「豚インフルエンザのパンデミックは、妖艶なエコノミスト・浜矩子の憂鬱である」というのが小欄の見立てである。
浜矩子は、昨年11月の毎日新聞・“時代の風”欄に、リーマン破たんによって金融収縮が起こり経済活動全般の縮減に転化したことを「グローバル恐慌物語の第一幕がひとまず終わって、第二幕の幕が開いたところである」と書いた。
そして、「次に来る展開こそ怖い」として、
~・~・~ その第二幕はモノをつく . . . 本文を読む
3日の憲法記念日、5大紙は社説で憲法論議した。
産経は9条改正を訴え、読売とともに憲法審査会の機能不全を咎めた。
日経は自衛隊の海外派遣の一般法制定を唱え、次の総選挙で決まる政権は、憲法にせよ、安全保障にせよ、最も重要な国政上の論点であるから、有権者に説明すべきと書いた。
朝日は9条・自衛隊派遣などの議論を避け、世界の転換期に「25条と向き合おう」とした。毎日は意味不明だ。
以下、各紙から抜粋
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妖艶なエコノミスト・浜矩子は5月3日付毎日新聞・時代の風欄に「オバマさんの百尽くし――本番はこれからだ」を寄稿した。
浜矩子は、4月29日のオバマ大統領就任百日を、内外のメディアが取り上げたことについて、ルーズベルト大横領の「百日議会」などを例にあげ
「どうも、この百という数字には、人間にとって特別の語感的吸引力があるらしい」
と捉えた。
そして、「オバマの百日」に因んで「ナポレオンの百日天下」「 . . . 本文を読む
民主党・小沢一郎代表は、なぜ党首討論に応じないのか?」
マスコミや世論に攻め立てられ、ようやく1日、「民主党は13日の党首討論を申し入れた」と、各紙は小さく伝えた。
しかし、「やっと出てくるか!」と思いきや、参院本会議で「在沖縄米海兵隊のグアム移転に関する協定締結の承認案」が否決された場合、13日に両院協議会が開かれる可能性があり、連休明けに与野党で再協議するのだという。
同法案は参院で否決さ . . . 本文を読む
りー・アイカコッカが救ったクライスラーは破たんした。
次に6月1日、『晴れた日にはGMが見える』で、ジョン・デロりアンが憔悴したGMが岐路に立たされる。
ならば、次の次はヘンリー2世がアイアコッカを追い出した、フォードなのだろうか?
クライスラーが米・連邦破産法11条(日本の民事再生法にあたる)の適用を申請し破たんしたことを、日本の5大紙社説は2日付、揃ってコメントした。
読売は、「GMは最近、 . . . 本文を読む
2月8日のTV放送で「小沢君はものぐさ、時代に間に合わない」と断じた中曽根康弘元首相は1日、産経新聞【憲法記念日特集】のインタビューに答えて、「小沢君は変貌した」など、次のように語ったという。
~・~・~ 民主党の小沢君(一郎代表)は変貌した。昔は憲法改正を唱えていたが、民主党の代表になって発言を控えている。あの党には旧社会党左派系もいる。小沢君が党内で権力を握るには妥協しなければならないのだろ . . . 本文を読む