桃ノ木川の天神橋上流の川岸の桜並木です。南橘中学校の対岸、荒牧町になるんだと思います。
桜のトンネルです。散り始めています。
昨日はユキ子さんと伯母さんは美登利会の後片付け、私は久しぶりの完全休養日となりました。でも、朝飯の後始末しながら、炒りおからを炊いて、ウドの皮をきんぴらにして、ウドの甘酢漬けとピクルスを二種漬け込みました。
「花見に行かないか?」
<やなこった、寝てるんがいちばんだ〜い!>、完全拒否です。で、一人で花見に出ました。昨日は弁当なしで…
桃の木川へやってきました。才川通りを北へ来た二ツ橋から川沿いの遊歩道を上って行きます。上流に下小出町の桜並木が見えています。
観音橋を挟んで上流と下流は見事な桜並木です。対岸は北代田町です。
観音橋の上流は、下小出町さくらまつりの会場なんで提灯がつけられて、夜桜見物もできるようになっています。川岸には地元の皆さんが育てた菜の花です。これは、セイヨウカラシナではありません。
それから、荒牧町と青柳町を結ぶ天神橋から上流を眺めています。ここからは国道17号線の桃の木橋まで桜並木が続いています。1㎞以上ありますからのんびり歩いて楽しんじゃいました。
多嘉堰のとこの桜です。この辺りはソメイヨシノでない桜も植えられています。まだ咲いてない遅咲きのもあります。
堰の上流の淀みには、まだ帰らないで居残りを決め込んでるのかな、キンクロハジロの小さな群れがいました。散った花びらが水面を漂っています。
多嘉橋まで来ると北へ日輪時の桜が見えます。橋を渡って見物です。
山門を覗くと向こう側は満開の桜でした。
「昨日は素敵な踊りを見せていただいて…」、停まった車の中から声をかけられました。お知り合いのご夫婦が仲良くお花見のようです。
庫裏の池を見に行ったら、白っぽいスミレの花に混ざって、水芭蕉が咲いてました。
この辺りの桃の木川の岸からは遠見の桜が眺められます。いんですよね、遠見の桜って、好きです。
対岸に日本の桜、右側は福島県三春町の滝桜の系統の枝垂れ桜だそうです。しばらく前に持ち主の方から聞いたんです。「孫が学校にあがった記念に植えたんです…」って。
そして田口町、桃ノ木川の源流の桜です。小川の岸の桜、いいですね…
のんびりやってきたんで、もう午後一時過ぎになってました。花に見とれて時間を考えてなかったみたいです。弁当なし、腹減ったけど、1時過ぎの約束があったんで、昼食抜きで花見を止めて、用足しに行きました。
帰り道、空き地で猫に会いました。全く私に関心を持ってくれない猫でした。
と思ったら、ぺんぺん草の茂みからじっとこっちを見ている三毛猫がいました。
<腹っぺらしみてえだな…>
「うん、時間を忘れてたもんだから」
<どっかで食ってきゃいいじゃん…>
でも、もう2時半過ぎてましたから、家に帰って食べることにしました。
中央前橋駅近くの路上です。降り積もっています。ヤナギの雄花の華穂です。花粉を四方に飛ばし切ると役目を終えた華穂は散り落ちます。
そいで、柳の緑は濃くなって行くんです。葉が芽吹いて、どんどん大きくなって行きます。
夕食に治部煮を作りました。金沢土産に不室屋の簾(すだれ)麩をいただいたものですから。
向こうの料理屋では、簾麩は縦に長く切って結んで使うんですけど、この方が食べやすいので横に切って炊きました。見た目が違いますんで言い訳しときます。
直派若柳流の若柳糸駒ことユキ子でございます。
第74回美登利会にお越しいただいた皆さま、誠にありがとうございます。心より御礼を申し上げます。
来春は75回目の節目を迎えますが、4月8日に開催できますよう既に会場を確保いたしました。これからもしっかり精進いたしますので、引き続きよろしくご贔屓いただきますようお願い申し上げます。
4月9日の第74回美登利会の舞台の様子はコチラでご覧になれますす。
お稽古場は前橋市城東町四丁目です。詳しくはコチラをご覧ください。