水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

命日

2018-01-31 12:34:39 | 日記
昨日の1月30日は、昨年亡くなったおふくろの命日でした。
ひっそりと寒い墓地にお参りに行ってきました。

兄夫婦と待ち合わせていってきました。
まだ凍っている墓地の地面の中
いくらもう眠っているんだとしてもお墓に水をかけるときはためらいました。
“お袋、親父、水かけるぞ!”
そう言って水をかけました。
すぐに水を雑巾で兄と二人でふき取ったのですが、やっぱり冷たかったです。

お線香をあげて、拝んで、しばらく佇んで…
なんとなく、気持ちも落ち着いて

不思議ですよね。
何かをしたわけでもないのに、なぜか気持ちが落ち着いたような気がしました。
自分にとってこれが年を重ねたということなんだろうなぁ
っと、勝手に思います。


その後お昼を食べて(近くのお蕎麦屋さんでしたが、おしゃれな今風の(この言い方が今風ではないですね)作りでした。)
兄貴、ご馳走様でした。
(こんな時に写真を撮ればいいのに忘れちゃうんですよね。)

そして兄の家に行き、仏壇を拝んで、お茶をしてなんとなく話をしながら、3人で
今の体や健康のことや行ってきた旅の思い出、おすすめの宿やおいしいものの話、この先の人生プランなどをなんとなく話していました。
とめどない話をしたのに、吐きだしたことで
“もや”っとしていた気持ちの一端が晴れたような気持になっています。

あらためて、お袋、親父をしのべたことで自分の気持ちを軽くしてくれたおふくろ、おやじに感謝します。
こんなこと生きているうちに言えればよかったのにね。


そして、こんなことを思ったり、考えたりすると今までの自分だったらなんとなく湿っぽくなっていたのに
今は割と淡々と考えている自分に気がつきます。
もうおふくろは1年過ぎたし、親父は今年7回忌だ。
過ぎるのは早いものだ。

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