ここ最近の釣行では期待の現れか、単なる加齢か、目覚まし1時間前に目を覚ますのが常になってる。
(毎度。)
(Sトシくんと連れ立って桟橋に来たよ。)
曇り予報で雨は大丈夫なようだけど、案外北風が強いのが気になる。
(マダイの2号船はエンジンメンテでお休み。)
(出船。)
(うねうね。)
湾フグの誘いは、底に着いたカットウ仕掛けを鋭く優しく小さくシャクる。
シャクリ上げたトップ位置から着底までゆっくり誘い下げ、ゼロテンでアタリを待つのだけど、うねりで竿と腕の長さ以上に船が上下するから、仕掛けをコントロール仕切れない。
(風もビュービュー。)
(嬉しいぞ。)
25cm超えの良型カワハギ。
(ドック脇。)
(アカメだけど、あまりにおチビ。)
(ここで獲りたかった。)
(いまだにうねうね。)
(空の桶。)
(最後までうねうね。)
(掛かってくれてありがとう。)
(沖あがり。)
(カモメはカモメ、孔雀や鳩や、ましてや頭にはなれないー。)
・ショウサイフグ : 1
10月30日(金)の平日釣行は予約に空きがあるのを知ってたけど、良い釣り座で少しでも目標数を稼ごうと、そのまま1時間早く家を出たら、野毛屋さんに3:45着で誰も居らず。
何と先頭ですよ。
好きな席を選べちゃいますよ。
で、左舷大艫をチョイス。
思えばこれがマズかったか。
宿が開いてもお客が少なく、常連さんも見掛けない。
宿前でユキちゃんに、本当はマダイに乗る予定だったと告げて、来月乗って40cmのマダイを釣るよ、と宣言。
自分を追い込んでみましたよ。
(毎度。)
旦那さんからは「今日の面子だったら頭を取らないと」と励まされ、そのつもりで頑張りますよ、と談笑する。
異次元の釣果を挙げる常連さんはおらず、釣り座に大艫を確保し、目標のゴールも見えて気力が充実してる。
確かにこの条件なら頭を狙えるぞ。
「ツ抜けて来ます。」と旦那さんに宣言して船に向かうのであった。
思えばこれがフリだったのか。。。
(Sトシくんと連れ立って桟橋に来たよ。)
曇り予報で雨は大丈夫なようだけど、案外北風が強いのが気になる。
左舷は7名なんで余裕の釣り座で準備を進め、前回は船下狙いで粘って出遅れたから、今回は大艫を活かしてスタートからキャストして攻めるぞ、と前のめり。
既に勝った気でいたのですよ。
この時はね。。。
(マダイの2号船はエンジンメンテでお休み。)
出船して平潟湾を出たところからうねりで船が横に揺られる。
風とうねりで飛沫を被るから移動中は船尾に待避。
海が悪くて、こりゃ苦労するかもしれんな、とちょっと不安になる。
(出船。)
釣りを開始すると、予想通りうねりで船が上下動して誘いが効かないし、風に煽られてラインが揺すられコントロールしづらい。
想定以上にコンディションが悪いぞ。
(うねうね。)
湾フグの誘いは、底に着いたカットウ仕掛けを鋭く優しく小さくシャクる。
シャクリ上げたトップ位置から着底までゆっくり誘い下げ、ゼロテンでアタリを待つのだけど、うねりで竿と腕の長さ以上に船が上下するから、仕掛けをコントロール仕切れない。
ゼロテンでイトフケが出ちゃうからアタリが取れないし、アワセも効かない。
こんなコンディションなら揺れない胴の間の方が良かったな。
並び1番目で大艫を取れたのが反って裏目に出た。
参ったね。
(風もビュービュー。)
この状況にアジャストする引き出しを持ってないから、普段ならやらない大きく強く竿を振り上げる極端なシャクリをするしかない。
雑な釣りになりそうで不本意だけど、フグの反応を捉えても掛けられないから仕方ない。
雑な釣りになりそうで不本意だけど、フグの反応を捉えても掛けられないから仕方ない。
そんな振り回すようなシャクリにガツ!と来て本日初の生態反応が。
よっしゃ!掛けたぞー!
