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猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

馬場川通の「小町桜」は満開、ヤナギが散ってクマシデが咲いた風の強い日は金柑を煮ました。おまけに「K-1」イベントについての感想をちょっと

2020-03-24 07:20:03 | あんじゃあない毎日

前橋の馬場川通りの喫茶店「小町」の前のソメイヨシノです。
路地からの眺めが素敵です。
この路地、「ペルル」とか「あひる」とか「昨日・今日・明日」とか、私が40歳から60歳過ぎまで、毎夜ではないのですが、飲んだくれていた路地なのです。
そして、この桜の木には、飛び切りの思い出があります。

前橋るなぱあくの園長をしていた2008年4月12日の朝日新聞群馬県版に掲載したコラム「ヒゲ園長とキキ」です。もう12年も前のことです。勝手に「小町桜」などと命名して、その下で遊んでいたんです。

  12年…、桜も、私もずいぶん年寄りになりました。

 

 昨日は朝から強い北風が吹きまくっていました。赤城山も春霞の衣を吹き飛ばされて丸裸で寒そうにしてました。

  JAファーマーズ朝日町店へ野菜の買い出しに行ったとき見たこども公園、遊びに来た親子は冬姿でした。芝生広場では、遊んでいる子どもの姿はなくて、芝生地の真ん中にツグミが一羽、突っ立ってました。北風が木々の梢を鳴らしてました。

 

 

12時からDroitでトレーニング、広瀬川の桜を見ながらジムへ行きました。広瀬河畔のソメイヨシノは満開も間近みたいです。すごくきれいなんですけど、何せ冷たい北風、前日の日曜日は最高気温24.3℃の夏日、半そでで大丈夫だったんですが、昨日のお昼の気温は13℃、防寒着が用でした。それなんで、桜を見ている人はほとんどいませんでした。

 
岸の柳も風に大揺れ、役目を終えた雄花が散って遊歩道を埋め尽くしていました。柳の春は終わっちゃいました。もう、「惜しむ春」なんですね。

 

 Droitでしっかりトレーニングした帰りは馬場川通を抜けました。通りに入ってすぐの街路樹に花が咲いていました。

 
クマシデに花が咲いたんです。いつもの年だと4月の後半に咲いていたと思うのですが、思い切り早いですね。もともとは、山に自生している木です。いつ頃からなのかな、都市緑化にも使われるようになりました。

それから、小町桜を眺めたんです。

 

 家に戻って遅い昼食、それから食後休憩と野暮用済ませて、まだ時間があったんで出かけようかなとも思ったのですが、風がますます強まっていて、気温も下がり始めていたんで、自愛することにしました。それで、JAファーマーズ朝日町店の直売コーナーで買ってきた金柑を煮ることにしました。
去年の12月から、金柑のシロップ煮は欠かさないようにしています。「風邪ひかないのよ、これ食べてると」って、小さい時から聞かされている柑橘です。

 昨日は、レイ子さんが届けてくれたマヌカハニーを入れて炊きました。ひょっとすると、これがおしまいになるのかもしれません。毎日、二個ずついただきます。

  金柑煮ているだけだと時間がもったいないので、刻み昆布いっぱいの五目豆と生シイタケの含め煮を作りました。五目豆もめったに欠かさない常備菜の一つです。

 

 馬場川通の東和銀行本店裏のカツラの木の芽吹きです。日が当たってるともっときれいなんですね、また見に行きます。

そういや、さいたまスーパーアリーナで「K-1」のイベントが開催されたことに賛否が飛び交っています。主催者は県の指導も受け入れて、万全の準備をして開催したって言っています。でも、埼玉県知事は開催現場にまで乗り込んで、「幾度も自粛の協力依頼を行って参りましたが、協力をいただけなかったこと、誠に残念です」とコメントしています
会場となったさいたまアリーナは埼玉県の県有施設で、埼玉県が30%出資する企業が指定管理者として管理運営に当たっています。ということだと、埼玉県知事は、K-1 のイベントを開催させないことができたはずです。「使用許可」を取り消しちまえばよかったんです。それはできたはずですがなぜかそこまでしないで、「誠に残念」で済ませたのです。
埼玉県知事が「自粛」にこだわったのは、いったん使用を認めたアリーナを使わせないようにすると「損害賠償」を請求される可能性があったからではないのでしょうか。「自粛」による主催者の損失に対しては県も国も「補償義務」はありません。でも、権力を行使して止めさせると「補償義務」が生じる可能性があるのです。もしかすると、埼玉県知事は補償することを恐れて、言い換えれば主催者に埼玉県の公金を渡したくなくて、「開催強行」を見逃したのかもしれません。

国や地方公共団体の「自粛」要請はある意味で「禁止」よりも強い権力行使になる可能性があります。「自粛」しなかった者を「悪者」「極悪人」に仕立てて、社会的制裁を加えることが可能だからです。大野知事はそのことまで思いを致したうえで、さいたまアリーナに乗り込んで「誠に残念」と言ったのでしょうか…

12年前に、前橋市の小さな遊園地の指定管理者になった法人に雇われて園長をしていた私の疑問です。小町桜の下で考えてたことです。

 

 夕食は、冷え込んできたので鍋になっちゃいました。
でも、そこは春らしく、菜の花なんかを使って…

  鶏鍋なんです。添えた野菜は、菜の花、小松菜の薹菜、新タマネギ、ウド、ダイコン、ブナシメジ、シイタケ、それにトウフとシラタキです。

 箸休めは、サヤエンドウ、二十日大根、カキナ、トマトのフキ味噌マヨネーズ添えと、もずく酢でした。春野菜をたくさん食べた鍋料理です。使った野菜は13種類でした。

今朝目覚めたら、桜の花びらが散っているのかと思いました。違いました、風花が舞っていたんです。寒いです。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。改めてご案内申し上げますが、直前になりましての延期、誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


三河町の寺院のいろいろな桜、カキナをいっぱい食べて、お花見散歩した日曜日です

2020-03-23 06:58:24 | あんじゃあない毎日

この白い花の桜は、養行寺にある静御前の供養塔の脇で咲いています。
この地は、静御前終焉の地との言い伝えがあるのです。

 
桜の種類は分かりません。眺めていたら、ミツバチがやってきました。

 昨日は三河町の馬場川沿いの小道を散歩しましたので、この界隈の寺院の桜をご覧いただきます。三河町辺りは、江戸時代の前橋城下のはずれで、寺院や無縁所などが配置されたところなのです。前橋藩主に縁のある寺が並んでいます。

 
正幸寺の庫裏の前のソメイヨシノです。まだ三分咲きほど、満開になったころに鐘楼に昇らせてもらって眺めるととても素敵です。写真を撮っていたら、脇の生垣にキチョウがやってきました。

隆興寺の山門から内を眺めると、桜の花が見えます。ヤマザクラの花です。

 
隆興寺にはソメイヨシノもありますが、それよりも少し早く咲く山桜がきれいです。淡いピンクの小さめの花がかわいいです。

 
境内にある豊川稲荷を祀ったお堂です。お堂の前にはソメイヨシノ、屋根越しにちょっとだけ観えて居るのはお堂の裏手にあるヤマザクラです。裏手には、奉納された狐の人形がたくさん納められています。

三河町の馬場川沿いのお寺の桜です。

 昨日は日曜日、原則として買い物などに出かけずに家で過ごす日なんです。去年の8月からずっとそうしてきています。それで、メイ太んちからいただいたカキナでグリーンカレーを作って遊ぶことにしました。写真の右が、カレー用の茹でたカキナです。左はウド、これは別な総菜にします。

