月光院璋子の映画日記

気ままな映画備忘録日記です。

☆2008年2月前半の映画三昧リスト

2008年02月15日 | ■2008年 2月の映画鑑賞

2008年2月上旬の映画三昧記録は、以下のようなラインアップとなりました。 


   は、初めて観た映画 
   ●は、過去にも観ている映画


◎「北村透谷 わが冬の歌」ーーー★ブログで別立てでアップしています。

◎「ビューティフル マインド」

この映画も語りつくされている感がいたしますけれど、
ロン・ハワード監督らしい映画であり、監督の代表作となった作品でした。主演の二人以上に、エド・ハリス、ポール・ベタニー、子役の女の子(ヴィヴィアン・カードーン)そしてクリストファー・プラマー他の出演者の存在感が、それぞれに大きかったなあと改めて思いましたね。

◎「シティ オブ ゴット」

以前観たとき以上に戦慄を覚えました。う~ん・・・・と言うしかないけれど、父なる神と聖霊とイエスを三位一体とするなら、貧困と教育の欠如と暴力もまた三位一体だという世界。そうした現実を前にして、信者ではないわたくしは祈ること以外に何も出来ないと感じた次第です。

命の重さという言葉自体が冗談に思えてくるくらい、そんなものは世迷いごとだと思えてくる映画。それにしても、武器を手にしたときの子供たちの目の何て輝いていたことか。


◎「スネークフライト」
http://www.movie-eye.com/snake/

蛇の苦手な方には、おススメしませんが(ジョーク)
面白いパニック映画でしたよ。

◎「ギア」
http://movie.goo.ne.jp/dvd/detail/D111869400.html

最後までどうなるか予想がつかない展開で、とても楽しめます。サスペンスやホラーが苦手な方には、ちょっと不向きかもしれません。

◎「闇打つ心臓」

闇打つ心臓 2、この映画も、以前取り上げたような気がするのですけれど・・・キャスティングが絶妙でした。

◎「フライト 93」
★http://avexmovie.jp/lineup/flight/index.html

今日まで何故か観たいと思わなかった映画。事実をベースに制作された重い真実というからには、立場の異なった側にとっての真実もあります。こうした映画で、どこまでそれが観る側に伝わるかは保証出来ませんけれど、『ハイジャックフライト93』も合わせて観たいと思いました。
皆さんにも合わせてご覧になられることをおススメしたいです。

◎「黒船」(「バーバリアンと芸者」)

ジョン・ウェインが幕末の≪叶姉妹≫と出会ったら、こんなツーショットになるのでは、という印象でしたが(爆)、幕末の開国と通商をジョン・ウェィン的なアメリカの目で見たら、こうなるのかしらという意外感と違和感が生まれ、面白い体験でした。ハリス提督と唐人お吉と呼ばれた芸者、彼女を演じた安藤永子という女優さん、叶姉妹のお姉さんの方に似ていてびっくりですよ。

●「タブロイド」
●「エリザベス」
   ----★別立てテ取り上げましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。

●「ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯」

ビリー・ザ・キッドの映画はかなり観てきたけれど、この映画のビリーだけは、外見的にも腑に落ちなかったですね。
ビリーのキャスティングはミスキャスティングだなあと。

何と言っても、クリス・クリストファーソン。けれど、何と言っても監督がサム・ペキンパーです。ジェームズ・コバーンのパット・ギャレットには、ちょっとしびれました。ビリー・ザ・キッドじゃない仮想のガンマンでの映画だったら、なかなかの出来だったかもしれません。無法と埃と血に象徴される西部劇が堪能できたなあという気持ちになります。


◎「ラスト ワルツ」
----★別立てでアップしましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。

●「パイレーツ オブ カリビアン デッドマンズチェスト」
◎「恋はデジャブ」
●「眠狂四郎勝負」

市川雷蔵の眠狂四郎を見るためだけでも、ご存じない方にはおススメしたいですね。

◎「トリスティ・シャンディの生涯と意見」

ナンセンス映画として笑えた映画でしたね。眠れない夜におススメかもしれませんが、映画にストーリーを求められる方や真面目な方には不向きかなと。

●「羊たちの沈黙」

語りつくされている感がしますので、ここでは一言。アンソニー・ホプキンス同様、ジュディ・フォスターの若々しさに思わず注目!して愉しめました。

◎「フォー ウェディング」
★http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16670/

とにかく台詞に笑わされました。さすがイギリス映画!というべきか、実際結婚の披露宴の席上でこうしたスピーチがあったら、相当顰蹙を買うでしょうけれど、或る意味、だからこそ、そういうスピーチを聞いてみたいものだわと思えたほど。笑えました。

◎「ホリディ」
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id326504/

独身のお年頃の夢見る夢子さん、そして、身勝手な殿方に人生を台無しにされそうなキャリア抜群の独身女性。
そんな女性たちにとってメルヘンのような恋物語ではないでしょうか。ほんわか気分を味わいたい全ての女性におススメの映画ですね。未見の方は、DVDを借りてご覧になってください。安心して愉しめるメルヘン映画です。

●「ロック ユー」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=235845

瓦職人の息子として生まれた男の子が、父の願いを背負ってりっぱな騎士を目指して成長していくビルドゥングスローマン小説さながらのストーリー。愉快な映画となっているのは、キャスティングの成功でしょう。何といっても主人公のウィリアムを演じたヒース・レジャーが二重丸。
そしてチョーサー役のポール・ベタニー、ルーファス・シーウェル、アラン・テュディックがなかなかいい味を出していて存在感がありました。何度観ても楽しめるのは、そうした脇を固めた俳優たちの存在が大きいからですね。主演のヒース・レジャーは先月急逝し、とても惜しまれます。薬物の怖さ、薬物依存の問題はハリウッドに限りませんが、かえすがえすも残念でなりません。


◎「ラスト ショー」
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD9528/

白黒映像で語られるものが、胸に迫りました。アメリカの1950年代でしょう、テキサスの田舎町の景観、その未来のないな町の人々の生き様や人生、救いのなさとでもいえばいいのか。見終えた後、思わず、大都会以外のアメリカの田舎町のこと、アメリカの近現代史を考えさせられました。

●「プロミス」

中国韓国日本のアクションスターが揃ったアジア国際映画でしたが・・・一度観ただけではよく分からない内容かもしれませんね。CGやUFXを使っての中華的美意識、東洋的美意識、日本的美意識がまさにてんこ盛りの映像。そういう観点から観れば、映画の映像の可能性を思わせられますが、ストーリーが何とも・・・・・
映像として面白かった点など、別立てでアップしてもいいかもしれないと思っています。

あと数本あったように思うのですけれど、タイトルをメモしたペーパー(何かの切り抜き)が見当たらず失念。いつもより少なかったなあ・・・・という気がするのは、放映されていた映画のほとんど見尽くしていたせいかもしれませんね。ほとんど食指が動きませんでした。それでも、また観ちゃった!という映画が数本。

「ビューティフル マインド」や「エリザベス」など、何度観てもいいけれど、さすがに同じ映画を飽きもせず観てしまう自分に呆れてしまいます。

 


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