Mさんのお勧めで借りて、
『女王の百年密室』は7月7日、
『迷宮百年の睡魔』は7月14日に読み終わった。
著者:森博嗣(公式)
この2冊は女王シリーズと云われているものらしく、全3部作。
3冊目はまだ発表されていない。
一言で言うとミステリー(なんだよね?)。
で、時代が未来のせいかSF入ってます。
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『女王の百年密室』は正直言って世界観に入れず、
読んでしまうんだけどイマイチ面白みに欠けた。
主人公のミチルの正体も何となく分かっちゃったし。。。
ま、こんなもんなのかな?と思った。
Mさんは暗い話じゃないと言っていたが、
主人公ミチルはずっと「死にたい、死にたい」と言っている。。。
ストーリーは主人公ミチルが孤立したある国に迷い込んだところから始まる。
パートナーはアンドロイドのロイディ(おそらく人間とそんなに変わらない姿をしていると思われる)
ミチルはこの国に神に導かれてやって来たという事で歓迎される。
そして、色んな謎が次々と現れ、ついに王子が殺される。
しかし、誰も殺されたことを認めようとしない。。。
謎が明らかになって来た時、ミチルの自身謎も解かれる。
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『迷宮百年の睡魔』のストーリーは
前作から数年後かな。
ある取材の仕事で鎖国状態の島(国)に入る。
そこで、前作の女王と生き写しの女王と会う。
ここでは、首なし状態の連続(?)殺人事件が起こる。
その事件の真実とは?
感想は前作よりかなり面白かった。
続けて読んで世界観に入れたおかげかな。
そして、前作ではあまり気にならなかった相棒ロイディが今回素晴らしく良い。
淡々とした喋り(アンドロイドなので当たり前か?)なのだが、
段々人間味が出てきているところが、読んでいて自然と笑みがこぼれる(笑)
ミチルとロイディの関係がとても面白く良い感じなのだ。
正直、次巻が楽しみ。
勝手な予想だが、きっとロイディがもっと人間的になり、ミチルとの関係とが
完結篇はキーポイントになるのでは!?
と、予想して次巻を楽しみに待っています。