我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

またぞろ。。。

2012-07-10 12:45:21 | 宇宙戦艦ヤマト2199
○ンダイがまたやっているらしい。版○不許諾。
2199が始まると聞いた時点で、こうなることはある程度予想できていたんだけど。


てか、そーゆーことは、ちゃんとシリーズ出してから、やれ。

だいたい、会場限定でディーラーさんが数十個モノを売っただけで、アンタらの商売に影響出るんか?
アンタらがやってるのは、その程度の規模の商売なんか?


以上、極めて個人的なグチをお送りしました。
反論は受け付けていませんw


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宇宙戦艦ヤマト2199 第二章のネタを始めます(ネタバレ有りです)※7月7日追記

2012-07-06 23:08:18 | 宇宙戦艦ヤマト2199
何を今更・・・・・・という感もあるかもしれませんが(w)、劇場公開開始から一週間が経過しましたので、ネタバレを含む記事をボチボチと書いていこうと思います。
大義名分(?)としては、これを読んで『面白そうだ!!劇場に見に行こう!!』という人が、残り一週間の間に御一人でも増えますように・・・・・・ということで御勘弁下さい(^_^;)
それと、今回の記事は劇場で一度見ただけの記憶とパンフレットに記載された情報に基づいて記載しています。記憶違いなどで後日修正を行う可能性もありますので、合せて御勘弁をw



『シュルツの決断』
 木星においてヤマト乗員たちは波動砲の威力を知りました。その威力は、オートラリア大陸並みのサイズを誇る浮遊大陸を消滅させただけでなく、木星大気層の擾乱が軌道上からもはっきりと確認できるほどでした(波動砲の数値的な威力考察については、アナライザーさんとyangさんが前エントリーのコメント欄で展開されていますので、そちらに譲ります)
 浮遊大陸基地の通信途絶、大荒れの木星大気層を見て、シュルツは呻きます『どうすれば、このようなことが可能なのだ(うろ覚え)』と。
 基本的にはヤマトの次元波動機関と同じ原理という“ゲシュタムドライブ”を用いながら、ガミラスでは波動砲的な兵器は一般化されていない模様です(“存在しない”という事ではないと思いますが)。もしくは、その大威力故に機密度が高く、離反の恐れがある二等ガミラス人(被征服民族)には非開示とされている可能性も考えられます。
 ガミラスにおける波動砲の存在はさておき、シュルツが浮遊大陸を消滅させたヤマトの装備の正体について、皆目見当がついていなかったのは事実でしょう(劇中の言動を見る限り)。しかし、消滅した浮遊大陸や大荒れの木星大気状態から、そのような状態を現出させ得る兵器の威力をシミュレーションくらいはしているかもしれません。また、その結果から、謎の兵器が冥王星ガミラス基地に向けられた場合の損害についても、まともな指揮官・責任者であれば検討を行っている可能性は高いと思います(私の中では、シュルツはまともな指揮官です)。
 第二章での南部の意見具申にもあったように、2199の波動砲の威力は冥王星クラスの準惑星であれば、致命的となり得るほどの威力があるようです。その威力を、シュルツはある程度の確度と精度で予想していたかもしれないということです。
 さて、以上のような前提(根拠の無いものも多いですがw)で、シュルツの行動オプションを考えてみます。


