
中央前橋駅近くの建物の外壁で暮らすツタです。いつの間にか、すっかり緑色になってました。
近くでは、シランが咲き始めています。今年は、なにごともすごく早いです。
今朝、5時ころに起きたら、室温は18℃を超えてました。外は14℃、暖かいです。パジャマのまま、ブログを書きはじめています。隣の椅子では、キキが長くなって寝ています。
玄関に大きなボタンです。姉が日吉町の家の庭の牡丹の花を届けてくれたんです。「一番大きなのもってきたから…」だって。作業中だったんで、愛想なくてすみませんでした。
昨日の朝、「もしかしたら今日は雀様の春の大祭かもしれません 」って、Y子さんからメールが来ました。「用事もないですから、出かけてみましょう」って返事をしました。
で、家の片づけすませて、自転車で出かけました。
日吉町で道端の草の葉を食べてる猫に会いました。一生懸命食べてました。胸焼けしてんだな…
下小出あたりかな、菜の花の向こうに八重桜です。まだ春っぽさが残っている初夏です。でも、観に行くのは『春の大祭』なんです。
青柳の大師様の西側の道を真っ直ぐに行くと赤城白川に出ます。狭い橋を渡ると、その向こうは一面の桑畑でした。でしたってのは、私が子どもの時のことです。今は、桑畑はありません。
ここまで来ると、雀さまの祭囃子が聞こえてきました。
橋から左手の方を見るとこんもりとした杜が見えます。雀さまの杜です。雀さまのある小高い山は、『流山』だと思うんです。
赤城山の南山麓には流山地形があちこちにあります。そして、流山の頂には、たいてい社が祀られているんです。同じ流山の橘山にも、十二山にもあります。
こういう流山は、20万年ほど前に、赤城山は大きな山体崩壊を起こしたんだそうです。その時に発生した『岩屑なだれ』によって、こうした流山がつくられたって聞いています。
もっと詳しく知りたい方は、用語の解説はコチラを、群大の早川研究室の『赤城火山の成り立ち』はコチラをご覧ください。
この杜の中に雀さまはあるんです。
赤城白川の堤防上の道から雀さまの参道に入ると、新緑の小道です。緩い坂道を少し行くと、石の鳥居が見えてきます。お祭りなので、提灯が飾られていますけど、いつもは、静かな参道です。祭囃子にまざってシジュウカラの声が聞こえます。
鳥居をくぐると社があります。拝殿に向かって右手に広場があって、子どもたちがお囃子を演奏してました。
「雀さまのお囃子が聞こえてくるとね、じっとしていられなくなって…」、メールをくれたY子さんは、前にこんなことを言ってました。
雀さまは、旧青柳村(今の青柳町)の村社、神明宮なんです。それで、春に例大祭が催されるんですね。
新緑に包まれた小さなお祭りです。でも、いい感じです。素敵です。
雀さまって何だろうなって思ってたんです。地元の人に聞いて見ればよいのでしょうけど、まだ聞いてません。
鳥居の額には『神明宮』と『雀大神』と二列に文字が刻まれています。
茨城県の古河市に『雀神社』という大きな神社があります。この『雀』は『鎮(し)ずめ』が転じたんだって聞いています。
そんな理屈や由来はどうでもよいみたい、みなさん、雀さまって呼んでるんですから。
お囃子の演奏を終えた子どもがワタ飴を食べてます。広場の隅にしつらえられたテントでは、ワタ飴と、おでんと、焼き饅頭が供されていました。
のんびりした、村の春祭りです。
Y子さん、雀さまで遊んできましたよ!
家に戻ったら、キキは女王様みたいにお昼寝してました。
そういやさ、このブログで最近面白いことが起きたんです。このブログは、平均すると一日あたり1,500ほどの閲覧数(ページ・ビュー)があるのですが、多くはトップページかその日にアップしたページにアクセスしています。それから、前一週間ほどの間の記事へのアクセスがそれに続いています。ところが、時々特定のページに集中することがあるんです。
21日はね、去年の10月13日の「楽しい『ご近所ごっこ』としての『城四まつり』をご覧ください」という記事に63件のアクセスがあったんです。
4月21日のことなんです。
青柳町のお祭りを見てきて思い出しました。
雀さまの帰り道、キキの食餌を買ったり、いくつか買いもんしたので、少し遅い昼食になりました。もちろん麺食いです。
皿は、右上から、錦糸卵、ニンジンとピーマンの炒めもの、筍煮、下右から、ネギニラベーコン、ゆでキャベツ、からし菜、梅酢生姜なんです。麺は桐生市新里町の『中車』のひも川、汁は麺つゆにポン酢加えた酸味の効いた汁です。手前の小鉢にひも川とって、好みみ具をのせて汁かけていただきました。
夕食はね、酒呑めないけど酒の肴風のが食べたくて、豚のレバー焼きました。塩コショウだけです。添えたのは炒めたネギニラです。道下さんで新しいペッパーミルを買ってきたんで使いたかったってのもありました。
それと、『中車』のひも川つかった肉みそうどんです。肉みそには残り物の筍煮を刻んで入れて、酸味の効いた汁でいただきました。うどんは半玉分です。小食なものですから。
しばらく、麺食いの日々が続きます。
前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。前橋のまちで、毎年春に開かれる『美登利会』に参加しています。
お稽古場は、城東町4丁目です。
今年の『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください。
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております。
5月22日には、山形県天童市で開かれる舞踊会で『鶯宿梅』を踊ります。
若柳糸駒
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