我が家の地球防衛艦隊

ヤマトマガジンで連載された宇宙戦艦ヤマト復活篇 第0部「アクエリアス・アルゴリズム」設定考証チームに参加しました。

宇宙戦艦ヤマト2202冒頭、なぜガミラスは地球と軍事同盟を結んでいるのか。

2016-09-16 22:56:57 | 宇宙戦艦ヤマト2202


ちょっとその点が気になりましたので、思うところをツラツラと書いてみました。
と言っても、未だ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の設定は、ほんの『さわり』しか明らかにされていませんし、2199から2202の間に何があったのかも分りませんので、いつもの事ながら“戯れ”程度に読み流していただければ幸いです。

まず最初に、タイトルのような想いに駆られた最大の理由は↓ですね。

『ガミラスが地球と同盟を結ぶ実利的なメリットが感じられない』

この点に尽きます。
あ、もちろん2202公式HPに『地球とガミラスは軍事同盟を結んでいる』なんてどこにも書かれていませんが、両国で混成艦隊を編成しているくらいですから、国家間での何らかの軍事的取り決め、条約の締結が行われている確率は非常に高いと思っています・・・・・・てか、ここではその前提で話を進めますw

一方的な隷属関係ならばともかく、それなりにまともな同盟関係は両者にとって何らかの利益がないと成立しません。
まず、地球から見た場合ですが、ガミラスとの同盟関係はメリットが一杯です。
近年まで戦争していた、その戦争で膨大な戦死者・損害を出したという感情面での反発を除けば、ガミラスとの軍事同盟は地球に大きすぎるくらいの安全保障を担保してくれるからです。
例えるなら、日露戦争前の日本が英国と同盟を結んだり、WW2後の日本が米国と同盟を結ぶようなものでしょうか(両者の相対的国力差はもっと大きいでしょうけど)。
もちろん、圧倒的な力関係からガミラスに属国のように併呑されたり、ガミラスが他国と行う戦争に巻き込まれる(あ、どこかで聞いた話だw)といったリスクも存在しますが、そうしたリスクを遥かに上回る国家安全保障体制を実現できます。
大・小マゼランの雄であるガミラスと同盟を結んでいるというだけで、生半可な国家は地球にケンカを売ることを諦めるくらいのインパクトがあるでしょうから。
また、それとは別次元のメリットとして、波動機関をはじめとする先端技術の供与、特に2199時点では地球単独では製造できなかった波動コアの大量譲渡、若しくは技術供与によって独自生産が可能になれば、これに勝るメリットはありません。

では、逆にガミラス側から見た場合、この同盟関係から得られるメリットはなんでしょう?
前フリがすっかり長くなりましたが、ここからが本題です。

2199のガミラスは大・小マゼラン銀河の多くを自らの勢力圏とし、天の川銀河にまで進出(征服)を開始していた程の大帝国です。
バラン星の観艦式に集結した余剰機動艦艇は1万隻にも及び、更に言えば各根拠地や前線から動かせない張り付け部隊(艦隊)の総数も千や万の単位で保有していると思われます。

その点からも明らかなように、銀河を1つ2つ有する国家と、星系一つだけを辛うじて維持している2199時点の地球のような国家とでは、それこそ天文学的な国力差があります。

但し、2199~2202のガミラスにも、国力に大きな影響を及ぼすであろう三つ事件がありました。

(1)バラン星崩壊による超空間ネットワーク網の寸断
(2)基幹艦隊(余剰機動艦艇)7千隻の喪失
(3)デスラー廃位に伴う政変

経済的損失でいえば、(1)がぶっちぎりでしょうか。
ガミラスは拡大に拡大を重ねた広大な支配圏をできるだけ安価に維持するために、超空間ネットワーク網を駆使していた可能性が高いと思いますので、ネットワークの寸断は領域運営におけるとてつもないコスト増と混乱を招いてしまうと思われます。
ガミラスにとってネットワークの復旧は死活問題ですが、バラン星のエネルギープラントやゲートシステムがアケーリアスによって構築されたオーバーテクノロジーで、ガミラスの科学力でさえ未だ再現不可能であった場合、復旧は絶望的になってしまいます。
また、崩壊してしまったバラン星に代わるエネルギー源の確保の問題ですね(波動エンジンでも数珠繋ぎにすればある程度代用は利くようですが)。
何にしても、仮にネットワークの復旧が可能であったとしても、寸断前の万全な状態への復旧は相当に時間がかかりそうですし、その間の経済的損失は膨大なものになると考えられます。

