
田口町の桃ノ木川の源流部です。
小川です。春の小川なんです。
ソメイヨシノはまだつぼみ、梅の花びらは小川の岸を真っ白にしてました。
群馬大学の荒牧キャンパスの近くにご用ができたついでに遊びに行ってきたんです。
誰もいなかったんで、独り占めしてきました。
『犬の糞 つかんで芝の 草むしる』って墨書した標柱が立ってるんです。地元の田口町の皆さんがいつも手入れをしてくれているので、こんな風景がちゃんと守られてるのです。ありがたいことです。
もう、前橋ではほとんど見ることのできない、昔の小川の風景です。
オオイヌノフグリでしょう、ヒメオドリコソウでしょう、それからツクシも顔を出してましたよ。小川の岸は、小さな花がいっぱいなんです。
ホトケノザでしょ、ナズナですよね、それからハコベ、みんな小さな花ですが、いいよね、春だものね…
みんな、どこにでもある『雑草』って呼ばれちゃう草たちです。でも、どこにでもあるって言われてるけど、こんなきれいにあるとこはめったにないのが不思議です。『雑草』も人の暮らしとの関わりで、そのありようを大きく変えさせられちゃってるんみたいです。ここの『雑草』たちは、50年くらい前の暮らし方を今も続けてるんだいね…
ヒヨドリが低く飛んで行きます。
まん中の写真の白いのは、モンシロチョウです。ヒョウモンチョウも緩やかな風に舞ってました。岸の枯草の中に、キチョウがいました。
草むらに座り込んで、じっと水音を聴いていると、いろんなんが遊びに来てくれます。
ハナダイコンです。セイヨウカラシナです。カラスノエンドウも咲きはじめています。でも、スミレやカキドオシはまだでした。
今年は春が早いです。前橋のソメイヨシノの開花予測日は3月29日と発表されました。
往きに通った桃ノ木川の下小出町の遊歩道、地元の皆さんが育てた菜の花が満開になってました。川の中の柳も芽吹いてます。
名胡堰です。岸のソメイヨシノは今にも咲きそうです。
このまちでいちばん好きな桜の風景が見られるのは、この桃ノ木川の岸なんです。毎年、橋の欄干にもたれて、水音聞きながら桜の花を眺めています。
散り始めると、桜吹雪の中なんです。素敵です。もうじきやってきます。
前橋で日本舞踊の師匠をしている直派若柳流の若柳糸駒です。よろしくご贔屓のほどお願い申し上げます。
本年の直派若柳流舞踊会『美登利会』は、4月5日に前橋市民文化会館で開催いたします。
昨年の『美登利会』の様子は、こちらでご覧ください。
舞踊教室などのご案内は、こちらで申しあげております。
若柳糸駒
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