ロック探偵のMY GENERATION

ミステリー作家(?)が、作品の内容や活動を紹介。
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Charlotte Church, Pie Jesu

2018-04-16 16:50:49 | 音楽批評

どうも最近、このブログでは残念な話題ばかりを扱っているような気がします。

文書の改ざんだとかなんだとか……

まあ、世の中が残念なニュースに満ちているのでそれも仕方ないんですが……しかし、そんなことばかり書いているとだんだん心がすさんでくるので、ここでひとつ、心が洗われるような音楽を取り上げてみようかと思いました。

シャルロット・チャーチの Pie Jesu という曲です。

シャルロット・チャーチは、12歳でデビューし“天使の歌声”といわれた人ですね。

第一作がまさに『天使の歌声』(原題Voice of an Angel)というアルバム。


 

 

その一曲目に入っているのが、Pie Jesu です。ウェバー作のこの曲はシャルロットの代表曲のようになっていて、日本でもテレビCMで使われていました。

VEVOの動画も貼り付けておきましょう。

 

 

この動画は、彼女が15歳ぐらいのときですかね。

私としては、一緒に歌っている少年のほうが驚きなんですが……

 

”天使の歌声”といわれたシャルロットですが、その後は、ポップ方面への進出がうまくいかず、歌手としてそれほど目立った活動はできていないようです。

いろんなスキャンダルもあり、ウィキ情報によると、スキャンダルの多いミュージシャンとして知られる元オアシスのリアム・ギャラガーから「後継者はシャルロットだ」といわれたりしているそうです。

まあ、そんなもんでしょう。誰もピュアなままでいることはできないんです。

浮世の垢とでもいいましょうか……世の中の汚い部分というのはどうしたってあるわけで、そこからは逃げられないわけですね。心が洗われるような音楽、といいましたが、汚い現実のほうにも目をむけていかないと……と、やっぱり結論としてはそういう話になってくるんです。