これに対し、(2)によってガミラスは外征能力のみならず、自領域防衛能力まで大きく低下させていると思われます。
バランに集結していた戦力は、攻勢や侵攻時には主力部隊となるのは勿論ですが、守勢・防戦時においても緊急展開部隊や戦略予備として現地に急派されるような艦艇たちと考えられるからです。
通常の領域保持や通商路の維持は、観艦式に集められた以外の“張り付け”艦隊・部隊で対応できるでしょうけど、それこそガトランティスみたいな大勢力が限定的にでも攻勢をしかけてきた場合、カウンターアクションが取れる機動戦力が3割にまで目減りしてしまっては、従来の領域防衛計画は根底から見直さざるを得ないでしょう。

最後に(3)ですが、政変後のガミラスは、デスラーによって進められていた“イスカンダル主義の拡大・浸透”と言う名の実質的な覇権政策を破棄・修正している可能性が高く、少なくない政治的・経済的混乱が発生していると思われます。
新政権に能力や求心力が不足していた場合、国家が分裂したり、自らの意によらず勢力圏が大幅に縮小したりすることもあるでしょう。
もちろん、求心力の観点ではユリーシャが新政権に協力することで補ってもいるでしょうから、国が真っ二つに割れるといった大混乱までは発生していないとは思います。
ただ、デスラーやデスラー・ドクトリンの熱狂的(狂信的)信奉者もいるでしょうし、覇権主義的国家戦略を是とする好戦的軍人や企業もあるでしょうから、大小はともかくとして確実に混乱は発生した(している)と思います。

そして(1)~(3)の状況、つまりは『交通大動脈の寸断』、『直接軍事力の低下』、『政治の混乱』の三拍子が揃っていることをガトランティスのような好戦的侵略国家に察知された場合、大規模な侵攻を呼び込んでしう可能性は非常に高い気がします。

何やら本題が何だったか忘れてしまうくらい、すっかり長文になってしまいましたが、そうした危機や混乱の結果、低下してしまった国力を補う為に、ガミラスが同盟国家を求める・・・・・・というのは現実政治上、十分にあり得ることです。
しかし――そのパートナーが『地球』では、正直殆ど役には立たないと思います。

たとえガミラスの勢力や国力が1/2や1/4になろうとも、母数(ガミラスの国力)が大きすぎて地球程度の国家が加勢したところで殆ど影響が無いと思われるからです。
また、その場合、先ほど触れた問題がまたもや頭をもたげてきますね。
ガミラス―地球間の交通線・連絡線の維持です。
2199で亜空間航路の結節点であるバラン星が破壊された為、マゼラン銀河から天の川銀河への交通線は大きなダメージ(通常のワープ航法しか使えない)を受けてしまいました。
ガミラスにとってその経済的・軍事的悪影響は、現在の我々が突如としてパナマ運河やスエズ運河を消失した時以上のものがあるでしょう。
あるいは、政変による影響と合せて、天の川銀河からの全面撤退を開始していてもおかしくない・・・・・・と、2202の情報公開前まで個人的に予想していたりもしたのですが、2202の蓋を開けてみたら、撤退どころか軍事同盟を結んで地球との混成艦隊まで編成されてることにビックリしてしまいました(^_^;)

しかし今になってみれば、天の川銀河内のガミラス勢力の状況によっては、そうした状況もありえると思えるようになってきました。

天の川銀河に進出したガミラスが、既にかなりの規模と勢力、社会資本の整備を完了していて、一般物資のみならずある程度大物の軍事物資まで含め、自給自足が可能なくらいの態勢を2199時点で整えていたとしたら――。
この場合、天の川銀河のガミラスは大小マゼランとの連絡や補給線が切れても自活が可能ですし、亜空間航路の寸断も、人間やどうしても運ばなければならない物を除けば殆ど困ったりしないかもしれません。
そうした状況であれば、天の川銀河内のガミラス勢力は、普通に維持するだけなら国力の点で本国の足を引っ張りませんし、むしろ居住している人口やそれまでの投資で現地に完成している社会資本こそ膨大で、逆に簡単には撤退の判断が下せないかもしれません。
しかし、亜空間航路は寸断しているので、もし天の川銀河のガミラス勢力圏にガトランティスが大挙侵攻してきた場合、マゼラン銀河からの増援が全く間に合わないという問題が残ります。

