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もうひとつの部屋

昔の記憶に、もう一度会える場所にしようと思っています。

⑦「鎧乙女」が写っててビックリ!  …(イソヒヨドリ♀さん)

2021-05-16 12:09:17 | 家から半径1㎞で出合った野鳥たち

イソヒヨドリ♂さんにはよく会うけれど

イソヒヨドリ♀さんには、なかなか会えない。


外見が、両者同じなのかと

最初思ってたくらい。


図鑑を見て、そうじゃないと知っても

「お嬢」の方には、やっぱり出会わない。


そうこうするうちに忘れちゃって…


幻のイソヒヨドリ♀さんに

私が初めて出会ったのは

公園の木の高い枝にとまって

背中を向けてるのを見つけたとき。


ヒヨドリ? ムクドリ?  …違うなあ

キジバトより小さめ、模様も無くて

茶色がかった黒っぽい鳥(に見えた)


名前の分からない鳥さんは

ひとまず(借り物の)コンデジで撮る。


曇り空で、そろそろ夕方。

「はっきりとは、写ってないよね」


ところがところが…


家のパソコンで拡大したら

「ウロコのようなモノがびっしり。

『鎧』をしっかり身に着けた

初めて見る背中が写っていた。


「アナタ一体、誰なのォ?(驚)」



鳥さんのボディは、羽根とか羽毛とか

そういうもので覆われてると

思い込んでいた自分。


「でも、このヒト、そうじゃないみたい」

街中のちっぽけな公園なのに

こんな「見たこともない」鳥も居るんだ…



それがイソヒヨドリ♀さんとわかるには

さらなる時間が必要だった。


「この鳥はなんていう名前ですか?」とか

私は調べる方法を知らないし

ソモソモ誰かに訊く気がない。


「時が来ればわかる。

その「時」は向こうからやってくる」と

何事によらず思っているのかも。


あるとき、もう一度

写りの悪い写真を撮って

「あ、あのときのヒトだ!」


その写真によく似たヒトを

ネットでたまたま見ていた

イソヒヨドリ♂の隣に見つけたとき

やっと写真と名前が一致した。

 

あの「ウロコに覆われたような」外見が

ほんとに硬いものなのかどうか

私は今もわかっていない。


「単なる模様かもしれない…」

そう思いつつ

『鎧乙女』なんて呼びたくなるのは

どこかに「戦乙女」風?の雰囲気があるから。



秋~冬に見かけるジョウビタキさん

春から夏によく会うイソヒヨドリさん


どちらも単独行動のようで

人間をそれほど怖がらないのか

自分から近づいてくる珍しいヒト。


好奇心なのか強気なテリトリー感覚なのか…

でも、それがとても魅力的で

「ひとりで生きるってカッコイイな~」

なあんてオバアサンはため息をつく。

 



コメント
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