 タマネギ、ニンニク、ショウガと鶏モモ肉のぶつ切りを炒めて、水を加えてコトコト煮てます。アクをすくい取りながらのんびり煮ます。その間暇なので、隣で総菜づくりです。ウドと鶏肉の煮ものを作ってます。他に、厚揚げとニンジンの煮もの、食べる煮干しを使った田作り風なんかを隣で作ってました。

  鶏肉が柔らかく煮えたら、香辛料を加えて煮ます。使ったのは、黒コショウ、コリアンダー、ガラムマサラ、オールスパイス、カルダモン、クミン、カイエンペッパーです。そして、塩と砂糖で味も決めちゃいます。ルーは使いません。そのスープを使って、茹でたカキナをブレンダーで混ぜて粉砕します。ブレンダーは便利な道具です。

   ブレンダーで砕いたカキナを加えたらもう煮ません。あとは食べる時に温めるだけです。これで3人前ほどですが、カキナは普通の二束分ほどを使いました。
それと、もう一つ合間に仕込んだのがあります。JAファーマーズ朝日町店で見っけた前橋産の甘夏柑の果汁を絞ってポン酢を仕込みました。今日濾して仕上げます。

 

 私がキッチンで遊んでたら、ユキ子さんは納戸で衣装を納める作業を始めてました。
それなので、ついでですから、カキナいっぱいの昼食をつくることにしました。

   材料は、大きめのメイクイーン1個、これはおろし金でおろします。刻んだベーコン、刻んだ茹でたカキナ、ゴーダチーズ、小麦粉大さじ4杯ほどです。あとは塩・コショウ、オリーブオイル、パルメザンチーズです。
ベーコンとカキナはオリーブオイルで炒めます。小麦粉とおろしたジャガイモは混ぜて水を加え、お好み焼きの生地ほどに混ぜ合わせてオリーブオイルを加えます。そこに炒めたベーコンとカキナ、それとチーズを加えて混ぜれば、生地の完成です。

 フライパンを弱火で温めて、ゆっくり焼き上げます。チーズが入ってますので強い火でやると真っ黒こげになります。へらで押したりしないで、ふっくらと焼き上げます。ジャガイモが入ってますので、とても柔らかく焼きあがります。
焼きあがったら、八等分に切って皿に盛り、粉チーズをかけて出来上がりです。
「いけますね、ピザでもないし、お好み焼きでもないし…」、ユキ子さんの評です。カキナたっぷりの洋風お焼きです。

 

 昼食休憩をして、ユキ子さんは再び納戸へ、私は馬場川へ散歩に出かけたんです。
お寺の桜以外に出会った花を見ていただきます。

 
イヌグミの花のつぼみです。早いですね、もう咲いちゃいそうです。道端のハナニラです。

 
住む人のいなくなった家の生垣にアケビの花が咲いてました。不思議な花です。

 
ハコベの小さな花です。それより少し大きいけどやっぱ小さなオオイヌノフグリです。

  生垣のマサキの新葉を摘んで草笛をつくって吹きました。か細い頼りない笛の音でした。子どものときよか下手になったみたいです。

 
中央前橋駅脇の広瀬川の岸の柳の雄花は、もう花粉を飛ばし切ったみたいです。すっかり膨らんで、地面に落ち始めていました。柳は、花が落ちると葉が出てきます。

 おしまいに見たのは、ご近所さんのカリンの花です。もう咲いちゃいました。

 

   

夕食は、サラダとカキナのグリーンカレー、それと前日に食べなかったオジサンの頭の塩焼きです。
サラダは、ウド、アレッタ、ジャガイモ、サヤエンドウ、ワサビ菜、ブナシメジ、キャベツ、それとトマトです。クリームチーズと刻みパセリを加えたマヨネーズでいただきました。
グリーンカレー、少々から口に仕上がりました。カキナなので、見事な緑色、おいしかったです。
オジサンの頭、いいですね、品の良い味です。オジサンのおじさんがちゃんと取れました。
使った野菜は12種類でした。

今日は買い物したり、Droitのトレーニングへ出かけたり、ちゃんと普通に街暮らしをします。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。改めてご案内申し上げますが、直前になりましての延期、誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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敷島公園の桜は見ごろを迎えて、オジサンを半身連れ帰り、アマビエに出会って、カキナ料理を作りました

2020-03-22 07:16:02 | あんじゃあない毎日

敷島公園のしだれ桜が見ごろを迎えました。
この大きなしだれ桜は、野球場の北、ボート池の西にあるお艶が岩のある池の端の桜です。
昨日のお昼ごろです、見事に咲いていました。

 

ボート池の池の端で咲いている丈の短い桜です。何て桜か分かりませんが、清楚で美しい桜です。

 

松林のはずれの枝垂れ桜も満開になっていました。土曜日でしたから、結構な人出、ランチ持参で食事をとっている家族連れもいました。風も凪いで、日差しも温かなお花見日和。

 

松林の北、水産試験場との境の道に面した桜はソメイヨシノですが、もう八分咲きといったところでした。今年は色合いもきれいです、家族連れが楽しそうに桜と遊んでいました。

そして、釣り池の岸のソメイヨシノです。いいですね、お弁当作ってくれば良かったなって思ったのですが、後の祭りでした。

土曜日の敷島公園の桜です。

 

  昨日は朝から暖かでした。風もなく、9時半にFAファーマーズ朝日町店へ野菜を買いに出かけたときには、こども公園から元気な子どもたちの声が聞こえていました。赤城山は春霞の中でぼんやりしてました。

  野菜をいっぱい買い込んで戻ると、吉駒が帯をきちっと締めてお出かけです。新型コロナウイルスの流行で3月2日から休講していたNHK文化センター前橋教室が16日から順次再開となって、吉駒の「日本舞踊~素踊り入門」も昨日から再開したんです。「よいしょ!」って掛け声かけて出かけて行きました。イタリア北部では医療崩壊が進み、コロナ感染症患者の致死率が9%に達したってニュースが届いてました。
そいで、私も出かけようとしたところへ、メイ太の母ちゃんさんがカキナをいっぱい届けてくれました。ありがとさんです。

 

 自転車で北に向かいました。臨時休館中の県立図書館の前では、大きなこぶしの木が迎える客もないままに咲いていました。寂しげです。
そいで、用事を済ませてから、敷島公園の桜を見に行ったんです。

 公園では家族連れや子どもたちが楽しそうに遊んでいました。良かったです。この写真、8人の人がいますけど、マスクをしている人は一人だけです。いいんですよ、専門のお医者さんも公園で遊ぶ時なんかはマスクは必要ないって言ってます。ただしね、遊んだ後は手をよく洗いましょうぜ。

 帰り道、岩神町の養田鮮魚店へ寄ったら、テングダイだの、オジサンだの、珍しい魚が入っていました。
「このオジサン、どこから来たの?」
「九州の五島から」
「へぇ~、ゴトーのオジサンなんだ!」

で、ゴトーのオジサン、半身だけ連れて帰ることにしました。

 

 家の近くで顔見知り猫に出会ったんですが、全くそっけない素振りなんです。どうしたのかなと思ったら、雌猫の後を追っているところだったんです。色気づきゃがって!

