nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コンゴ民主共和国チェガンダ村のコーヒーが再入荷しました。

2016年11月20日 21時31分22秒 | コーヒー産地情報
コーヒーは、

世界の国際情勢に大きく影響を受ける商品であるということを

多くの方の知ってもらいたくて

以前取り扱っていた

アフリカ中部のコンゴ民主共和国の南キブのチェガンダ村で

栽培されたコーヒーを再入荷しました。




私もこのコーヒーを取り扱うまで
コンゴ民主共和国については、ほとんど知りませんでした。
そしてこんなに高品質なコーヒーが栽培されていることなど思いもしませんでした。


そして、前回取り扱いしていたことは
国内の内乱状態から落ち着き、
コーヒー栽培を通じて、元民兵などの雇用の場所として
コーヒー農園が整備されつつあり、復興の途中にある国だということでした。
コーヒーの品質はあまり期待していなかったのですが
復興途中にある段階としては、驚くほどの素晴らしい味わいを感じました。

そして今後のコンゴ(だじゃれ ではありません)を期待していたのですが
来季はほとんど日本に入荷しないという事を知りました。


今年、コンゴでは、大統領選挙があるということで
とても外国人が入国できる状態ではないということでした。
一部の出荷できるコーヒーも、世界の大手がほぼ買い占めてしまったということでした。


ただ、まだ若干日本国内にある前回と同じ品質のコンゴ民主共和国の在庫から
今回、再入荷することにしました。

高いポテンシャルを持つアフリカンコーヒー、
コンゴ民主共和国のコーヒーをこれからも飲みたいと思います。
そういう思いも込めて、味つくりをしたいと思います。

そして、「コーヒー」という商材が
自然環境の変化や地域の社会情勢などに大きな影響を受ける商材であることを
知って感じてもらうことで、
なにげなく飲んでいる1杯のコーヒーが
とてつもなく多くの思いやメッセージの入った深い味わいになることを感じていただけたらと思います。





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