 ①基地ごと(冥王星ごと)覆滅される危険に鑑み、人員と艦隊は一時的に冥王星基地を放棄、浮遊大陸基地を消滅させたヤマト装備の調査を最優先とする。

 ②メ号作戦に対する邀撃戦と同様、出撃可能な艦隊全力をヤマトに叩きつける。

 ③冥王星近在にヤマトを誘引し、冥王星基地そのものを防御拠点として活用、ヤマトに決戦を挑む。

 言うまでもありませんが、劇中での展開は上記③でした。結果的には、沖田艦長の判断で冥王星基地に波動砲が向けられることはありませんでしたが、それは僥倖に過ぎず、もし沖田が何らかの事情で逆の判断を下していたら、冥王星基地は抵抗一つできないまま、停泊していた艦隊主力ごと消滅していた可能性すらあります。
 では、①と②の判断はなぜ採用されなかったのでしょうか?
 まずは①。シュルツに対するゲールやデスラーの発言からも明らかなように、ガミラス人からすれば地球人など二等ガミラス人以下の辺境劣等種族に過ぎません。そんな劣等種族のフネや兵器を恐れて根拠地を放棄すれば、まず間違いなく『怯懦』の咎で処罰されてしまうでしょう。第二次世界大戦におけるドイツ軍やソヴィエト軍、日本軍について調べれば、硬直した軍事(独裁)国家におけるそのような事例はいくらでも確認することができます。


 そして②。浮遊大陸基地は四隻の戦闘艦艇を有していましたが、結果的には基地もろとも殲滅されてしまいました。シュルツには四隻がどのようにして失われたかまでは伝わらなかったかもしれませんが、冷厳な事実として『基地と小艦隊を根こそぎにされた』という結果が残りました。
 これでシュルツは、空母一隻と戦闘艦艇四隻をヤマトただ一艦によって失ったことになります。そこから得られる結論は『従来の地球艦とは異なり、ヤマトはガミラス艦を比較的容易に沈め得る装備を搭載している』ということになります。
 とはいえ、メ号作戦時のように一〇〇隻規模の艦隊を叩きつければ、決して負けることはないでしょう(あくまでガミラス側の視点ですが)。問題は、ヤマト撃沈までに生じる損害です。たとえガミラス側視点であっても、地球や木星で示されたヤマトの実績からして、少なくない数のガミラス艦艇が失われるのは確実に思えます。また、浮遊大陸を消滅させた謎の装備がまともに艦隊に向けられた場合、それこそ数十隻単位の艦艇喪失が生じてしまうかもしれない・・・・・・。
 その場合、たとえヤマト撃沈を果たしたとしても、やはりシュルツは処罰からは逃れ得ないでしょう。辺境劣等民族相手に多数の艦を失った『無能』という烙印を押された上で。
 シュルツにとっての不運は、本人はヤマトの能力を比較的正確に評価していても、上層部は決して同様の理解を示してくれないということです(こう書くと、まさに中間管理職の悲哀ですね^^;)。
 結果、シュルツは自身(と部下、更には家族)の名誉と立場を守るために、③の行動オプションを選択せざるを得なかったと考えるのですが、如何でしょうか?



『シュルツに勝利のチャンスは?』
 やはり、最大のチャンスはヤマトが地球から旅立った直後の全力攻撃でしょう。この時点のヤマトは各種装備のテストも未了ですし、乗員も慣熟には程遠い状態でした。
 まるで“ビスマルク追撃戦”ですが、シュルツが『それを見極めるのだ』とか悠長なことを言ってないで、その時点で叩き込める全戦力を投入していれば、少なくも能力万全状態のヤマトを相手にするより撃沈できた確率は高いでしょう。また損害も(あくまで相対的にですが)小さくできたと考えます。


 続いてもう一つの可能性。こちらは完全にラッキーヒットですw
 反射衛星砲に追い立てられ、冥王星の“海”に着水した後、ヤマトは直上から反射衛星砲の直撃を受けます。波動防壁すら貫く高出力ビームは二番副砲を直撃、これを破壊しました。
 パンフレットによると、実体弾である三式融合弾は艦前方の砲塔(一番・二番主砲及び一番副砲)にのみ下部に給弾室(バーベット?)を設けることで装備されており、艦後部の二番副砲、三番主砲には実体弾である三式融合弾の装備はありません。砲塔下のスペースが艦載機格納庫に充てられている為です。
 なので、反射衛星砲が二番副砲を直撃、破壊した際にも三式融合弾の誘爆は発生しませんでした(給弾室や弾薬庫が存在しないので)。では、もしこの直撃弾が二番ではなく一番副砲に加えられたどうなったでしょう?
 最悪ケースの想像では、以下のような事象が生じる・・・・・・かも?