家に戻ると、吉駒はもう稽古場に入っていました。NHKは受講者ちゃんと来てくれたのかなと心配してたら、あとで「大丈夫、来てくれたよ」って言ってました。良かったです。
新型コロナの来襲で委縮しがちですけど、お休みしてた講座が一つ再開されただけでも、このままあんじゃあないといいなって、少し希望が持てまさいね。この希望の前提には、政府が保健予防機関や医療機関を崩壊させないための施策をしっかりとってくれることが大前提です。

 

  私は、早速、メイ太んちからいただいたカキナの下処理に取り掛かりました。夕食に炒め物にするものは洗って水切り、残りは茹でてしまいました。結構な量です。夕食はカキナ食べまくりメニューにしなければなりません。「頑張るぞ!」と気合をいれて、その前にこじょはん、呑竜のヤギカフェへお茶しに出かけました。

カメラを持って行かなかったんで、私が撮った写真でなく、ヤギカフェのブログから借りた写真です。こういうケーキをこじょはんに頂いたんです。プレートに描かれているのは「あまびえ」です。
これを食べたからと言って新型コロナウイルスに感染しなくなるという保証はありませんが、気になる方はヤギカフェブログをご覧ください。食べた私がどうなったかって、オジサンになりました。

はい、真っ赤な顔のヒゲおじさんです。ゴトーのオジサンです。

 

   夕食はカキナ料理となりました。
まずは、カキナの白和えです。それから、カキナとホタテ貝のフキノトウ入り酢味噌和え、ワサビ菜に少し応援を頼みました。そして、オジサンと野菜のなますです。野菜はカキナ、ウド、ニンジン、ポン酢は前橋産八朔で作ったのポン酢です。

 

カキナとホタルイカのニンニク醤油炒めです。これ最高にうまいです。料理は出会いっていう人がいますけど、ホタルイカとカキナは本当に季節の出会いです。素敵な炒め物です。
それと、ゴトーのオジサンの刺身です。ゴトーのオジサンは煮ても焼いても食えないってことはありません、すごくおいしい魚です。よく似た魚でヒゲがないんでヒゲソリダイってのもいます。魚の名前は面白いです。

 そして、カキナと豆腐の汁です。昨夜は、二人で八百屋さんで売っているカキナ二束分弱を食べちゃいました。おいしかったです。めい太の母ちゃんさんごちそうさまでした。
使った野菜は、十種を切って8種類でした。カキナ一杯食べましたんでお許しを。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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前橋こども公園のエドヒガンとフナバラヨシノです。私にとって大事な感染対策について考えながら墓参りした彼岸でした。

2020-03-21 07:27:06 | あんじゃあない毎日

前橋こども公園のエドヒガンザクラです。
もう五分咲きを過ぎたかな、ってところです。少し濃いめのピンクの花が素敵です。

 

 

上の二枚はエドヒガンザクラです。こども公園には2本ありますが、だいぶお歳のようで樹形が崩れてきています。
下のは、フナバラヨシノ、白い花の桜です。佐久間川の発電用水車に枝垂れて咲いています。目下、佐久間川が水止め中でざんねんです。水の流れと桜花は似合いなのです。

今日は、こども公園の桜を紹介しました。この公園には、八重咲の関山、黄桜のウコン、緑の花の御衣黄、それとソメイヨシノも暮らしています。しばらくの間、いろんな桜が楽しめます。

 

 昨日は彼岸の中日、朝から墓参に出ました。ユキ子さんの両親も一緒で、まずは赤城山麓の嶺霊園の高岑院(こうしんいん)の墓地へ、ユキ子さんの実家の定方家の墓所です。ユキ子さんの父親は自立生活をしている93歳ですが、とはいえ、昨日は強い北西風が吹いてましたし、墓苑はだいぶ歩かねばなりません、十分な配慮と注意が必要ですので一緒したのです。

配慮ってば、19日深夜に政府の新型コロナウイルスに関する専門家会議の新しい見解が公表されました。それによると、「大規模イベントの開催は慎重に、感染が確認されていない地域では学校活動を」というものですが、「爆発的な感染拡大の恐れがある」と指摘していました。やはり、まだ当分の間は警戒が解けないみたいです。

  定方家の墓所には、初代吉駒と二代目吉駒も眠っています。隣には、二代目の妹の吉啓伯母さんが眠る並木家の墓所もありますので、そちらへもお参りです。墓地の脇にはトサミズキの花が咲いていました。

で、昨日20日の夕方には、安倍首相が専門家会議の見解を受けて次のようなことを言ってました。
「大規模なイベント開催の関しては、専門家会議の見解を参考に、主催者が可否を判断するよう求めた。また、小中高などの休校要請については、新学期からの再開に向けて具体的方針をできるだけ早急に文部科学省でとりまとめるよう指示した」というのです。
そして、首相は感染拡大防止に向け(1)換気が悪い(2)多くの人が密集する(3)近距離での会話が発生するとの三つの条件が「同時に重なる場を避ける行動を引き続きお願いする」と呼び掛けたそうですが、これは専門家会議で言われたことそのままです。専門家会議の見解を受けて首相が何か言うというので待ってたのですが、これ絵は肩透かしです。「受けて」でなく「ママ」でした。

 嶺霊園の二つの墓所をお参りした後は、前橋の市街地を見下ろしながら亀泉霊園に向かいました。こちらには、ユキ子さんの母親の実家の墓所と、わが家の墓所があります。

ちょっと前のことですが、3月10日の参院予算委員会・公聴会で新型コロナウイルス対策専門家会議・尾身茂副座長が、国会議員に向かって「緊急にやるべき四つのこと」を呼び掛けています
① クラスターを早期発見して、クラスター感染の連鎖を早く摘みとることが、長期間にわたって持続できる体制をつくることが急務であり、そのための人の確保と財政的な措置が非常に必要だ
② 保健所の職員はもう目一杯になっているので、労務負担を軽減すべく、早急に人的・財政的支援を講ずる必要がある。
③ コロナとの戦いの主要な戦力は現場です。自治体や保健所がその枠を越えて広域で連携してゆくこと、それと迅速な情報共有ができるようにすることが緊急に必要だ。
④ 感染の治療にあたる医療機関や診療所を早く選定して、必要な支援、財政的、あるいは医療器具、マスク等の医療材料、そういうものをしっかりと供給する必要がある。

既に、こういう具体的な問題提起が専門家からは行われています。これに対して、政府はどういう対応をしているのでしょうか、さっぱりよく見えないのです。流れてくる話はお金の問題ばっか、保健予防体制の強化や医療機関支援についの具体的話はさっぱりです。首相は、イベントの開催可否だって結局は「主催者」の判断に委ねちゃってます。それはそれでよいとしても、政府が取り組むべきことについてきちんと方針を話してほしいと私は思うのです。

  左がユキ子さんの母親の実家の墓所です。そして、右が佐藤家の墓地です。とても風が強かったです。前橋は朝から風速7m/秒前後の北北西の風が吹きまくっていました。それなので、特に風当たりが強い亀泉霊園の佐藤家の墓参りの時には、ユキ子さんの父親には車の中で休んでいてもらいました。

吉駒は、改めて首相に言われるまでもなく、前橋市の要請に応えて美登利会の延期を決めています。主催者は責任がありますから、自ら判断するのは言われなくても当たり前のことです。街の飲食店では、「桜が散るころに残っているのは何軒かな…」なんて寂しい話が流れています。みんな委縮しきってます。

 

霊園の脇の桜の下を上りの上毛電鉄の電車が通り抜けていきました。踏切からは、鍋割が見えていましたけど、嶺の向こうは荒れた空模様人ばっていました。

尾身茂副座長の四つの指摘を読む限り、イベントや会合の自粛だけではコロナウイルス感染の拡大と感染被害を防ぐことはできないことが分かります。大事なことは、感染拡大に立ち向かう保健所や医療機関が十分な機能を発揮できるのかどうかということが大事だってことは自明の気がします。そのうえで、大丈夫なのかなって心配しています。マスクやガーゼが手に入らないのは全く心配してませんが、万一保健所や医療機関が機能不全に陥ったら大変なことになると心配しています。

