猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

森田りえ子さんが描いた東大寺の絵馬が届いて、神棚の設えを済ませ、正月料理は〆の4品、生き続けている喜びとともに年を越します…

2021-12-31 08:08:34 | あんじゃあない毎日

COCOが絵馬の脇で神妙な顔をしています。
この絵馬は奈良・東大寺の干支の絵馬です。古典芸能解説者の葛西聖司さんから三代目若柳吉駒(ユキ子さん)に届きました。


東大寺のこの絵馬はただもんではありません。日本画家の森田りえ子さんが描いた絵馬です。右下には落款、地面には署名が入っています。うしろ向きの虎は子虎のようですね、愛らしいです。森田りえ子さんのオフィシャルサイトはこちらです。さすが東大寺ですね。

 内玄関の暖簾も干支のもようのものにかけ替えられました。寅もいますよ、ポップアップして探してください。

 
私の朝の仕事は神棚の清掃して、お札の入れ替え、供え物の整えることでした。お札は、御神札のほかに、熊野神社、車折神社、高尾山、大蓮寺弁財天、伏見稲荷……、お付き合い先が多いものですから間違いのないように確認しながらになります。最後にお供えを進ぜて正月の支度が整いました。

 


それからJAファーマーズ朝日町店へ今年最後の買い物です。切り三つ葉や鶏肉など雑煮の材料なんかです。向かいのこども公園では子ども連れの家族が遊んでいました。29日よりはずっと穏やかな日になっていました。


凧が上がりました。いいですね、二人の息子に上州剣凧を作ってやって利根河原で揚げたことを思い出していました。2018年12月に見つかった食道がんはステージ2、「5年後生存率51.4%」と教えられて迎える3度目の年の瀬です。

 家に戻ってPCをいじり始めると、COCOがすぐに膝に乗ってきてしまいました。作業できないので、岩神の養田鮮魚店へ行くことにしました。

 

 
石川橋の上から見た広瀬川です。山は榛名山、柳原の水門もちょっとだけ見えています。冬枯れの広瀬川です。オナガの群れが鳴きながら川を渡って行きました。川岸の木の枝に止まった一羽を撮ることができました。養田さんちでは頼んでおいたヒラメ、マグロ、加熱用の牡蠣を受け取りました。鮮魚ケースに尾頭付きの魚は一尾もいませんでした。もうみんな下ごしらえしちゃったみたいです。

 風呂川を渡っていたら、上流からドンブラコと流れてくるものがありました。ごみを入れるペールでした。中を覗いても誰も乗っていないようです。拾い上げることもできず、そのまま下流に流れて行ってもらいました。

 

 
るなぱあくの北側の風呂川沿いの道を通りました。遊園地は昨日からお休み、静まり返っています。藪椿が咲き始めていました。このあたりで川に落ちて泣いていたカラスのヒナを助けたことがありました。知り合いの農業者のМさんが「面倒見てやるよ」って連れて行ってくれました。15年前の夏のことだったと思います。


この小径からは赤城山が良く見えます。昨日は雲が多くて、陽の光が遮られて斑もようの赤城山になっていました。雲がすごいですね…、

 
ヤドリギがたくさん寄生しているケヤキです。15年前にもいっぱい寄生していました。ケヤキの葉が落ちると面白い姿になります。菜の花が咲いていました。るなぱあくで種蒔きして育てている菜の花です。

 
街を通ると、スズランデパートの飾り窓の正月飾りが出来上がっていました。成人式の衣装かな…、風が吹き始めていました。道端で八重咲の水仙を見っけました。水仙も風に揺れていました。手術してから2年8ヶ月、統計上5年後生存率51.7%に分類された私は生き続けてきています。そして、3度目の年の終わりを迎えました。

 

 
買って来たものを片付けてからユキ子さんの車で昼飯を食べに出かけました。行った先は下細井町、赤城県道の赤城白川の橋を渡ったところにある「花うどん」です。2020年5月にオープンした新しい店です。

  
「三元豚の肉汁付けうどん」を「ひもかわ」で注文したら、まずはまな板に載せたのしうどんと包丁が届きました。自分の好みの幅に切ってよろしいとのこと、普通のひもかわ幅に切りました。麵切包丁は使いませんが包丁は使い慣れてますんで…。しばらくすると茹でて晒して、温かい汁と共に届けられました。まあ、こういう遊びもあっていいのかもしれません。

 

 家に戻ると屋根の上でトンビが弧を描いていました。生き続けてきたことを喜んでいます。手助けしてくれた前橋赤十字病院をはじめとする医療機関の皆さん、身体づくりを指導してくれているDroitの皆さん、それに何よりも心の支えになってくれている友だちに、そして家族に、猫に、このまちに感謝しています。

  
そいで、正月料理づくり、養田鮮魚店で買って来たヒラメは昆布締めにして、牡蠣はしぐれ煮に、カネコ種苗からいただいたシルクスイートは乾しブドウを加えた芋ようかんになりました。

  これはホタテ貝柱の黄身焼きです。酒、醤油、味醂を合わせた漬け液につけて下味をつけた貝柱を串に刺してグリルで焼いて、卵黄を塗って焼き上げたんです。この4品で2022年の正月料理の仕込みは〆としました。前日まで26品でしたから、全30品になりました。紅白かまぼこは小田原の鈴廣のを養田鮮魚店から購入、唯一の既製品です。

 

 COCOは台所への進入禁止令を出されたためかな、普段と違う行動をしています。テレビの裏にはいちゃったり、プリンターの上に座り込んだり、正月明けまでは落ち着かなそうです。

 
夕食は愛南町の殻付きカキを茹でて、茹で汁を使った牡蠣のチャウダーを作りました。おいしいですね、カブ、人参、ブロッコリーの茎、芽キャベツ、じゃが芋、椎茸を入れました。それと、ホウレン草、矢切ネギ、ミニトマト、モッツアレラのパスタです。使った麺は、石田製麺のほうれん草入りの生パスタでした。

今日は、京都から二男が帰ってきます。2年ぶりに遊びに来ます。面、変わったかな…

 

12月30日の体温  7:30 36.7℃  12:00 36.5℃  22:00 36.5
 12月31日 8:00 体温 36.6℃  血圧 最高132 最低72

 

 若柳吉駒でございます。
私が祖母の初代吉駒の手ほどきを受けたのが2歳の時でした。3歳で美登利会の初舞台を踏ませていただきました。以来、伯母の吉啓師と二代目吉駒の指導の下、精進してまいりました。そして、第75回の舞踊会から美登利会を引き継いでおります。
第78回美登利会は、来春の4月10日開催の予定で会場を手配いたしました。会員一同、これまで以上に精進を重ねてまいりますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。

 

 


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