平成24年12月10日より院内土足化になりました。
スリッパに履き替えることなくそのまま院内にお入りください。これまで、院内環境上、清潔な床面の保持の為に、当院内における上履き(スリッパ)のご着用へのご協力をいただいておりました。しかし、靴の履き間違いが数件おきていること、他の人の履いたスリッパが気持ち悪い。高齢者や腰痛もちの患者さんにとっては、靴を脱ぐこと自体が大変という声があり、土足化を決定しました。

土足により院内感染の原因とはならないのか、という疑問の声もあります。以前の研究では、手術室を3つに分けておいて、「土足で出入りする」、「靴を履き替える」、「土足の靴の上に靴カバーをして入る」という方法で、床の汚染度を調べたら差はないというデータが出ています。また土足化している病院の手術部位サーベイランス(調査・監視)では、感染が多くなったというデータを示していません。 さらにスリッパを履くことにより逆に埃が舞ってしまうとの報告もあります。
道路が未舗装だった頃、破傷風菌や微生物・カビ等を院内に持ち込ませないための対策として保健所が履き替えを推奨した歴史背景もあったようですが、現代ではそのようなこともあまり聞きません。
感染対策が重要なインプラント等の手術時はシューズカバーの着用をお願いしております。

玄関・待合室に複数のマットをおいていますので、履物の泥などは落としていただくようお願いいたします。又背の低い小児の患者さんにはユニット(診療台)へは靴を脱いで座っていただく場合があります。

今まで以上に衛生管理を徹底し、より良い歯科医療の提供にスタッフ一同努めて参ります。ご協力をお願いいたします。