 墓参を終えて、ユキ子さんの両親を家まで送った後、小島田のカインズホームに納戸の家具の転倒防止グッズを買いに行きました。その帰りに、どこかで昼食をと思ったのですが、ここでと思った店の駐車場にはたくさんの車、お店に人が入っていることはとてもうれしいことですけど、私は外食を諦めました。
去年7月に退院した時から、「大勢の人で混んでいる場所には近づかない」「列車やバスには乗らない
」という感染防止策を守っているからです。

  それで、家に戻って野菜の天ぷらを揚げて、ソバを茹でていただきました。てんぷらは、フキノトウ、ゴボウ、ブロッコリー、ニンジン、マイタケ、菜の花、ウドの芽の7種類です。おいしかったです。

何で大勢の人が集まっているところへ寄り付かないでいるのかってことですが、それはがんの治療をしたものは免疫力が低下している可能性があって、感染症にとても弱いからなんです。それに、年寄りですから年齢的な弱さもあるわけです。感染症に対応する力は年齢や健康状態で大きく違います。感染対策で大切なことは弱い人を助けるってことだと思うのですが…

 昼食休憩の後、買い込んできた家具の転倒防止グッズを納戸の家具に装着する作業をしました。

どのくらいリスクが高いかというと、コロナウイルスに感染した場合、「このウイルスの致死率は3.8%。一時、医療崩壊した湖北省を除けば、0.2~0.7%というデータも出ている」ということなのですが、高齢者と持病のある人は注意しなければならない。WHOの発表(2月29日)では、80歳を超えた人の致死率は21.9%。糖尿病は9.2%、心臓病は13.2%、呼吸器系疾患は8%、現在、がん治療を受けている人は7.6%というデータも出ている」ということなのです。つまり。高齢者や心臓病等の持病を持っている人、がん治療をしている人や治療後の人はそうでない人に比べて数十倍以上いう非常に高いリスクがあるってことなのです。
この「」書きの引用は、「新型コロナウイルス感染拡大に備える対処法、五つのポイント(2020/03/20/07:00 週刊ポスト)
での、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師の話です。

  こんな具合にセッティングしておくと、大きな地震が来ても家具の転倒が防げます。狭い納戸の中ですから、万一を考えてちゃんとしておくことにしたんです。

コロナウイルス感染対策で、私自身について何が大事なことなのかということを改めて考えた彼岸でした。
いちばん大事なことは、やはり、保健所などの予防・相談機関と、感染症治療のできる医療機関にはとにかくしっかりしていてもらいたいってことです。
実は、4月22日で食道がん摘出手術をして満1年になるのですが、1月の検診の時に、ゴールデンウイーク前は病院が忙しいからということで、1年後検診を5月に延期しておいたんです。この予定も、状況によってはさらに延期しようと考えています。前橋赤十字病院は感染症治療で大事な役割を担っている病院ですから。それに、現状でも入院患者への面会を家族も含めて全面禁止の警戒態勢が敷かれています。

作業を済ませてから散歩に出て、こども公園の桜に会ってきました。

  カインズホームでこんなものを買ってしましました。ストレッチログという運動用具です。小型ですが、家でちょいと使うには良さそうなので買いました。

コロナウイルス感染対策で、私自身にとって大事な二つ目のことは、日常的な健康管理と栄養管理をしっかりすることだと考えています。規則正し生活、十分な睡眠、適度な運動、きちんとした食事、ストレスをためないこと、等々、当たり前のことをちゃんとやっていくことだと思います。
それと、感染予防はとにかく手洗いです。面倒くさがらずに、しょっちゅう、良く洗うことしかないです。マスクは必要な時以外はしていません。昨日の墓参りもマスクなしでした。

そして三つめは、人が大勢集まるところへは近寄らない、これは仕方のないことです。ただし、感染対策にちゃんと意を尽くしているなと思えるところへは出かけています。こないだミナミ眼科へ行ったら、待合室の雑誌や本や絵本がみんな仕舞われて、置いてありませんでした。感染対策の為ですって貼り紙が出てました。こういうことをきちんとしているところは、信頼して出かけられるんです。外食もしています。馴染みのお店は安心です。

 

   

夕食は、ブロッコリーのポタージュ、それとサラダです。サラダは、ジャガイモ、ニンジン、キャベツ、紫ダイコン、トマト、ウド、ブロッコリー、それとタマネギと黒オリーブとたっぷりのパセリ入りのタルタルです。もう一品キャベツの葉、ごま油を使った韓国風の酢味噌を添えました。酢味噌にはフキノトウを刻み込みました。そして、豚バラ肉のニンニクソテーには、ニラとマイタケとシイタケのソテーを添えました。
使った野菜は、ニンニクも入れて15種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。改めてご案内申し上げますが、直前になりましての延期、誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


納戸で使うラック組み立ててから遊びに出たら、代用食道のご機嫌が悪くて、しだれ桜の咲く神明さまにお参りしてご機嫌うかがい…

2020-03-19 19:59:44 | あんじゃあない毎日

神明宮の拝殿脇のしだれ桜です。
少し濃いめのピンクの花が風に揺れていきれいです。

   二分咲きほどですか、暖かいですから週末にはもっとたくさんの花が開いてくれると思います。
弁天さまが祀られている池之端のソメイヨシノも咲き始めています。
昨日の午後2時過ぎにお参りに寄ったんです。代用食道の御機嫌が悪かったものですから。

 

 昨日は出かけるのが11時過ぎになりました。
<いつもよか遅いじゃないの、何してたん?>、顔見知りの窓猫に尋ねられました。

 「うん、納戸で大型のラックを三台組み立ててたのさ」
<大型ラックってどんなの? どうやって組み立てるの?>

  「段ボールに入れて届くから、まずは『開梱』って作業して、材料の数を確認して、段ボールを片付けるんだいね、この作業で45分ぐらいかかったかな」

 「それから組み立て。底板と片方の側板をネジ釘で固定して、背板のガイドもネジ釘で止めるんだいね」

  「組み立てたのの向きを変えて、背板を入れて、もう一方の側板を底板と背板のガイドとネジ釘で止めてさ…」

  「それから、よっこらしょと起こして竪にして、天板をネジ釘で固定すれば外枠の組み立ては出来上がりなのさ。この作業を三回、つまり大型の木製ラックを三台組み立てたのさ」
<向こうの棚みたいに、棚板は入れないの?>
「それは荷物を入れるときに、荷物に合わせて棚をセットするのさ。残った作業はね、背板と周りの板やガイドとの繋ぎ目に接着剤を入れるのと、ネジ釘の穴をシールでふさぐ作業があるんだけど、それは夕方するのさ」
<ご苦労さん、遊びに行っといで…>

 

 

 

 

大きな紫のモクレンに出会いました。ライラックの花も咲き始めていました。
ミツマタはもう満開、素敵な花です。
花だけじゃないです。ケヤキが芽吹き始めてました。カエデの芽は葉を開き始めてます。
みんな忙しいです。慌ただしく春の盛りへ向かってます。

