もうひとつの部屋

昔の記憶に、もう一度会える場所にしようと思っています。

だんだん速くなる汽車

2023-04-28 18:01:59 | ひとりごと


いつのまにこんなに

しわだらけの顔に

なったんだろ。


いつのまに、こんな

曲がった指の

手になったんだろ。



でも、いいよね、そんなの。

じぃっと見なきゃ

いいんだから。


問題(でもないか)は

「時間泥棒」


わたしの時間はオイシイらしくて

ちょっと気を許すと

パクパク食われちゃう。


あれ?って思うと1時間、2時間

わたし何してたっけ… なんて

考えちゃいけない(さらに深みに)


元々ショーモナイこと

「つい考えちゃう」人種って

自分でも思ってたんだけど…


うそうそ、ホントは

「ついぼーっとしちゃう」

ただそれだけの人だったのね。


でもって…

ぼーっとしちゃうと

あったりまえみたいに

もうこの世にいないはずの

知り合いたちが現れる。


川の向こうなんかじゃないよ。


いつのまにか、この世もあの世も

一緒くたになったのかしら。


それとも、よっぽど

心配されてるのかしら(まさかね)


あんなこと、こんなこと

あったこと、なかった?コト

オシャベリしてる間に

泥棒さんはせっせとお仕事。 


おかげで1日がとっても短い。

1週間も、あっという間。


そろそろ1ヵ月も「いつのまに?」で

1年前も「つい最近…でもいつだったっけ」



年を取るって

だんだん速くなる汽車に

乗るようなものだったのね。


で、どこかで何かで事故ったら

とりあえず停車。その後は…

 

汽車の走り方が

また変わるんだろな

いつのまにか。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする