nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

東ティモールの生産者の方に聞いてみたいこと、伝えたいことを募集します!

2018年07月20日 21時54分59秒 | サステイナブルコーヒー





今朝から、恒例のラジオ体操が始まりました!

ここ数年、全出席してきたのですが、

今年は最後の数日、

日本にいないので

全出席は不可能です。

大変心残りです。


来月8月上旬から

東ティモールに

「フェアトレードコーヒー生産者を訪ねる旅」に

参加することになりました。

そのことを先日、

学生時代の友達に話すと

「東ティモール???なんでそんなところ行くの?」

って感じでした。


確かに(笑)



まず場所ですが

オーストラリアのすぐ北のティモールという島の東側です。

15年ほど前に植民地化していたインドネシアから独立したばかりの

新しい国です。



長い植民地支配を受けた結果

念願の独立を果たしたのですが

この国から輸出できるものは

コーヒーしかありませんでした。




そんな中で、日本からの支援団体が

コーヒー生産者の支援をはじめました。

そして、技術を指導して

自立の道をお手伝いされています。

なんどかお話していますが

この独立の混乱期に

この島のインドネシアの西ティモールで住んでいました。

当時私は真珠養殖の仕事をしていて

東ティモールからの難民が沢山押し寄せて

港が難民キャンプのようになっていました。

とても近いところにでいたので

東ティモールのコーヒーは

いつか扱いたいと思っていました。

ただ

品質に不安があって

正直なかなか扱えませんでした。

ただ、2年ほど前にサンプルをもらってテイスティングしてみたら

想像していた以上によかったので

お店でご紹介することにしました。


それから2年して

今回ツアーに参加することにしました。


私は、「コーヒー」の価値として

もちろんコーヒーの「味わい的な品質」が

一番大事なところだと思っています。


ただそれだけではない、

「社会的価値」という部分を持っているのが

コーヒーの特徴のひとつだと考えています。

コーヒーには歴史的に「奴隷」「搾取」「植民地支配」など

生産者という作り手が虐げられてきた歴史があります。






ただ、「高品質なコーヒーを作る」

「美味しいコーヒーを飲む」ためには

生産者の生活が虐げられていてはいいものはできません。

生産者の方々と消費者が共にハッピーな関係でないと

いいものはできないし、また、持続できないと思います。



今回はコーヒーの「社会的な役割」「可能性」が

本当にあるのか、機能しているのか


フェアトレード(直訳:公正な取引)が機能して、

現地の方たちがコーヒーを栽培・収穫・精製を生業にして、

少しでも現地の方たちの生活が改善・安定しているのか

それを、自分の目で肌で感じてこようと思っています。


そして

東ティモールで作ってもらったコーヒーが

遠い日本でどのように飲まれているか

評価されているか

おこがましいですが

日本の皆様の代表?代弁者として

伝えてこようと考えています。



ツアーの中で

2泊、実際のコーヒー農家さんの家に

ホームステイする予定になっています。

このブログを読んでもらっているあなたが

もし「自分が行くことになったら」

ということを想像してもらって

「聞きたいこと」や「やってほしいこと」など

何なりとご連絡いただければ

出来る範囲で聞いたり、したり、現地の方に伝える、など

皆様の代わりにやってきますので

メール、メッセンジャー、お手紙でも

ご連絡いただければ

私も本当に嬉しいですし

現地の方も喜ばれると思います。

皆様もメッセージお待ちしてます!


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