 で、呑竜仲店のヤギカフェでお昼にしたんです。でも、ついてないやいね、こんな日に限って食道の代わりを務めている細く作り変えられた胃袋の御機嫌が悪くて、結局一口も食べられなかったんです。たまにはこういうこともあるんです。
ママの美郷さんが、ご機嫌が直ってからゆっくり召し上がって…」って、そいでマスターがテイクアウトに作り変えてくれたんです。ありがたいことです。ユキ子さんへのお土産ができちゃいました。それで、神明さまにお参りに行って、しだれ桜を眺めてたんです。それから、リバティーへ

 

「今年は、お店の前の木が一番初めに咲いてくれたのですよ」、リバティーの美喜江さんが喜んでました。
でも、胃袋のご機嫌がまだ直ってないので、リバティーブレンドとケニアの茶葉だけ買って、お茶しないで帰ってきました。出直します。

   柔らかな日差し、家族で散歩も楽しそう、猫たちもくつろいでいました。

 

 そいで、家に戻って、納戸の続きの作業をしたんです。これが納戸の外側です。窓は高窓が見えてるとこにあるだけ、あとは全部壁なんです。

  三台の大型ラックと奥の2台の本棚風のラック2台に、ネジ穴ふさぐシール貼って、接着剤で背板の補強をしました。今日、転倒防止用のグッズを買い込んできて、ラックを連結して、転倒防止装置を取り付けると作業はおしまいです。
この納戸には、五つのラックのほかに、和装用の三段チェストが9台(3台ずつ重ねてあります)を入れました。そのほかに、姿見、衝立、ハンガーラック、踏み台、収納ベンチが各1台、まだ届いていないのは、収納ベンチです。
これだけあれば、前橋駅前の上毛倉庫のレンガ蔵の中のトランクルームを借りて納めているものと、千代田町の家に残してあるものが、みんな収納できるはずなんですが、足らなきゃまだ増やせます…

 それから、薬局にミナミ眼科で処方してもらった目薬を受け取りに出かけたんです。エゴノキも芽吹き始めていました。
何もかも春です。いいなって、家に戻ったら、代用食道の細く作り変えられた胃袋のご機嫌が直っていました。さっそく、ビタミンとカロリー補給のゼリーをちゅぱちゅぱ吸って、大丈夫でした。

 

 「おいしそう、あたしこれでいいよ!」って、ユキ子さんはヤギカフェのカレーで夕飯するって言いだしました。それではと、私はゼンフーズの「かかあの餃子」をスープ餃子にして、メイ太んちのカキナとブナシメジのニンニク炒めを作って食べることになりました。ユキ子さんも、カキナのニンニク炒めに手を伸ばして、久しぶりの簡単夕食と相成りましたんで、写真はありません。

はい、代用食道は時々臍曲げてご機嫌悪くなるんですけど、あんじゃあないんです。
今日は、彼岸の墓参り…

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。改めてご案内申し上げますが、直前になりましての延期、誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


広瀬河畔のソメイヨシノが開花しました。桜が咲きました、春本番です。眼も大事なし、クリガニでお祝いです…

2020-03-18 20:14:45 | あんじゃあない毎日

前橋のまち中を流れる広瀬川の岸の桜が咲きました。
昨日のお昼過ぎに見っけたんです。

 前橋ミナミ眼科へ眼の検査と診察を受けに行った帰りにまちへ回ったんです。スズランデパートで買い物して、青井食堂で昼食食べて、そいで広瀬川の交水堰のところの桜を見に行ったんです、今にも咲きそうなのですが、まだ開いていませんでした。でも…

 でも、文学館の前の端のところまで来たら、咲いてました、ソメイヨシノが開花してたんです。柳の浅緑をバックにして咲いてました。
川面に枝垂れた桜の枝にも花が咲いています。広瀬川の水と桜の競演をご覧ください。

 

 

紅茶屋さんのリバティーの窓際の席からお花見してたんです、前はキキと一緒に。
今年もお花見します。でも一人なんですね。

 

  昨日はミナミ眼科の受診予約日でした。朝食の後、納戸のラックを一台組み立ててから、タコさんにもらったでっかいマスクをして出かけました。マイクについているポッケには一万円札を忍ばせて行ったんです。

   端気川沿いの道を辿りました。川の中の堆積土の枯れたアシむらの下にはハナダイコンの紫色の花がいっぱい咲き始めていました。川底では、梅花藻が揺れています。すっかり春です。

  朝倉の猫に会いました。
<どこ行くの?>
「ミナミ眼科の板倉先生のところ…」
<目ヤニが出るの?>
「違わい! 手さぐりになるのが怖いんだい!」
<気を付けて、お大事に…>

 麦がしっかり伸びた朝倉田んぼです。畔にはもうヒバリの姿がありました。でも、カメラ向けると逃げちゃうんです。写真に撮れるのは、ツグミです。ツグミは逃げないのですね。

目の検査結果はすこぶる良好です。左右の眼とも視力は0.7まで出てますし、眼圧も正常値の範囲、診察の結果炎症も起きていません。4月にもう一回診て状態が良ければ、二ヶ月一回の診察にしましょうって板倉院長さんが言ってくれました。良かったです。
帰り道、菜の花畑の向こうに赤城山を眺めました。いいですね。

   

昨日は菜の花畑に何度か出会いました。きれいです。
でも菜の花といってもいろんな野菜の花が咲いてました。一枚目はアブラナの花です。二枚目は、チンゲン菜の花です。三枚目はダイコンの花です。そして四枚目はブロッコリーの花です。みんな菜の花です。

 

  六供町の洋品店「オナヤ」のウインドーは高等学校の制服がずらりと並んでいました。もうすぐ入学式ですね、出来るといいですね…
と思って来たら、前橋駅南口で制服姿の集団に出会いました。なんかしばらく見ることのなかった姿、うれしくなりました。これって、普通なんですよね、今が異常なんだいね。

 まちへ戻ったら、きのうとうって変わって春姿がまちを闊歩してました。

 

 そいで、広瀬川の桜を開花に気づいて、いったん家に戻ってから、岩神町の養田鮮魚店へ出かけました。城東町の金光教の教会のヒガンザクラはもう満開になってました。

  養田さんちには、九州から魚が届いていました。写真はモンゴウイカです。同に白い斑紋がたくさん見えているでしょ、紋のある甲イカなので紋甲イカなんだそうです。カミナリイカともいうのだそうです。
岩神町の路地はハナニラがきれいでした。

 

 

養田鮮魚店に久しぶりに活きクリガニが届いていました。一杯300円、安いです、お買い得、早速分けてもらってきました。息子たちが小学生のころには結構入荷してて、値段も手ごろだったんでよく食べたのですが、最近さっぱり姿を見なかったカニです。春が旬なので洒落て「桜ガニ」なんて呼ぶ人もいます。毛ガニの仲間ですからとてもおいしいカニです。持ち帰って、早速蒸しました。蒸すと赤くなります。
ユキ子さんの両親のところへも蒸したのをお届けしました。

   

 夕食は蒸しクリガニ、ヒラスズキと青柳の刺身、野菜(アレッタ・トマト・ブナシメジ)の酢の物、ホタルイカとカキナの酢味噌、それと野菜汁(カキナ・カブ・ニンジン・ゴボウ・シイタケ・ジャガイモ)、それとカキナのニンニク炒めでした。使った野菜はカキナいっぱいの11種類でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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真冬みたいに寒い日、ナガミノヒナゲシを見つけて、納戸のラックの組み立て作業、がん生存率は57.2%だって…

2020-03-17 20:16:24 | あんじゃあない毎日

前橋こども公園の脇を流れる広瀬川の遊歩道のユキヤナギです。
すっかり満開になりました。

 昨日は、1時半から3時半の間に納戸の家具が配達されてくることになっていました。運送業者だと時間が正確なのですが、今回は家具販売店の配送センターからくるので、少し早く来ちゃう可能性を感じていました。それで、1時前には受け入れ態勢を整えておくことにしました。
というわけで、JAファーマーズへの買い出しは午前9時半、開店時間に合わせました。