で、今のところの結論です。

大・小マゼラン銀河のガミラス勢力に比べれば遥かに小規模・脆弱だけど、人的・物的価値はかなり高い天の川銀河内のガミラス領域。
そこにガトランティスが大挙侵攻してきた場合、亜空間航路の使えないガミラスは増援をすぐに送ることができない。
また、バラン星で余剰戦力を大量喪失した為、多数の戦力を予め天の川銀河に貼り付けておくこともできない。

うん、そんな状況なら、地球と同盟を結んでローカルな相互安全保障を結ぶという判断はあり得るかもしれませんね。


以上は、地球とガミラスが同盟を結ぶ事情を国力面から想像したものですが、国力面以外にも政治的要件等で同盟関係が結ばれることもあると思います。
極端な例でいえば、政変後のガミラスで『支え』になると宣言したユリーシャや、未だイスカンダルからガミラス人に対して隠然たる影響力を発揮しているであろうスターシャが『地球と同盟を結びなさい』とでも“助言”すれば、成立する可能性もあるでしょう(まぁ、さすがにそれはあからさま過ぎて考え難いと思いますがw)

実は先日、当ブログのコメント欄で黒潮海流渦潮さんが『波動砲』の存在を一つのキーに、同盟成立の事情を御想像いただきましたので、こちらで紹介したいと思います(抜粋です)

地球とガミラスの関係ですが、双方がお互いを必要とした。つまり昨日の敵は・・・の考えでガトランティスを共通の敵と認識し、手を組んだのでしょう。
ガミラスはこれまでの経緯から、ガトランティスがこのまま大人しくしているとは思えず、数年後には対ガトランティス戦争の再開は視野に入れていたはず。視野に入れているとは言え、イスカンダルの手前上露骨に波動砲搭載艦の建造には踏み切れない。だけど、波動砲の有効性はヤマトが立証済みで未練タラタラ。そこで誰かが考えたのでしょう。「ユリーシャ様に仲介して貰い、地球との和平交渉及び対ガトランティス秘密軍事同盟を結びましょう」と。まあ結果として、誰かの思惑通りに為ったかと。
地球側も復興と同時に大規模な再軍備と波動砲搭載艦を大量に建造する必要性から、ガミラス側が(波動コア関連も含めた)地球側の要求を丸飲み?した事で、ガミラス帝国との和平交渉と秘密軍事同盟を締結為やすく為ったかと。
おそらく秘密軍事同盟には、ガミラス帝国が対ガトランティス戦争再開した場合地球側から波動砲搭載艦多数をガミラス軍に供与する合意もあるでしょう。でなければ、ガミラス帝国が地球との和平と秘密軍事同盟を結び意味がない。
キャッチフレーズの一つに『早過ぎた復興』とありますが、ガミラス帝国からの莫大な復興援助と技術供与のカラクリならと。


なるほど。
イスカンダルに係る宗教的禁忌にも近い感覚から、波動砲(旧デスラー砲)搭載艦艇の保有を諦めざるを得ない政変後のガミラスにとって、波動コアの供給を餌に地球に波動砲搭載艦を保有させるというアイデアは面白いです。
この場合、地球とガミラスの条約には、秘密条項とかがあったりするかもしれませんね。
もちろん、ガミラスがどれくらい波動砲を必要としているのか?とか、ガミラスがどれくらいガトランティスを脅威に感じているのか?とか思うトコロもありますが、何にしてもこうした事情をあれこれと想像するのは楽しいです。

本編の公開が待ち遠しいですね(^o^)


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20 コメント

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Unknown (ぐらっと)
2016-09-18 11:07:25
対ガトランティス戦を見越して同盟を結ぶ、というのは現実的だと思います。しかしここで1つ問題が。それは、どのタイミングで同盟を締結したのか?です。

確かにストーリー上、ガトランティスと地球がドンパチするのは必然であり、ガミラスはそれ以前からガトランティスと戦っていましたし、ヤマトもイスカンダルからの帰途で実際に戦っています。
ですが・・・ヤマト以外の地球側の視点としては、ヤマトでしか辿り付けない遥か十数万光年も彼方で一度だけ遭遇した勢力が、ガミラスを押しのけて態々地球までやってくるとは考えないでしょう。
テレサからの通信でガトランティスの脅威を知り、彼らと戦っていたガミラスへ地球から同盟をお願いするのはわかります。しかし、テレサから通信があった時点で既に同盟を締結しているみたいですから、これはガミラスから地球に同盟を提案したと思われます。
ずっと遠くで一回だけ戦った敵がウチ(地球)へ来るかもしれないし、おたく(ガミラス)戦ってたんでしょ?なら同盟組みましょう!なんて地球側から提案するのは不自然です。考え方次第じゃ、おたく(ガミラス)単独じゃ危ないんじゃないの?と捉えられるわけですし。

