nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

「焙煎」誕生の歴史

2020年01月18日 20時49分48秒 | サステイナブルコーヒー
今日は、

午前中、末っ子くんの

陸上教室体験に行ってきました。

私が中学生のころ、

陸上部に入っていたので

久々にトラックに立ってみると

久々にゾクゾクしました笑



「ヨーイ」の静けさが

私にはたまりません。

末っ子くんの初めてのトラックで

なにか感じてもらえればと思います。

「はじめて」っということで

今では普通に「焙煎」をしていますが

「はじめて」焙煎されたのは

いつごろなのでしょうか?

「なまこを初めて食べた人はだれだ?」

みたいな感じですが、

珈琲は発見当初は

コーヒーの生の豆を砕いて

煮出しして、回教寺院の中で

「秘薬」として飲まれていたということです。

どうやら1300年代になって焙煎され始めたようです。

中国では、烏龍茶が誕生したあたりだそうです。

日本では鎌倉から室町時代という時期です。

そして

そのきっかけはいくつか説があるそうです。

・山火事説
山火事によって焼けたコーヒーの果実から良い香りがして

それを砕いて煮出したところ、美味しかったという説。

・発芽防止説
神による「秘薬」として利用していたので

コーヒーが持ち出されないよう

発芽しないよう火を通していたら

火が強過ぎて、焦げたときに

いい香りが漂ってきて焙煎が発見されたという説

・煎じ損ない説
煎じていたら、煎じ過ぎて

水分がなくなり、焦げたときに

美味しく出来た説。

伝説的な話が色々とあるんですね。

「ナマコはじめに食べた人」の覚悟に比べたら

焙煎は比較的必然的なところがあると思いますね。

今度、生豆の煮出し汁と作ってみたいと思います笑

元気が出て

24時間働けるかな(笑)

参考文献 コーヒー学講義 人間の科学社