  ①反射衛星砲が一番副砲を直撃。
  ②一番副砲が正貫。副砲下部の給弾室/弾薬庫の二〇サンチ融合弾に誘爆発生。
  ③副砲弾庫の誘爆が二番主砲弾庫に達し、四八サンチ融合弾に二次的誘爆発生。
  ④二次誘爆が更に一番主砲弾庫にも飛び火、巨大な誘爆の影響は艦橋にも達し、これを爆砕。


 多少極端ですが、ここまで至ったらヤマトは完全に死に体でしょう。三式融合弾が各砲塔にどの程度用意されているかは不明ですが、仮に各砲塔に三斉射(斉発)分だったとすると、四八サンチ砲弾が一八発に二〇サンチ砲が九発・・・・・・それがヴァイタルパート(艦の中で最も装甲の厚い重要部)内で次々に誘爆したら、少なくとも艦の前方は無茶苦茶に破壊されてしまいます(下手をすれば、そのまま爆沈)。
 2199で初めて設定された主砲・副砲の実体弾併用装備は、ヤマトの戦闘能力に大きな柔軟性を付与しましたが、同時に誘爆リスクをもヤマトに与えてしまったと言えると思います。
 なお、反射衛星砲の直撃が一番副砲ではなく一番・二番主砲に発生していた場合ですが、副砲のように正貫をゆるさなかった可能性もあるので、あえて想像は割愛します。ヤマト旧作では実感しにくいですが、一般的に戦艦の主砲塔は最も堅固な防御が施されているからです(旧作は主砲が損傷しすぎ!!w)。ちなみに、ヤマトの元祖たる戦艦大和も副砲防御が弱点だったという説がありますが、私はその説に“賛同していません”ので、念のため。
 でも、、、こう書くと、逆に聞かれるかもしれません。じゃ、従来から搭載されている艦首ミサイルや煙突ミサイル、艦中央部側面のミサイル発射管はどうなのよ?あれだって誘爆する時は誘爆するじゃんか。


ウッ(^_^;)←言葉がありません

 特に艦中央側面のミサイル発射管はヴァイタルパートに思い切り埋め込まれているので、あそこで誘爆が生じると、えらい被害が出そうです。

それにしても、第二章のパンフレットの説明に、わざわざ『後部砲塔には三式融合弾は装備されていない』と説明されているのは、こうしたツッコミを予想してのことのような・・・・・・w

さて、話は変わりますが、大隈さんからの情報では、某所でシュルツは『お義父さん』と呼ばれているんだそうです。
小さな立体映像で映っただけなのに、娘さんの影響はすごいw
私、そういうセンスにはトコトン疎いのですが、世の中、上手い言葉を思いつく方がいらっしゃるものですね(^_^;)
もしやこの記事のタイトルも、『お義父さんの決断』とか『お義父さんに勝利のチャンスは?』としたほうが良かったのだろうか、、、( ̄  ̄;) うーん


※7月7日追記:誘爆について
大隈さんから御指摘いただきました通り、昨今では、軍用装備品の低感度化・低脆弱性化が進んでいるそうです。
具体的には、誘爆を起こさない弾薬や火災を起こさない燃料といったものですね。
2199の舞台である22世紀末にはそうした技術は一層進化しているでしょうから、“誘爆”という言葉そのものが随分と希少になっているかもしれません。
なので、この記事にありますような一発轟沈的な誘爆爆沈は現実的には発生しない可能性が高いようです(^_^;)
・・・・・・ただ、三式融合弾が炸薬や推進剤まで含めて全く新しい技術思想・体系に基づく新開発品(ユキカゼの試製空間魚雷のように)であった場合、実戦投入をを急ぐあまり、こうした低感度化や低脆弱性化の研究が追いついていない可能性もあるので、可能性はゼロではない・・・・・・と思いたいところです(-ω-;)
とはいえ、その根拠は・・・・・・皆無(爆)
なにしろ、ジャンケンの後出し的に理屈を捏ねただけなので(;´Д`A ```
大隈さん、鋭い御指摘ありがとうございますm(__)m


コメント (10)
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