水と緑の街の勝手書き

多摩川の河川敷をうろついてその時の季節を感じたことや登戸の町の動きを勝手に書きます。

病院にて

2019-02-13 19:09:59 | 日記
最近、高齢者が切れるとか、怒り出すとか言うことを聞いていましたが、自分でも年を取ってきましたがまさかそんなことが…
と半信半疑で聞いていました。

今日、目の定期検診で病院に行ったときに、
わたしは予約で10時からだったのです、目の機械での検査が終わって先生の診察を待っているときでした。

みんなが順番を待って椅子に腰かけて待っているのです。
一人の車いすに乗った高齢らしい男性が落ち着いた声で
「これから診察をしてほしいのだが、やってもらえるだろうね!」
看護士さんが
「今日は先生が一人なのと予約の患者さんがたくさんいますので、お約束の眼圧の測定はしますが、診察はできません。」
これに多少怒ったような男性が
「昨日から目が腫れているんだ。診てもらわないと困る。」
「今日は検査だけの約束です、診察が必要なら連絡をいただいたときに相談していただかないと今ではいっぱいですから、先生に聞いてみないと診察はお受けできません。」
かなりきっぱりと看護士さんは言いました。
それでも男性は
「じゃ、見てくれないのか!それで目が失明したら責任はだれが取ってくれるんだ!」
声は荒だててはいないのですがかなり高圧的に聞こえます。
心の中でその男性に
(もういい加減にしろよ!みんな待っているんだし並んでいるのを見ればこの人たちを処理していく先生に余裕の時間がないのはわかるだろ!入院している患者さんみたいだし、受け持ちの先生に相談すればいいだろ!)
と勝手に思う気持ちがありました。
残念ながら看護士さんガンバレ とも 声を出すこともしていませんが。
それでもその男性は先生に聞いてくれと言いながらドアそばを離れようともしないで待っています。
わたしはその後診察を受け自分の用が終わったので会計を済まして帰ったので、その男性がどうしたのかはわかりません。

やり取りを聞いていた限りでは
わたしには男性がかなり高圧的な態度でお願いというよりも、俺は客だぞ見るのが当たり前だ。というところから話しているように聞こえあまり応援する気にはなれませんでした。
わたしはただの傍観者ですからそんなことですみましたが、これを実際に受ける立場になったなら、上から押し付けてくるようなお客(患者)さんにかなり苦慮したでしょうね。おまけになかなかこちら側の事情を受け入れてくれないところにも困ってしまいます。

勝手に考えてしまいます。
この男性は今は高齢者に見えますが、きっとお勤めしていたんでしょうね。それもかなり上の方の役職で、今もその続きで生活しているのかもしれないなぁ。
自分もそうですけれど今後はますます世間に周りの人に世話になるような高齢者になって行くんだからせめて気持ちよく世話をしてもらえるように機嫌のいい生活態度をし続けていきたいなぁ。
それもそうですが、自分のことは自分でやって生きていきたい、できるような健康寿命で生きていたい。
なるべく周りに負担をかけない生活がしたい。
たまたま今、弘兼憲史さんのPPKピンピンコロリの本「ぼくのピンピンコロリ」を読んでいたのでその影響もあるでしょうか?
そんなことを考えちゃいました。

こんなことをただ考えている私もかなり勝手ですね。ごめんなさい。