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キタサンハルカゼがシルバーステートの牝馬を、ゼフィランサスはヘニーヒューズの牡馬を出産!

2019年02月16日 | 情報
2月6日朝、当場繫養の繁殖牝馬キタサンハルカゼがシルバーステートの牝馬を出産しました。





キタサンハルカゼにとって初仔となる1歳の牡馬(父ブラックタイド)は骨量豊かでしっかりした馬体に成長していますが、この当歳の牝駒は牝馬らしいきれいな線をしたバランスの良い馬体をしています。

毛色は父のそれが出たようで、おそらく青鹿毛でしょう。

その父シルバーステートについては、先月から馬産地で何頭か産駒が生まれているようで、形が良くて柔軟性のある馬体に出ていると聞いています。

この牝駒にも硬さは感じられず、これまでの産駒の評判を参考にすると、シルバーステート産駒の特徴が出ていると言えそうです。

昨年の供用初年度から好評だったシルバーステートは、産駒誕生前ながら今年(供用2年目)すでに種付料がアップするというほどの人気種牡馬ですが、それでも種付権利は満口という状況です。

その人気に違わぬ仔出しのようなので、当場としては今年も種付する予定でいます。


そして、2月14日夜にはゼフィランサスがヘニーヒューズの牡馬を出産しました。





予定日より5日遅れての出産でしたが、非常に立派な骨格をした馬で、2週間ほど遅れて生まれたかのようなサイズ感です。

キタサンハルカゼの2019はヤンチャなところのある牝駒ですが、この牡駒もかなり気の強い面のある当歳馬です。

人間の介助なく自分で立ち上がった後は、乳付きに少し時間がかかっていたので人間が介助したのですが、その際には尻っぱねするような始末(苦笑)で文字通り元気いっぱいの当歳馬です。

全兄のダンケシェーン(現2勝)は、初仔ということもあって生まれた当初はそれほど大きくはありませんでしたが、この当歳馬はそれより一回り以上大きく生まれています。

どちらかと言えば、同父の牡馬ハーランズルビーの2018が生まれたときと印象が重なるかもしれません。


いずれの当歳馬も好馬体で生まれてくれたので、このまま順調に育つようにしっかりサポートしていきたいと思っています。




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