巨人１０勝、桑田２００４年８月２１日以来の勝ち星

巨人が着実に得点し広島に３連勝。４カード連続の勝ち越しと、セ・リーグ１０勝を達成。また、先発した桑田投手は５回を投げ、失点１、２００４年８月２１日の広島戦以来、久々の勝ち星を挙げた。

巨人の戦いぶりがパターン化してきた。兎に角ゲームセットまで執拗に１点をとりに行く姿勢が板についてきた。現在の巨人は全員が戦力となっている。全員で１点を守り、全員で１点を取りに行く。この姿勢が続く限りこの好調が持続されるだろう。

広　島　０００　１００　０００＝１
巨　人　１００　２０２　０４Ｘ＝９
　
▽勝　桑田２試合１勝
▽敗　ダグラス３試合１勝２　
▽本塁打　嶋１号（１）（桑田）

しかし、心配がないわけではない。開幕スタメンで頑張っていた亀井が肋骨骨折で戦線を離脱した。天の助けか、元西武の小関竜也外野手が入団テストを受けることとなった。小関選手は、米大リーグ、ブルワーズの入団テストを受けてマイナー契約で入団できる見通しだったが、球団のマイナー選手の外国人枠が埋まっていることなどから入団を断念していた。そんな折、１４、１５日の２日間、巨人の入団テストを受けることとなった。

原監督は「西武の一時代を築いた選手がこういう形を望んでいるんだから、きちっと対応する」と話した。今年の風は巨人に吹いているようだ。


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