nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

大手と個人商店の住み分け 〜その価格の意味を考える〜

2021年04月20日 07時41分30秒 | サステイナブルコーヒー
おはようございます!

今朝のサーカス家のコーヒーは

エチオピア ゲシャビレッジ グリーンラベルです。




そりゃ美味しい笑



先日、
お店に某世界的有名コーヒーメーカーから
ダイレクトメールが届きました。



「あなたのお店で自家焙煎をはじめませんか?」
って書いてありました。

「???はじめてますけど・・・」

大手さんが
新しいビジネスを始められたらしいです。

そのHPを見ると
途中まで焙煎したコーヒー豆を買って
全自動焙煎機でボタンを押すだけで
短時間で
その豆にあった焙煎をして
自家焙煎豆の出来上がり。
それを販売しませんか?

って感じでした。

さすが超大手。
規模がすごい。

Nプレッソのマシンを無料で配って
カプセルを販売するビジネスの
業務用バージョンのようです。

大手さんは
やっぱりすごいです。

そんな大手さんと
うちみたいな
超零細自家焙煎店でも
同じ「コーヒー」
を販売しています。


使う原料も
大手さんは、
供給量も大きいので
たくさんの安定した
コーヒー豆が必要となります。

私たちのような
小さなお店では
数十キロしか出荷されないような
希少なアイテムをご紹介したりしています。

生産者から
製造者、販売者(私たち)の顔が見える
まさに顔の見えるコーヒーを
味わうことが出来ます。



しかし
大手さんは
大量に仕入れるので
価格は安くなります。

私たちのような
個人店は
仕入れるアイテムが
手のかかった
希少な原料となりますので
価格は高くなります。

大手さんと
同じ原料ではありません。

最近は少なくなりましたが
たまに
「お高いですね」
と言われることがあります。

まったく同じものであれば
「高い」
と言われてもしょうがないですが
元々が違いますし
「価値」が違います。

もちろん
安い方が購入しやすいです。
大量生産されているので
コスパは高いかもしれません。

ただ
購入する時に
ただ「安い」「高い」
の評価だけでなく

どうして
その値段になっているかを
少し考えて
「選ぶ基準」に
してもらいたいです。

これは
「コーヒー」
を選ぶ基準だけではないですね。

お昼を大手牛丼チェーンですませて
1000円のコーヒーを飲む人もいます。

1000円のランチを食べて
100円のコーヒーを飲む人もいます。

大切な自分のお金を使うのに
それぞれの価値観で
自分にあった
選択できる
「正しいモノサシ」
を持つことが
大切だと思います。

そして
わたしたちは
その価値を伝えて

「買ってよかった」

っと思ってもらえる
商品やサービスを
提供しないといけない

と考えます。


っということで
今日もよい1日を!

















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