店
サーカスコーヒー

定休日 日曜月曜祝日
京都市北区紫竹下緑町32
http://www.circus-coffee.com
https://www.circus-coffee.jp
https://circus-coffee.ocnk.net
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