対ガトランティス共同戦線という意味での軍事同盟は確かにあるでしょう。ですが、それ以上の強力なメリットがガミラスにもあるからこそ、テレサからの通信が来る前に同盟を組んでいたということです。その強力なメリットとは、波動エネルギーを利用したガミラス以上に強力な装備、つまりは波動砲や陽電子衝撃砲、波動防壁のイスカンダル由来の技術でしょう。その同盟を組んだ時期に、これらの波動エネルギー兵器を搭載した艦艇が建造されていたか否かで、同盟を組んだ理由と波動砲搭載艦が建造された理由が変わってきますね。
さて、実際のところ本当になんで同盟を締結したのか、理由はどうなんでしょうね?
返信する
Unknown (ぐらっと)
2016-09-18 11:47:08
あ、地球が出せるものありました。まぁ、これは無いと思いますが・・・交易相手として重宝されている、という考えもあります。
理由は単純。「地球のメシはうまい!食料輸入できないか?」ですねwwwwwwwww
「メルダ・ディッツ、マゼランパフェに感動事件」から察するに、ガミラス人も人間ですからね~、ご飯も食べます。当然、メシは不味いより美味いほうが断然良い。

メルダは軍高官の娘というかなりのご令嬢ですし、ガミラス星の自宅では相応に上等な食事を摂っていたはずです。
そのメルダが、言い換えれば原料不明のリサイクル食材(何なのかは想像つきますがねw)から作ったパフェが「こんなものが宇宙にあったとは!」と感動、一気に平らげたことから、ガミラスのメシは地球と比べて相当不味いということが推察されます。
先ほども申したように、ガミラス人だって人間だもの、美味しい物食べたいに決まってます。メルダとユリーシャが何らかの会話でヤマト(地球)の食事は最高やった!みたいな話が周りに伝わり、ほんなら交易してみるか!→実際地球の食材で作った料理食べてみた→う、う、うまい!!??→どんなコストかかってもゲットすべき→れっつ貿易→地球は代わりにガミラスから技術と物資、ガミラスは地球から超高級食材大量輸入でお互いうぃんうぃん!

みたいなノリだと平和でいいなぁ(*´Д`*)
実際、食事は能力・士気を維持、向上する意味で非常に重要ですしね。ガミラス軍にも地球の食材や料理を取り入れれば、士気は相当上がるのじゃないでしょうか。これは重要ですよ。

ちなみにこのネタ考えついたのは、地球とガミラスの軍事的確執の垣根とっぱらうなら、軍人同士で酒盛りでもすりゃいいんじゃね?とふと思ったら、ん?そーいえばメルダはパフェで感動してたなと思い出したので書いて見ましたw
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Unknown (mars)
2016-09-18 20:06:42
ペリー提督の黒船来航の理由が捕鯨船の補給基地の確保だったというのに倣えば超空間ネットワークを失ったガミラスにすれば食糧や資材の補給、乗員の休息の為というのは充分有りそうです。加えて旧植民地が独立や自治権要求を求め、ガトランやまだ見ぬ勢力に接近するのを抑止する狙いもありそうです。
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ガミラスとの同盟について (零戦)
2016-09-19 01:51:14
ガミラスとの同盟について、
ガミラスが必要なもの、波動砲、波動防壁、三式融合弾
通称「三式弾」、
ヤマトの一番、二番主砲及び一番副砲が、ショックカノンの代わりに発射することが可能な実体砲弾(つまり、真後ろへの射撃は出来ない)。製造は南部火工株式会社。
発射は燃焼薬莢方式であり、エネルギーの大量供給は必要としないため、波動エンジンが停止中でエネルギー供給が出来ない状況などでも発射可能。また、重力下での曲射弾道射撃を行う際や、通常ビーム兵器が無効化されてしまう空間での砲撃の際など、ビーム兵器に比べ優位性に優れる状況下でも使用される。砲弾には時限信管をセットすることも可能で、それにより時間差攻撃もできる。ただし、射程はショックカノンよりも短い。 ガミラスでは廃れた技術、これらは欲しい技術でしょうから。
返信する
もしスターシャが古代守の子を懐妊して至ら・・・・ (黒潮海流渦潮)
2016-09-19 08:30:57
ガミラスが地球と同盟を結ぶ理由として二つの可能性が有ると思います。最初の1つは波動砲と関連しますが、イスカンダル由来の科学技術のデータと資料が多数地球に渡った可能性と、もう2つ目はスターシャが古代守の子を懐妊していた場合です。イスカンダルの科学技術は大帝国を築いたガミラスを遥に凌ぎ、他の星間国家も手に入れようと躍起に為る物。
もしスターシャとユリーシャのどちらかがヤマトに何万年何十万年に渡るイスカンダル科学技術の蓄積を地球に譲渡して至ら、もしそれをガミラスが戦後処理の早期段階で知ったのだとしたら。そしてスターシャが古代守の子を懐妊→出産(サーシャ?)をしたのなら、ガミラスは地球を放置するとは思えず。半ば保護国に近い形で、地球との早期同盟を結ぼうと動くのは必然かと。何しろ地球には、外戚と言っていい古代家も在ります(笑´∀`)。

