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当場生産馬のディープボンド号がGⅡ京都新聞杯を快勝!

2020年05月09日 | セール上場馬
5月9日、京都第11RのGⅡ京都新聞杯に当場生産馬のディープボンド号が出走しました。





スタートを普通に出てくれたディープボンドは、道中では1番人気のアドマイヤビルゴを見る形で流れて、中団より前気味の位置を取りながら最終コーナーを迎えます。

コーナーを回りながら先頭集団に追い付こうとポジションを上げて行ったディープボンドは、最後の直線で伸びながらも途中抜かされるかと思いましたが、それでも最後までしぶとく伸びて結果2着馬にクビ差付けて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2018年のセレクションセールで馬主様に落札していただきました。

当時の本馬の紹介記事はこちらからご参照ください。


【セレクションセール上場に向けた当時の写真(1歳時)】



父のキズナの名前を連想させる、ディープボンド(『深い絆』という意味)という素敵な名前を付けていただいたので、ある程度期待をされている馬なのかなと感じていました。

実際、ディープボンドは1勝馬クラスながらGⅠ皐月賞にチャレンジしましたし、さらに次走もこのGⅡ京都新聞杯だったので、なんとか陣営の皆さまのために結果を残してほしいと願っていました。

最後の直線では一度抜かされそうになりながらもそこからさらに伸びてきたあたりは、この牝系らしい負けず嫌いの根性が出たのかもしれません。

この勝利により、本番のダービーに向けて重賞勝ち馬として迎えることになったディープボンド。

父キズナと同じステップなので、父同様にダービーでも好走することを願っています。