ベトナムに来たことがある人ならば「ベトナムの交通事情のカオスさ」はご存じだと思う。
2024年の1月から3月までのベトナム交通事故件数は6550件、死者数は前年比15%減ったが2723人である。
ちなみに日本は2023年1年で2678人だそうだ、日本ではどんな軽微な事故でも警察が介在する。従って
精度は高い、しかしベトナムの場合「事故が起きて、警察が介在する割合が低い」さすがに死亡事故は
警察が介在するが、軽いけがや物損の場合は「警察が介在しないほうが多い」実際の事故件数はこの数のはるか上を行っていると感じる。
昨日、自分の会社の横の交差点で「鈍く大きな、あーぶつかったな」と言う音が響いた。
窓からのぞくと「タクシーがバイクとぶつかっていた」 日本ではこのような信号のない交差点「優先道路」があるが
ベトナムでは「交通法規上は存在するのかもしれないが?」通常の運用では「全くそのような感覚はない」
幹線道路に出てくる際「車もバイクも、全く躊躇せず、一時停止もせずに側道から出てくるのである」
この道も同じで「バス通りである道路を走っていたタクシーに側道からもちろん一時停止もしないバイクが、ぶつかった。」
日本であれば当然「バイク側の過失が大きい」のだが?ベトナムではそうではない。
バイクの女性は「タクシーの運転手に声高に何か主張していた」
幸いなのは双方とも速度が30kmも出ていない状態での衝突であり、バイク側の女性も「大きなけがではないようだ」
そしてベトナムでは「物損や対人の保険も整っていない事を理解すべきだ」 双方がそういう状態なので「たいがいは、まあ仕方がない」
で済んでしまう。日本だったらバイクで車に接触し傷をつけたら??? 大変であるが、ベトナムでは「そんなことは日常茶飯事なのだ」
そんなことでは「バイク側も全く躊躇なく走り去ってしまう」 そんな交通事情なのだ。
信号のない交差点「双方とも停止することなく入り乱れてぶつからずに通行している様」はYOUTUBEに紹介されるほどカオスである。
しかしそれが出来ないと「ベトナムの都会で運転するのは難しいのである」(しかしなぜそれができるかは?決定的に速度が遅いからである)
従って「都会の交通事故では致命傷になる事故はあまり多くなく」、むしろ死亡事故は「郊外の空いている道路で速度が速くなったぶつかる」
場合に多いのである。 ベトナムの交通事情は日本のそれとは大きく異なる。「安全第一、保険もしっかり」の日本とは
全く違うのである。だから「GRABと言う交通手段が普及しているが、もし事故った場合の補償などは【無い】と思うことだ」
(タクシーも同じである)
だから「結構なスピードで走る車でも、ドライバーはシートベルトもしていないが、自分は必ずしたほうが良い」そして「GRABバイクでは
必ずヘルメットは着用すべきなのだ」 交通事故で死んでも「ベトナムでの保証額は50万円~生前200万円程度」と聞いたことがある。
これを聴いた日本人旅行者も心配なら「自己防衛方法」を「考えるべきだろう」
未だにベトナムと言う国は「交通ルールはほぼない国であることを理解してほしい」、だからこそ「たまにベトナムに来るときは」そのことを
充分に理解し「安全第一で過ごしてほしい」、事故に遭っても「日本のような手厚いシステムなど存在しない国である」
日本も同じような道を歩んできたのかもしれないが?。従ってベトナムに来る日本人に注意してほしいのは。
★ベトナムに来たら「日本の交通上の常識」をすべて捨て去り「信号無視、逆走有、歩道にもバイク、側道から一時停止なしで車やバイク、
が出てくる、等々」のベトナム常識感覚に早く慣れることである。不満や批判をしても仕方がない、現在のベトナムとはそういうレベルの国であることを
自覚してほしい。そうでないと「痛い目に合う」
これが昨日の事故現場、タクシーは日本でいう優先道路を走っていたが、側道から
一時停止もせずに出てきたバイクと衝突。幸いスピードは出ていなかったので「バイクの女性」も軽傷
声高に何か不満を運転手に言っていた。この場所で2年で3回の事故?多いか少ないか?
ベトナムでは「何が起こっても不思議ない、と考えて運転しないと痛い目に合う」
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