夕方には、ユキ子さんの両親に、増築した納戸とリフォームしたキッチンを見に来てもらうことにして、夕食をわが家で一緒することにしました。
朝最適気温は-1.2℃、お天道さんが出て日差しはたっぷりだったんですが、寒かったです、昼になっても気温は10℃に届きませんでした。

 道端でナガミノヒナゲシを見っけました。桜の花が咲き始めると、この花があちこちで咲いちゃいます。困った植物です。「かわいい!」という方もいるのですけれど、実は侵略的な外来植物なんです。
ナガミノヒナゲシは1個体から15万粒の種子を飛散させるというとんでもない繁殖力を持っています。それだけではなく、この植物が作る化学物質が、他の植物・昆虫・動物などに、直接または間接的に何らかの作用を及ぼすアレロパシーという現象を起こす力が強いのだそうです。すでに、住民の力を借りて駆除に乗り出している自治体もあります。

買い物済ませて、家であれこれ準備してたら昼になってしまいました。

 昼飯はカレーつけ麺にしました。カレー汁には、タマネギ、トマト、ベーコン、卵が入りました。結構辛口に作りました。
食べ終わって休んでいたら、「お約束の時間よりも少し早いのですが、お届けに上がってもよろしいでしょうか?」って電話です。予想的中、前の配送先があまり作業時間がかからなかったのかもしれません。でも、」早く来てもらうのはこちらもありがたいので、もちろんオーケーです。

 

配送センターの人が荷物を運びこんでくれた納戸の中です。和装品収納チェストはすぐに使える状態にして運び込んでくれました。前日に、弁天手芸店で分けてもらったフェルトは、このチェストを三段重ねにするのに、間に滑り止めとして挟むためのものでした。

右側の段ボールは、組み立て式の木製ラックです。2種類のラックを合わせて5台買いました。私が組み立てます。

  作業の初日は慣らし運転、まずはハンガーラック一台を組み立てて、衝立の梱包を解きました。こんなハンガーラックでも、30分ほどかかりました。まだ不慣れです。
それから、奥行狭い(19㎝)の木製ラックを1台組み立てました。説明書を見ながら、間違えないようにゆっくり作業したので、約2時間かかりました。このラックは、ビデオテープ、CDやラジカセ、書籍やノート等を収納するラックです。同じものをもう一台組み立て、連結し、転倒防止装置を付けて、組み立てと据え置きが終了します。奥行45㎝の木製ラックは3台です。だから、あと4台組み立てればよいわけです。

急がずのんびりやります。

 納戸で作業してたら、玄関先の籠にカキナがいっぱい入ってました。多分、メイ太の母ちゃんさんが届けてくれたんだと思います。ごちそうさまです、早速茹でました。

作業を終えて休憩、ネットニュースを見てたら「がん生存率57.2%…」(毎日新聞/20/03/17 10:08)ってニュースが目にとまりました。「国立がん研究センターなどは17日、20003年~2006年にガンと診断された人の10年後の生存率を発表した。大腸や胃がんなどがん全体で57.2%、昨年調査した02~05年(56.4%)より0.8ポイント改善した。部位別では、前立腺は100%近かったが、すい臓は5.3%で最も低かった」というものです。

この報道のもとになった「全がん協加盟施設の生存率共同調査」の調査結果はこちらで見ることができます
もちろんこの統計に私は含まれていません。ですから、食道がんのレベル「Ⅱ」の5年後生存率が51.7%、10年後生存率が28.2%という数値を見ても特段の感慨はありませんし、このデータから私の余命を計算することは不可能です。過去の記録として、「なるほど」と思うだけです。

 

  ユキ子さんの父さんは93歳、母さんは89歳、ユキ子さんの案内で納戸を見物し、キッチンを「いいね~」って眺めてました。
夕食は寒いので鍋にしました。二人より4人で囲む鍋の方がおいしいに決まってますから。
箸休めを二つ、左はクリームチーズの味噌漬けの菜の花添えです。右は、野菜のフキ酢味噌添え、野菜はウド、トマト、アイスプラント、二十日大根、それに鶏肉入りのフキ味噌に食酢と卵黄を加えて作ったフキ酢味噌を添えました。

   鍋はちょっぴり中華風の鶏鍋です。鶏の手羽先を煮込んだスープに、ゴボウを刻み込んだ鶏団子、ささがきゴボウ、ニンジンが入っています。それとスープで煮たカブ、菜の花、春キャベツ、ニラ、カキナ、ネギを用意しました。スープはわずかに塩を入れてありますが、カボスのポン酢にごま油と砂糖を加えたタレと、自家製の柚子胡椒を用意しました。
〆の代わりに、写真にないのですが、葛切りをたっぷり戻しときました。
使った野菜は、13種類でした。

のんびりおしゃべりしながら、ゆっくり食べていただきました。ユキ子さんの両親はきちんと自立生活を送っています。尊敬しています。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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イタリアで 「andra tutto bene(何とかなるさ)」なら、群馬では「あんじゃあねえさ」で、暗くならずに、孤立しないで…

2020-03-17 07:17:40 | あんじゃあない毎日

スミレの花です。
真冬の寒さに戻ってしまった街の道端で咲いています。
前橋の今朝の最低気温は-0.5℃、私の方は震えています。

 

朝食後、欲しいものがあってカインズホーム小島田店へユキ子さんに連れて行ってもらいました。強い風が吹いていました。昨日はこのあたりで最高気温、あとは徐々に気温が下がって、寒かったんです。
左は、駐車場から見た榛名山です。真っ白な雲が山を覆いつくそうとしてました。
右は、帰り道に女屋町あたりから見た赤城山、鍋割まで雲に包み込まれようとしていました。

  残念ながらほしかったものは手に入らず、敷地の中にあるグンイチパンのベーカリーカフェ「パーネデリシア」をのぞいてみたら、こんなんに出会いました。「焼きぱんじゅう」って名前です。見た目は焼きまんじゅうですが、酒まんじゅうでなくパンでつくられているのですが、饅頭に近い食感のパン、面白いですね。

 

  家に戻って、パンまんじゅうでこびるして、それから、Droitへトレーニングへ出かけました。街を歩いている人たちはすっかり冬装束に戻っていました。先週の金曜日は右の写真、半そで姿が歩いていたんですよ。たった三日前のことです。

 

  冷たい風が吹いていましたし、時折風に乗って冷たい氷の粒も飛んできました。でも、猫は外に出てましたいね。
「寒くねえんかい?」
<大丈夫、ほら…>って、塀の上で回転して見せてくれた三河町の顔見知り猫です。

  千代田町の茶猫です。のんびりと駐車場を歩いていました。で、どうするのかなって思ってみてたら…

 突然ゴロンをやりました。そいで、寝転がったままさ、
<イタリアじゃさ、窓で歌うのが流行ってるんだって?>
「うん、そうらしいよ、ネットのAFP BBニュースで見たよ」
<どういうお話なの?>。
「イタリアでは、コロナウイルスの感染が急激に拡大して大変なんだよ。AFP通信の集計では、17日現在で感染者は約2万8千人、死亡者は2158人になっているって。イタリア政府は、9日から国全体に封鎖措置を拡大して、感染拡大防止に努力してるんですって」
<それは大変だね、それでどうして窓で歌うの?>
「政府の封鎖措置で、元気な人も家から出られなくなったんだよ。それで、家から出られなくても元気だよってとこ見せようってんで、窓辺やベランダで歌を唄って、その様子を撮影した動画をネットに投稿しているらしいんだ。みんなで孤立感を和らげて、元気出してこってメッセージなんだいね」

