penso che ・・・

サッカー愛する皆さまご機嫌いかがでしょうか? ・・・盛り上がりましょう!

総括 パート1

2010-07-10 22:49:05 | Weblog
3位決定戦、決勝戦が残っていますが
今大会を振り返ります。ま、パート1ということで(笑)

この大会、面白かったか?面白くなかったか?と聞かれれば・・・
「面白くなかった」

大会途中にも述べましたが、道具が主張をしてはいけません。
“ジャブラニ”が大会を演出し過ぎました。
道具は、スポーツメーカーの努力で日々進歩していますが、
道具の主張は、反省点としなければならない点だと思いますよ。

サッカーボールは、五角形20枚、六角形12枚というこれまでの
発想を崩しても構いませんが、選手の技術で、曲げるものでなくては
ならないと思います。

同じ高地の大会であったメキシコ大会。
高地という話題はありましたが、大会ボール「アステカ」には
「ジャブラニ」のようなことは、なかった筈です。

面白くなかった理由としては、これも大会前、大会途中にも述べましたが
クラブレベルの大会の方が、当然の成り行きですが、レベルが高いからです。

クラブレベルの大会のレベルが上がり、クラブを強化するために選手を補強する
ことで、大会を去った強豪国が居ましたね。
イングランドは、確かに ルーニー、ジェラード、ランパードといった
ワールドクラスの選手は居ましたが、

ルーニー以外は淋しいメンバーばかり、プレミアリーグは最高峰のリーグと
言われていますが、外国人選手にポジションを奪われている点が、早期敗退の
道を辿ってしまった原因でしょう。

セリエAも同様です。

スペイン、ドイツと比較すれば、一目瞭然でしょう。

アフリカの大会なのに、アフリカ勢で決勝トーナメントに進出したのは
ガーナのみ。

今大会は、開催国を含め「5枠」あったわけですが
南半球での大会であった32年前のアルゼンチン大会では、チュニジア1国のみ

身体的能力が高いものの、「サッカー」という競技を知らない各国が
欧州の指導者を招き入れ、「サッカー」という競技を学んでいった。

90年代に欧州でも通用するアフリカのプレーヤーが現れ、ボスマン判決以降
安く、身体能力の高いプレーヤーが、フランスやオランダあたりから
輸入されはじめ、浸透していく。

フランス、オランダを足がかりに、レベルの高い上位国のリーグで、主力として
活躍する選手が多く見られるようになる。
32年を経て、欧州から招いた指導者よりも1人の選手(もしくは複数の選手)が
影響を持つようになり、

チームとして成立しづらい状況が生まれた・・・

地元アフリカの大会であるのに、上位に進めなかったのは、こういった点では
ないのでは?と私なりに考えます。

アジア勢の健闘は、冬の大会というアシストと
クラブ重視のサッカーが、国としてのレベルの停滞を生んだこと
結局、世界との差が縮んだのではなく、世界が落ちたことではなかったのか?

アジア勢とひとまとまりに括ってしまったが
敗れはしたが・・・
次代に繋がるのは、韓国、オーストラリアと思う。


雅104