「叔父様ー」ってまたあの甘ったるい声が聞けるのかな(^^;)

本来ならガミラスは地球を無視放置為ても構わないのですが、地球には星間国家軍の政治・軍事バランスを崩壊させかねないイスカンダル科学技術が有り、波動砲1つを取っても時間さえ有れば地球は其れを吸収し、実用化をこぎ着けられる優秀な頭脳を持つ。故にガミラスは地球無視放置出来なかった。
(もし地球が首を縦に振らなかったら、最悪占領も真剣に考えたのではなかろうか。)


超空間ネットワークはイスカンダルがノウハウを持っていたのなら、そう時間が掛からずに修復出来るでしょー(楽観的( ^o^))。
返信する
こんにちわ~ (羽島のおっさん)
2016-09-19 12:46:43
おっさんですよ~。
おっさんなりの意見を。
がミラスからの技術援助は地球側には大メリツト。
防衛軍の再建はかなりのスピードアップするでしょう。
ガミラスコアつまり、ゲシュタム機関のライセンス獲得で地球艦隊の外宇宙進出が容易く成りますね。
しかし、波動砲搭載艦はすこし?な感じするおっさんです。
デスラー砲を使う為にガミラスコアは大きくなりしかも複数が必要です。
ヤマトの波動砲はイスカンダルコアありきの波動砲ですから。
地球製のゲシュタム機関で波動砲を作ろうとしたら、拡散波動砲に成ったオチかな。
返信する
Unknown (MJ)
2016-09-19 14:04:01
こんにちは~♪

> これはガミラスから地球に同盟を提案したと思われます。

天の川銀河内のガミラス植民地にガトランティスが侵攻、戦力不足による苦戦と敗北から、地球に同盟を提案したのかな?――とか今のところ妄想しています。
以前出てきたワードに『第八ガミラシア奪還作戦』というのがありましたが、この『ガミラシア』がガミラス植民地のことなのかなぁ・・・・・・とか想像したり。

> 軍人同士で酒盛りでもすりゃいいんじゃね?

同盟に伴って民間人・軍人共に交流が増加するんでしょうけど、2199本編での状況を見る限り、地球の飲食物がガミラスに最もインパクトを与えるというのはありそうですよねw
ただ、2202の製作陣の上のほうは、そういう“お軽い”ノリは嫌いそうな面々なので、出るかなぁ・・・・・・パフェネタ(^_^;)

> 加えて旧植民地が独立や自治権要求を求め

この場合、むしろ旧植民地は地球をアテにしそうな気もしますね。
そうした旧植民地群が先住民族とも結びついて独立国家になって――ガルマン・ガミラスになったりしてw

> ガミラスが必要なもの、波動砲、波動防壁、三式融合弾

個人的にはロケットアンカーも加えていただきたいところです。
ガトランティスが艦艇捕獲を目的として接舷(切り込み)戦闘を結構な頻度で行うなら、使い出がありそうな気もしますし。

> ヤマトに何万年何十万年に渡るイスカンダル科学技術の蓄積を地球に譲渡

基本、イスカンダルのポリシーは『種が滅亡に瀕した際の救済』ですから、さすがに過剰な技術供与はないと思いますけど。

> 地球製のゲシュタム機関で波動砲を作ろうとしたら、拡散波動砲に成った

正直、『拡散波動砲』が登場するのか、登場する場合、どういう理屈で成立するかは全く予想がつかないですよねぇ。
返信する
超空間ネットワーク (権兵衛)
2016-09-20 00:08:23
ガミラスの同盟という事で様々な御意見が出ている様ですね。しかしこれだと、超空間ネットワーク無しというのがどうしてもネックになります。

