むじな@金沢よろず批評ブログ

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中国高鉄追突死亡事故に見る中国経済成長神話「終わりの始まり」

2011-08-01 17:47:35 | 中国
中国高速鉄道の追突死亡事故と、その後の処理のひどさ、情報統制は、新自由主義路線をひた走り、背伸びしてきた中国で起こるべくして起こった問題だといえよう。
中国なんてそもそもインドと同じで、中進国にも達していないレベル。ビルが林立しているから発展していると勘違いしている阿呆が多いが、中国みたいに大都市にビルが林立していて、一見すると消費も盛んなのは、きょうびアフリカだってごろごろしているのだから、それだけでその国全体の発展段階と実力が示されているわけではない。
むしろ今回のような事故とそれに対する処理方法こそが、その国の実力を示しているといえる。
その点では、中国は中進国でなく、単なる後進国である。米国の企業やメディアがはやし立てたから舞い上がって、「経済大国」になったつもりになっていたが、実力はお粗末なものでしかなく、高速鉄道など運営できるレベルではなかったというだけだ。問題に蓋をして、情報統制するにいたっては、アフリカ(実はけっこう民主化が進んでいる)の半分以上を占める準民主主義国家よりも劣っているといわざるを得ない。北朝鮮と本質は同じだということだ。

それにしても中国の勘違いと背伸びは、甚だしい。

こういうショッキングな問題が起こったことで、中国の経済成長神話はいよいよ「終わりの始まり」となることが予想される。

こういうショッキングな問題が起こったことで、中国の経済成長神話はいよいよ「終わりの始まり」となることが予想される。
中国はやはり社会主義イデオロギーを前面に出して、独自性を主張していた時期のほうがよかった。米国の猿真似、下請けの現在の「経済成長」とやらは、やはり失敗だというべきだろう。

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