なかなかの重みと途中で突っ込むような引きに、魚が違うか?と巻き揚げると、
(嬉しいぞ。)
25cm超えの良型カワハギ。
キモパンで食の楽しみが確約される1匹。
八景産はフグに限らずカワハギも旨いのよ。
このお土産は嬉しいね。
続けてコモンフグを揚げるけど、野毛屋さんではコモンはカウント外。
でも、これでカワハギの肝醤油でフグ刺をいただけちゃうのは有難い。
(ドック脇。)
船長が色々場所を変えて探る中、沖堤防の内側や風裏にうねりが小さい所がある。
揺れないここで稼がねば、と気合いを入れて普段の釣り方で優しく探るも反応がない。
キャストして探索しても音沙汰なし。
ここで獲らねばヤバいぞ、他の場所じゃ勝負にならんぞ、焦りながらも丁寧に誘いサクッと掛けた。
(アカメだけど、あまりにおチビ。)
やっとアカメが顔を出したものの、リリースサイズのおチビ。
記念撮影の後にお帰りいただきましたよ。
残念。
(ここで獲りたかった。)
結局、うねりがない場合では追釣出来ず、再びうねうねの試練の海に戻ることに。
(いまだにうねうね。)
何とかせねば、と揺りに揺られるうねりの上下動にゼロテンのタイミングを合わせて、掛けるタイミングを計る。
何度か誘い下げで触りを捉えても、うねりに阻まれ勝負のタイミングは一瞬のみ。
それで掛けられないと、綺麗にエサをヤられちゃう。
これを獲れていれば数匹は手にしてるはずだけど、手も足も出ないのよ。
参ったね。
(空の桶。)
昼を過ぎても状況は変わらず、フグの前にうねりとの戦いでボコられる。
今日はもうダメかも。
ツ抜け?頭?いったいどの口が言ったのか。
もう心が折れかけてますよ。
(最後までうねうね。)
昨年の苦労をよそに、コロナ禍にあっても今年はあっさり目標の110匹を達成かな、と思ってたところに立ち塞がる海と波風。
ナメるなよ、と自然に厳しさを突き付けられ、叱られたようです。
スミマセン。
頭を取るなど自惚れでした。
まだまだひよっ子でした。
全然修行が足りていませんでした。
反省しきりでシャクリ続けてると、サクッと手応えが。
ゴリ巻きに一層力が入って勢い良くブチ抜くと、
(掛かってくれてありがとう。)
やっと、やっと獲れたショウサイフグ。
既に14時近く、諦めかけてたところによくぞ来てくれました。
そのあとはサメを掛けて格闘の末に水面まで揚げたところでやっとPEが破断するという、腕がパンパンに疲労するほどの引きを味わって終了。
(沖あがり。)
結果はリリースを含めて2匹で、公式記録では1匹。
うねりの前にどうすることも出来ず完膚なきまでにヤられましたよ。
トホホ。
(カモメはカモメ、孔雀や鳩や、ましてや頭にはなれないー。)
港に着いて健船長に釣果を一瞬で捌いて貰って、旦那さんには頭だろうと思われてたところを1匹だっと血を吐くように申告をし、宿でも女将さんに不甲斐ない結果を報告する。
すると、旦那さんと女将さんから「アジを持ってって」と、午前船で俊船長が釣ったのを宿前のクーラーから2匹取らせていただきましたよ。
不甲斐なき結果を噛み締め、次は雪辱を果たしてやるぞ。
今度こそ10倍返しだ❗
本当かね?何度このフレーズを口にしたことか。
・ショウサイフグ : 1
・アカメフグ : 1(リリース)
・コモンフグ : 1
・カワハギ : 1
船中:0~7
大潮
🐡