そこで思うのですが、あれってバランルート一本だけなんでしょうか?。

元々あれは古代アケ―リアス文明の遺産である以上、ガミラスが全てを把握しているとは考え難いのですが。

一つのルートが潰れて終わりではあまりにも稚拙過ぎます。複数のルートでカバーしていると考えるのが自然だと思います。今回、代替ルートが見つかったと考えるべきではないでしょうか。

ガトランティスとて、これを利用しない限り、地球侵攻において行軍に時間かかり過ぎます。

あと、これは素朴な疑問なんですが、無砲身砲って俯仰角をどうやって変えるんでしょうか?。偏向フィールドで屈折させて調節してるんでしょうか?。
返信する
Unknown (ハーロック八世)
2016-09-20 14:47:12
宇宙戦艦ヤマト2202の脚本家を務めているのは、亡国のイージスなどを書いた福井晴敏さんです。亡国のイージスで制空戦闘機のF-15イーグルで対艦攻撃を行うというミスをしているものの、一応軍事系作家である以上そのあたりまでの理由を構築してほしいものですが、アニメである以上はそこまで複雑にはできないでしょうね。個人的には脚本を務めている以上、突き詰めた内容の小説を作ってほしいものです。 

宇宙戦艦ヤマトは嫌いではありませんが、原作でもヤマト3で軍事力のみに頼るのはおかしいと古代進はいいますし、武力によらない平和や愛を訴える内容があります。しかし2202だと、ガミラスと地球からなる地球防衛軍の整備など軍事力の強化を地球が行っているということに古代進は不満を感じていますが、これに対して不満を感じます。

少なくともガミラスという星間国家から戦争を受けており、ガトランティスとも帰還の途上で交戦している。ガミラスによって、ダーティーボム兼質量兵器によって無差別虐殺も行なわれ、人類が死滅の一歩手前までいっている。敵対的な恒星間国家がある可能性がある以上、軍事力の整備は急務でしょう。
ヤマトシリーズのような作品では、国家元首が武人肌であった場合強力な軍事力を持つ勢力との戦いを望むと
のこともありますが、軍事力を持つことによってそれに相手国からの交戦を押しとどめる抑止力にもつながるでしょうし、いざという時の対応ができます。

生物大量絶滅につながりうるような攻撃を行いうる勢力がある以上、対抗するための軍事力を持つことは必要だと思います。軍拡を行っていることに不満がありますが、軍事力を完全に持つなというなら最悪敵の攻撃で一方的に絶滅させられるかもしれませんし。

波動砲にしても2199の扱い方には納得いきません。個人的には、大国が持つよりも小国が持つべき兵器だともいます。既に強力な国力を持つ国家ならば波動砲貫の通常戦力でも対応できるかもしれませんが、、国力に劣る国ならば広域殲滅可能な波動砲の量産化が必要だと思います。最も広域破壊兵器で物量や国力に勝る勢力に対抗しようというのは奇策ですが・・・・

現実の世界で言うなら核兵器の保有のように波動砲を保有することで、地域のパワーバランスを変化させる恐れがあるというなら納得できますが・・・・
ぶっちゃけ惑星破壊プロトンミサイルみたいな波動砲以外の大量破壊兵器があれば波動砲のみ禁止しても意味がない気が・・・大量破壊兵器を禁止するなら包括的な内容にするべきだし、ガミラスは惑星間弾道弾で惑星殲滅を行っている以上波動砲以外の大量破壊兵器もある 惑星を破壊しうる威力があるから危険なものの、イスカンダルが平和を望むなら波動砲以外の兵器も規制するべき
返信する
こんばんは~。 (羽島のおっさん)
2016-09-20 20:13:22
おっさんですよ~。
おっさんのうろ覚えですか、ビーメラ星で回収した波動コア?に超空間ネットワークの地図が有ったような?
バラン星のエネルギープラントをヤマトは破壊したがヤマト帰還時、ガミラスからバラン星までは通常航行でバラン星からはネットワークを使用して天の川銀河に戻ったような?
バックアップがあるのか?
ぐらっとさんのコメントでふと思ったんですけど、ガミラスは食糧は完全輸入に頼っているのでは?
ガミラス星の形状から農業は難しそう。当然、海も無さそうなので漁業も無理。
食糧プラントはありそうですげど?
以外とガミラスの領土拡大は食糧難からかも?
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