<へぇ~、イタリアの人たちは洒落てるね…>
「そうだいね、ソーシャルメディアで暗い話やフェイクニュースは困らいね、それに比べるて、明るくて素敵だよね」
千代田町の茶猫は鼻歌交じりでゴロンを続けてました。

 私が見た「自宅の窓から住民合唱、新型コロナで封鎖のイタリア『マカレーナ』一斉ダンスも」(AFP BB)はこちらでご覧になれます
イタリアのソーシャルメディアでは、「andra tutto bene(何とかなるさ)」ってメッセージを表示しようって運動も呼びかけられて、結構な広がりを見せているらしいです。

 

 家に戻って、表札を改めてかけました。すべての工事が終わったんで、工事中引っ込めておいた表札を戻したんです。この表札、絵本作家で彫刻・版画家の野村たかあきさんに特別に書いてもらったものなんです

 午後は、エムロードのスタッフさんが建築確認関係の書類を届けてくれました。それから、野口組の監督さんが、工事関係の書類の綴りと保証書等の引き渡し書類を届けてくれて、完成した納戸を引き渡してくれました。それと、納戸の家具を発注した東京インテリアの配送センターからは「明日、17日の午後1時半から3時半の間にお届けいたします」って電話連絡がありました。
今日から忙しくなります。
それから、書類の左下に置いてあるのは、カットしたフェルトの生地です。全部で36枚あります。これは、今日からの私の作業で使うものなのです。

 弁天通のDroit本店のお隣、呑竜仲店の入り口のところにある「弁天手芸店」でDroitの帰りに分けてもらってきた手芸用のフェルト生地をカットしたんです。写真は、弁天手芸店のボタンの棚です。2000種類を超えるボタンをそろえていおるんだそうです。すごいですね…

 

 コロナウイルス感染対策は、感染症の専門家からも「長期戦を覚悟しなければ…」という声が出始めています。でもね、おしまいには、ウイルスが私たち人間と共生する道を選んでくれると信じていいていいみたいです。専門家の多くはこういう説を支持しています。
わが家でも、吉駒が美登利会を延期する案内状を書いています。術後まだ一年経っていない私は感染症を警戒しなくてはいけない期間にまだいます。辛いこともありますけれど、暗くなったって、カリカリしたってか解決するわけじゃあないんです。
イタリアで「andra tutto bene(何とかなるさ)」ならさ、群馬では「あんじゃあねえさ!」で参りましょうぜ、笑顔で!

   

それにしても寒かったです。夕食はありもので鍋を作りました。
洋風野菜鍋です。野菜は、タマネギ、ジャガイモ、大根、人参、ゴボウ、生椎茸、サヤエンドウ、アレッタです。出汁は、市販のブイヨンと昆布だし、それと鮭の中骨水煮缶詰一缶。味付けは塩・コショウ、決め手はバター大匙2杯でした。暖かい鍋になりました。
魚は、サクラマスの味噌漬け、サラダはレタスとカキナと二十日大根のフキノトウマヨネーズ和え、酢の物はウドとサヤエンドウの鶏挽肉入りフキ味噌の酢味噌和えでした。
使った野菜は14種類です。野菜の種類をいっぱいにしているのは、化学療法と手術で低下した免疫力を高めるために、去年の8月から続けている工夫なんです。コロナウイルスへの抵抗力もつけてくれているはずです。おいしい工夫、いいですよ。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

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ヤドリギに集まるヒレンジャク、うっすら雪化粧の赤城山、小百合さんが歩いた古墳の道、大室公園を散歩した日曜日です。

2020-03-16 07:39:09 | あんじゃあない毎日

前橋市の東はずれにある日本キャンパック大室公園の中の五料沼です。
昨日の朝食後、「今日は用事がないんです。どっか行きたい…」とユキ子さんが言い出したんです。それで、車で出かけて散歩をしようってことになって、日本キャンパック大室公園に来たんです。

 最近の大室公園は、JR東日本の「大人の休日倶楽部」のテレビCM、「古墳王国群馬編」で吉永小百合さんが公園内の大室古墳群を訪ねてくれたことと、渡り鳥のヒレンジャクがやってきていることですっかり話題になっています。散歩してると、小百合さんに会えるかもしれないということはないのですが、ヒレンジャクには会えるかもしれません。

  着いたのは10時過ぎ、途中、車の窓から見える赤城山はうっすらと雪化粧です。なんとも寒げだいね。でも、すっかり晴れ渡った穏やかな日曜日、広い公園には子どもたちの歓声が聞こえていました。よかった…

 

 で、まずはヒレンジャクです。五料沼の周りを廻って行ったら、西側の大きなモクレンの下に結構な人だかりです。みんな沼の方の木(写真では向かって左)を見上げています。
そうなんです、ヒレンジャクいるところには人だかり、すぐわかるんですね。

沼の岸に生えている大きな木の高い枝の上にとまっているヒレンジャクです。こういう話題になっているところでは、自分で探さないで野鳥撮影用の高級カメラや双眼鏡を持っている人に尋ねると、たいていの場合優しく教えてもらえます。

  ヒレンジャクの止まっている木は落葉樹なのですが、後ろにもしゃもしゃした常緑の葉が見えています。これってヤドリギなんです。最初の写真をよく見ていただくと、ヤドリギに黄色っぽい薄緑の小さな玉が見えてます、あれって、ヤドリギの実なんです。ヒレンジャクはヤドリギの実が大好きな鳥なのです。それで、ヤドリギがたくさんある林を越冬地として選ぶらしいです。
大室公園の桜や、欅や、榎などにはたくさんのヤドリギが寄生しています。餌に事欠かないんだいね。

 花の咲いているヤドリギ をユキ子さんが見つけてくれました。黄色い小さな花です。
ヤドリギは、3月から4月が花の季節です。その花が実を結び、熟れるのは、夏と秋を越えて年の瀬以降のことなんです。それで、渡り鳥のヒレンジャクに好都合なんですよね。

 

 五料沼にたくさんいたはずのカモ類はほとんど姿を消して、わずかな数のヒドリガモがいました。ほかには、カイツブリ、カワウ、オオバン、それとシラサギを見ることができました。

  
私がもう散っている河津桜を見ていたら、「こっち、コッチに…」とユキ子さん、近くのまだつぼみが硬そうな桜の木にシジュウカラが飛んで来たんです。忙しいらしくて。直ぐに行ってしまいました。

あと、エナガの姿を高い木の梢に見かけましたけど、じっとしてくれない小さな鳥ですから写真にはとても撮れません。身体はスズメより一回り小さくて細いですが長い尾をしたかわいい小鳥です。

 

  沼の周りは花もいろいろです。サンシュユは今が盛りです。花房を出し始めた柳の手前には、桜だと思うのですが、なんちゅう桜か私には分かりません。咲き始めていました。

  日当たりの良い斜面の菜の花畑です。モンシロチョウが羽を休めていました。間もなく沼の端の桜も咲き始めると思います。

 

大室公園の中には保存されている古墳が四つあります。前二子、中二子、後二子という三つの墳丘長が100m級の前方後円墳三基と、小二子と呼ばれている小型の前方後円墳が保存されています。詳しいことは、前橋市HPの「大室古墳群について」の「大室古墳群パンフレット(PDF)」をご覧ください。

