むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

核保有国・中国の軍事拡張主義の本質を見よ!

2010-10-13 18:42:13 | 中国
しかし、「平和主義」を自認する人の中に、なぜか、核保有国で軍事拡張主義をとっている中国という軍国主義国家を弁護する馬鹿が多いのはどうしたものか?
そもそも平和主義の観点からすれば、核保有国というだけでアウトなはずだが、中国だけは正当化されると思っているとしたら、その平和主義は単なる欺瞞に過ぎないことになる。まるで社会主義協会向坂派みたいに「ソ連の核は綺麗な核」の類だなw。

尖閣問題でも前原などのタカ派を批判する一方で、まるで中国がハト派の平和国家であるかのような弁護論を展開するアホウがいる。
そして、真正平和主義・ハト派である当ブログが「あれは中国軍特務機関による挑発」と指摘すると、「根拠はあるのか?」などと書いてきた馬鹿もいたw。

しかし次の記事を見よ!
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中国民間船が海軍代役も 中国海軍は漁船による「海の軍団」の拡充を図っている 米紙報道
共同電 2010.10.6 19:33
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101006/amr1010061934010-n1.htm
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は5日、米国やアジアの当局者の話として、領有権問題の存在する海域で中国の漁船など民間船の通航が増加し、時として中国海軍の代役を務めていると北京発で報じた。
 その結果、軍艦を含む外国船舶と接触、衝突するケースが増え、特に東シナ海や南シナ海が波乱含みの情勢になっていると指摘した。
 多くの場合、これらの民間船と中国海軍との関係を明確に示す根拠はなく、沖縄県・尖閣諸島周辺で起きた漁船衝突事件の漁船からも発見されなかった。しかし外国当局者によると、時にこれらの民間船が海軍と歩調を合わせているとの証拠があり、中国海軍は漁船による「海の軍団」の拡充を図っているという。(共同)
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これは、核保有国で、軍隊が党所属になっている一党独裁国家の中国だからこそできる芸当だ。
実際、中国は冷戦後のアジア諸国で、軍事費を毎年二桁台で拡張させている唯一の国家だ。
民主化が進んだ台湾や韓国にいたっては、民主化の進展とともに、軍縮傾向にあるというのに。

しかも、中国を弁護する御仁は、台湾や韓国が民主化とともに軍縮してきたことを無視して、しかも中国が軍拡に狂奔している側面には頬かむりしている。
そのくせ前原などのタカ派を非難する始末w。
前原に反対なら、だったら、軍隊が独裁政党の所属で、一貫して軍拡している中国になぜ反対しない?

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