   古墳の周りを巡り歩くのも、墳丘に上って遠くを眺めるのも、そして、開放されている石室をのぞくのも、楽しいですよ。足元にはヤブカンゾウの芽が伸びてきていました。夏になると橙色の花が咲きます。

前二子の墳丘の上からの平野の眺めです。見えて居る山並みは多野の山並みです。この古墳が作られた6世紀も山並みは同じ風景だったと思います。

 こっちは、足尾との境の袈裟丸山やなんかだと思います。雪化粧をしていました。

 沼の畔に出ていた仮設の売店でこの本を買いました。
シリーズ「遺跡を学ぶ」(新泉社刊)の「東国大豪族の威勢 大室古墳群(群馬)」(前原豊著・2009年刊)です。
前原豊さんは、もう40年ほど前にこの大室古墳群の調査と保存の仕事が始められた時から、現場でその仕事に当たってきた文化財の専門家です。この古墳のすべてについて誰よりもよく知っている研究者です。

「あれ、前原先生なら、さっきお見えになってましたよ、その辺でお会いするかも…」、売店の係の人が言ってました。しっかり読んでから、お会いする機会があったらお話を伺うことにします。

キッチンカーで温かいコーヒーを淹れてもらって、五料沼越しに赤城山を眺めながらのんびりとお茶しました。広い公園なので、散歩は2時間ほどになりました。
ヒレンジャクやシジュウカラに会えたし、美しい山並みを見られたし、ヤドリギの花やモクレンの花もきれいだったし、小百合さんが歩いた古墳の道も辿れて良かったです。そして何よりも、大勢の皆さんが、広い公園でのんびりとくつろいでいるのが素敵でした。怖い顔している人には会わなかったいね…
そうなんです、カリカリしてたって始まらないのです。

 

  樋越町のそば屋「歳時記」で少し遅いお昼を食べました。
客席のある座敷の窓の外に花が見えて居ました。なんだろう…。帰りに庭を拝見させてもらいました。
ボケの花でした。それもピンクと白の二色咲きのボケの花でした。それなんで、ガラス越しに見たとき、なんだろうって思ったんです。かわいいですね。

 

 家路の途中の富田町の田んぼです。麦の緑色がすっかり濃くなってきていました。赤城山の雪はほとんど解けてしまったみたいでした。穏やかな姿に戻ってました。

 

   夕食のサラダです。アイスプラント、ウド、人参、ブロッコリー、カブ、アレッタ、二十日大根、サヤエンドウ、トマト、それとマッシュルームです。ディップは茹で卵、黒オリーブ、大根葉のモミ漬けをマヨネーズとオリーブオイルで合わせました。
それと、キッチンの片づけで見っけたカニ缶と小松菜のグラタンです。
そして、ペンネとカキナのトマトソースです。少し作りすぎ、食べ過ぎました。

久しぶりに、ユキ子さんと散歩した日曜日でした。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。改めてご案内申し上げますが、直前になりましての延期、誠に申し訳なく存じますが、どうぞお許しの上、しばらくのお待ちをお願い申し上げます。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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昨日は一日雨、外出は理容タケウチで散髪だけ、でも雨に濡れた線路端の春の花を眺めてきました…

2020-03-15 07:10:13 | あんじゃあない毎日

14日の記事でご覧に入れたアーモンドの花、昨日の朝は雨に濡れていました。
朝からずっと弱い雨が夜まで降り続いていました。それに、寒さが戻ってきてました。

 朝食を食べていると、窓から見えるお向かいのキンモクセイの木に鳥たちが雨宿りしているみたいでした。スズメとメジロとが一緒してて、出たり入ったり、写真の左上の点は、木から飛び出していったメジロなんです。
雨に気後れして、出かけずに家の中でごろごろしてました。
ごろごろだけではなんなんで、片付けもちょこちょこ…

雛ずしのおすそ分けを届けた克子さんからのお返しです。どうやら猫柄のティーバックみたいです。
「○○さんには内緒でお召し上がりください…」って添え書きがありました。○○さん、すみませんね。内緒で飲みますね…

 昼食は、カキナいっぱいの肉玉うどんを作りました。うどんは星野物産のひも川です。一生懸命食べてますよ、メイ太の母ちゃんさん。おいしいです。

 

  午後、「理容たけうち」の予約が取れたので、雨の中を散髪してもらいに出かけました。石原総合歯科の院長先生が育てている実ザクラの花は雨に打たれて一夜にして散っていました。アーモンドは大丈夫、ピンクの美しい花びらを濡らしていました。

  細い雨でした。狭い、通り抜けできない路地には、それでも、小さな水たまりができていました。モクレンの花はずぶ濡れになって、開くのを躊躇しているみたいでした。

髪の毛の長さはがん治療を始めてから短くしたのです。だから今の髪型にしてもらって一年です。
まだ、当分短いままで行こうと思っています。
「世話になってさ、もう20年になったぜ…」
「そんなになりますか?」
「2000年の12月に越してきて、2001年の春に初めて寄せてもらった記憶があるんだいね」

散髪した帰り道、小雨の中を上毛電鉄の上りの電車がやってきました。いつもなら、電車の後ろの方に見えている赤城山は雲の中でした。

 電車道の線路っ端にも春の花が咲いています。これは、ナズナ、ぺんぺん草です。もう実もなっています。だから、ぺんぺんできます。

  ホトケノザとヒメオドリコソウですね。雨に負けずに咲いています。強いですね。

  ハコベはダメですね、花がみんな閉じてしまってます。咲いてないやいね。ハナニラも一緒。花の首を垂れて、雨が中に入り込まないようにみんなして下向いちゃってました。

 

カラスノエンドウの花もみんなしぼんじゃってました。実は右の写真は金曜日に同じカラスノエンドウを撮った写真なんです。咲いている花に、テントウムシがいたんです。もう冬眠から覚めたんだいね、餌のアブラムシももう卵から孵ったのかな…。このテントウムシ、冷たい雨に驚いてるだろうな…

 

 ご近所のゆすら梅は雨で花を散らすことなく咲き続けていました。
春の花たちも、咲いてみたら冷たい雨、それぞれに雨をしのいでいるんだいね…

 胸にしみる 空のかがやき
 今日も遠くながめ 涙を流す
 悲しくて悲しくて とてもやりきれない
 ……………

線路端の花を見ていたら、この歌を思いでして口ずさんでいました。
「悲しくてやりきれない」(サトウハチロウ作詞・加藤和彦作曲)、1968年3月に発表された、ザ・フォーク・クルセダーズの曲です。どうして思い出したのかな…、雨ふりなのに。

今朝は、昨夜までの雨が嘘みたいに晴れ渡っていました。

 

   夕食は昨夜も野菜いっぱいでした。
スープはキャベツとタマネギをとろとろに煮こんで、菜の花をトッピングです。サラダは、アレッタ、ブロッコリー、紫大根、キャベツ、セロリに常備菜のフキ味噌にクリームチーズとオリーブオイルを加えたディップを添えました。フキ味噌ベースのディップ、いいですよ、味噌とチーズは相性が良いですから。
それと、トウ(薹)の立った小松菜とウドの芽の牛肉巻きのソテーをレモンバターソースで、添えたのはジャガイモとニンジンです。使った野菜は13種類でした。小松菜の薹菜、すごくおいしいですよ、カキナと同じぐらいおいしいです。

これで足らなければカキナのパスタをと思ってスタンバイさせといたのですが、作ることはありませんでした。今日に回すことになりました。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。

春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定を延期いたしまして、5下旬開催で準備を進めることといたしました。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください